数式処理システムの一つ。
MITによって開発された Macsymaを元に、GPLの下に配布されるフリーソフトウェアの数式処理系。Common Lispで実装されており、CLISP, GCL, CMUCL, SBCL, OpenMCL, ACLなどの処理系で動く。
2000年にsourceforge.netにてmaximaをGPLライセンスの元で公開し始めた。メンテナンスは1982年から2001年までテキサス大のSchelter教授が行っていた。2001年に死去されたので現在のバージョンでは起動時に「Dedicated to the memory of William Schelter.」と表示されます。
Maximaのサードバーティーによるフロントエンド
また、5.11.0以後 rlwrapを利用した自動補完がなされる付属のrmaximaがかなり使えるものになっている。
インストールに必要なもの
common lisp処理系 (sbclがおすすめ。windowsならclispしか選べないかもしれない)です。tcl/tkがあれば付属のxmaximaが利用出来る。gnuplotがあればグラフィック表示が可能になり、rlwrapがあればコマンドラインでの自動補完が出来るようになる。