Roadsterでドライブ 四国一周 2日目 室戸岬〜桂浜〜仁淀川 鯉のぼり〜四万十川

ロードスター 四国


6:40 恵比須浜キャンプ場出発。出発してすぐのところにある「恵比須洞」を散策。なんて事はない景勝地ですが、水がエメラルドグリーンで、絶壁の岩石とのコントラストが綺麗な洞門でした。そのまま昨夜お風呂をお借りした「白い灯台ホテル」を過ぎた先に、6月〜7月頃にウミガメが産卵にやってくる大浜海岸があります。R55を室戸に向かう途中の出光で給油。ここはハイオク¥160也。3615.2km/30.84L = 11.8km/L。そのまま海岸線を下ると反対車線でねずみとりの準備中。昨日恵比須浜のおじちゃんが、室戸に向かう道は快適だからついつい飛ばしちゃって、ねずみに捕まるんだよね。と行っていたのを思い出し、ペースを落として走行。所々の海岸ではサーファーの皆様が大勢波をまつ姿がありました。確かにここでサーフィンすれば気持ちよいだろうなぁ。




8:30 そろそろ室戸岬に近づいてくる。海洋深層水の汲み上げ工場のような所を過ぎると、右手に「弘法大師修行の地」なる場所を発見。覗いてみると、切り立った岩場に2つの岩窟があり、ここで弘法大師さんは修行をなされたのだとか。岩窟の奥から外を覗くと、荒々しくも真っ青な太平洋が望めます。


ちんたら走ったせいかGWで交通量が多かったのか、予想よりもちょいと遅れの8:40に室戸岬に到着。駐車場にロードスターを停めて遊歩道を進むと左右には熱帯性の植物が茂っていて、ほんと南国気分。日差しも大分強くなり、今日は29度まであがるらしい。岬の突端は黒々とした岩場に波が砕けて、これぞ日本!」と行った感じの風景でした。


まだ朝ご飯を食べていないので、食べれそうな所を探していたら、どうも、この辺のお店(道の駅の中の食堂とか)は10:30〜11:00からのところが多いみたい。R55を流していたら国道沿いの左手に喫茶店アロエ」というお店を発見。9:30 「アロエ」さんに入り、モーニングセットのホットケーキをいただく。もくもくと食べながら、お店にあった高知県のガイドブックを眺めて今日の予定を組み立てる。

10:20 出発。ガイドブックでみた吉良川沿いにある、「石蔵と土佐漆喰」の建物保存地区を散策。特にナニがある訳じゃないけど、こういった建物を保存して残していくことは大切ですね。先を急ぐので、10分程散策して再びR55を北上。


11:30 こちらも歴史的建造物。安芸の「野良時計」、岩崎弥太郎の生家を見に国道を折れる。屋根に三菱の家紋があり「あ〜これがあのロゴの原型なんだ」と納得。再びR55に戻り西へ。



12:40 赤岡に江戸時代に住み着いたと言われる、狩野派の絵師 金蔵の絵を楽しめる美術館があるらしいので行ってみることに。ちょっと変わった展示方法で、基本的には複製を展示してあり、ロウソクのような薄暗さの中で「絵金」が描いた様々な物語の屏風絵が見れます。入館すると提灯(中は豆電球)をわたされこれをかざして鑑賞します。アイデアは面白かったですが作品の数やレプリカであることからかわかりませんが、ちょっと物足りなかったかな。でも「絵金」と呼ばれた絵師のことを知れた良い機会になりました。


