陸上ロードレース界ではすっかり定着した感のある「カーボンプレート入り厚底シューズ」。厚底のソール部分とカーボンプレートの反発力が効率的に推進力へ変換されることで長い距離をより速く走ることが出来るようになるとされ、2021年の箱根駅伝ではなんと出場選手のうち 95.7% もの選手が先鞭を付けたナイキの厚底シューズを着用するに到り大きな話題となりました。その後他のメーカーもただ指を咥えて見ているはずもなく、現在では様々なメーカーから発売されるようになっています。 ただ、あまりにシューズの違いが記録に与える影響が大きかったらしく、2023年現在、世界陸連によってトラック・フィールド競技では厚さ 25…