オープンソース C++ GUI フレームワーク。Windows, Mac OS X, Unix など多くのプラットフォームに対応している。 wxWidgets 自体はUI部品(ボタンなど)の描画は行わず、各プラットフォームのUI部品を呼び出すラッパーのような役割を果たすため、どのプラットフォームでも、プラットフォーム標準にそったLook & Feelを提供出来る。
今回はVisual Studio 2019でwxWidgets 3.0.5のビルドが失敗する問題と、MinGW-w64でwxWidgets 3.1.4のビルドが失敗する問題の対策です。 wxWidgets 3.0.5 + Visual Studio 2019 問題 対策 wxWidgets 3.1.4 + MinGW-w64 問題 対策 素直にVisual Studioを使おう 参考 wxWidgets 3.0.5 + Visual Studio 2019 問題 wx/wxcrt.hの中のwxStroll()に関してテンプレートのエラーが吐かれます。wx/wxcrt.hにてwxNEEDS_DE…
Kitachisukuです。 今回は、 自分が個人的に気になっていた、 「アプリで使われている描画システム」について調べてみました。 ※つかわれているもの(Electronなど)についても書きます。 1.プログラミング関連アプリ Visual Studio Code Godot Engine 2.ブラウザ Chromiumとその派生 FireFoxとその派生 Internet Exploler 3.音楽関連 LMMS 4.画像関連 Inkscape CinePaint 5.そのほか BitTorrent 6.まとめ 1.プログラミング関連アプリ ・Visual Studio Code 自分がい…
今回はGitHubのREADMEでよく見かけるCoverity Scanのバッジをつける流れのメモです。 ← コレ Synopsys Coverity Scan とは 今回利用するプロジェクト 手順 GitHubとの連携 プロジェクトの追加 解析 バッジを貼り付ける Synopsys Coverity Scan とは Coverityは、Synopsys社が提供する静的コード解析ソフトウェアで、Coverity Static Analysisではビルドのプロセスから生成したグラフから網羅的な解析を行います。Coverityではこのような方式をとっていることから、低レベルなエラーなども含めた高精…
C++のコンパイラを自由に選べる環境ならば、GNUのg++を利用したいと考えている人は少なくないかと思います。Windowsでは、MinGWやCygwinなどを利用することになると思いますが、付属されているWindows SDKが完全なモノとは限りません。今回は頻繁に利用されないWindows APIを利用し、不完全ゆえのエラーが出力された時の対策を考えます。 Microsoft UI Automation Microsoft UI Automation (UIA) は、プログラムからWindowsのGUIのコンポーネントを操作するためのAPIです。前身であるMicrosoft Active …
Linux 環境でも ODBC 接続をスレッド内で利用可能なのは確認できました。 もう一歩進めるとスレッドプールやワーカースレッドの話が出てきますが、どうせならGUI を絡めてみたくなりました。 ウィンドウを表示して、そこに結果セットを表示したくなるのは自然だと思います。今回は GUI framework に Nana C++ Library を利用してみました。 実行結果とソースコード 2 つのクエリを実行し、結果を表示するサンプルです。 開始ボタンをクリックすると、フォームに表示される2つの nana::listbox にそれぞれのクエリの実行結果を表示します。 ・main.cpp nan…