絵金蔵HP:http://www.ekingura.com/

絵金蔵
〒781-5310
高知県香南市赤岡町538
Tel.Fax 0887-57-7117


13:15 出発。愛用している昭文社のバイク用地図「ツーリングマップル中国・四国」に、野市の近くにある「エチオピア饅頭」なるものを探したが見つからず断念。R55を県道45で左折し、続いて高知龍馬空港近くにいくつか残る、太平洋戦争時代に飛行機を格納していた掩体壕(えんたいごう)へ。田んぼの中に埋もれている姿はなんだか「ナウシカ」の蟲(オーム)の様でした。元々この辺はは高知海軍航空隊の飛行場だったんですね。今は田んぼになっていますが、以前は広大な所だったのでしょうね。駐車スペースもないのでクルマを流しながら見物し、高知龍馬空港の滑走路が見える所に移動。ちょうどANAボンバルディア機が着陸したところでした。しばらく待っているとJAL機が(737かしら?)滑走路に入ろうとしています。これはチャンス!ロードスターと一緒に撮影!



13:50 出発。県道14号に入り西へ。浦戸大橋を渡るとすぐそこが桂浜。
14:45 駐車場に入るのに30分もかかりうんざりしましたが、土佐の定番観光スポット「桂浜」に到着。ここに来た目的は、坂本龍馬像でも、桂浜でもなく、土佐闘犬センターだったりします。ちょうど15:30から闘犬をやるとのことで、チケット購入。¥1,500也。それまでの間、暇つぶしに龍馬像、桂浜を散策。途中で名物(?)アイスクリンをいただく。シャーベットのようなアイスのような何とも言えないお味。闘犬ショーは、現横綱の犬が威風堂々の土俵入りして、その後別の2匹が対決します。2匹は鳴き声も出さず黙々と戦い相手の首に噛み付いたまま離さず両者引き分けで終わりました。闘犬を見終わってからは、資料館を散策。元々土佐犬って可愛らしい犬だったのですが、ブルドックなどと掛け合わせることで、現在の姿になったようです。階下には土佐犬の子犬が3匹お休み中。チビは可愛いね。





16:00 桂浜を出て県道14を海沿いに西へ。朝喫茶店で見た「るるぶ」に載っていた、清流の中に、和紙製の鯉のぼりを流しているという仁淀川へ。16:35 和紙の生産が有名な「いの町」にかかる仁淀川橋に到着。河原は観光客のクルマでいっぱい。クルマを停めて橋の上まで歩いていくと、川の中にいくつもの鯉のぼりが!ちょっと形や模様は変わっていますが、清涼感があり素敵です。「和紙の街+清流 仁淀川+GW企画 = 清流の鯉のぼり」これは面白いアイデアですね。クルマに戻る途中、出店でヒヨコ釣りをやっていました。手のひらにすっぽり入るかわいさ。思わず持って帰りたくなりますが、すぐに鶏になってしまうかと思うと・・・



17:10 出発。県道39を南下しR56を西へ。影野駅の先の交差点を右折し県道323へ。県道19を右に進み松葉川橋を渡り右折。その先の川沿いに入った所にある「三堰キャンプ場」が今夜の設営地。四万十川のほとりにある無料のキャンプサイト。昨夜は波の音、今夜は川のせせらぎがBGM。


19:00 設営を終えてから、夕飯を食べにR56沿いの道の駅「あぐり窪川」へ。ここはナチュラル指向な食品を中心においてあるらしく、レストラン、パン屋さんも併設。名物「豚まん」と鰻定食をいただく。食事をちゃっちゃとすませて19:40出発。焦っている理由は「松葉川温泉」が21時までなので、これを逃すとお風呂に入れない!県道19をひた走り、県道322を左に折れるとかなり道幅狭し。辺りは陽も落ちているし、街灯もなし。20:00ジャストに到着。あと1時間ある!(受付は20:30まで)お湯はいわゆる美人の湯(ナトリウム温泉)で肌にまとわりつく感じのヌメッとしたお湯。体が温まるかなり良いお湯です。露天も四万十川の支流を眺めながら、空には星が見えて素敵な温泉です。



21:00 松葉川温泉を出発。来た時よりもさらに暗く狭い夜道を駆け抜けキャンプ場に戻る。21:30 仮の我が家に到着!荷物を降ろして就寝。今日も良く走りました!

本日の走行距離:20,835km→21,143km 308km