2012-05-15
■[つれづれ][手仕事]よもぎ染め・ログウッド染め
ぐりたんの散歩コースである空き地に生えているよもぎでよもぎ染め。ぐりたんも近所の犬もおしっこをひっかけている場所なので、なるべく奥の方の汚れてないものを刈り取り、水洗いをしっかりして煮出しました。綿と麻、アルミ媒染と鉄媒染では微妙に色が違います。鉄の方が好み。(写真奥の巻いてない糸の方。)
今は織らずに糸を染めています。織りたい気持ちはあるのだけど、今は糸の準備。
ログウッドというと、梨木香歩さんの「からくりからくさ」を思い出します。
つらい出来事の後、思いつめたように紀久さんが蓉子さんに「ログウッドを劇物である重クロム酸カリウムで媒染して、完全な闇の色である黒に染めてほしい」と頼むシーン。私の中で「ログウッド=重い闇の色」というイメージが出来上がっており、染料を購入したものの、なかなか染めようという気になれないものだったのです。が、これが染めてみると、なかなか面白い植物染料でした。
「からくりからくさ」にも、
鍋に水を入れ、石炭のようなログウッドの塊を砕いて入れる。ステンレスの鍋肌にエキスのイソジンのような茶系の赤味と青紫が分かれてつき、消えてはまた現れる。
とあるように、チップの状態では赤茶色、水に触れると褐色だったり、紫だったりして、不思議な色が出るものなのです。私はアルミ媒染と鉄媒染で紫とグレーに染めました。重クロム酸カリウムを使うことは一生なさそうですが、紀久さんが求めた闇のような黒は、どれほどの深さなのだろう…と想像せずにはいられませんでした。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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初めて読んだ時より、植物染料の名前が身近に感じられるようになりました。これから先も幾度となく読み返すことでしょう。
2012-05-13
■[つれづれ]フィールドオブクラフト倉敷
新緑の美しい中国山地を眺めながら、倉敷へ。
お昼過ぎに到着して、パンフレットをいただいて、真っ先に目に入ったのは楽しみにしていた森文香さんのブース。
いつもブログやあちこちのイベント告知で作品を拝見していて、「なんて美しい色使いをされる方だろう…」と思っていましたが、実際の作品も繊細で美しく、「あぁ、来てよかったなぁ」と思いました。以前、購入しようと思っていた東京手織りの卓上機を持ってきていらっしゃいましたよ。高機と併用されているそうです。(卓上機はサンプル用かな?)
経糸に麻、緯糸に綿を使われているのですが、とっても細い糸で織られてる!色の重なりが美しいのですよ。会場をぐるりと一回りしている間にも、森文香さんのストールが気になって気になって。中でも特に気に入った一枚を誰かが買ってしまうのではないかとそそくさと戻ると、「おかえりなさい」と笑って迎えてくださいました。
そして、そして!思いきってストールを一枚買ってしまいました〜!わたくしのお財布にとって安くはないものだけれど、細やかな仕事の手間を考えたら、決して高すぎることはないと思います。
「光の名残り」という作品です。コブナグサ、タマネギの皮、タンガラ、ログウッドで染められた糸で織られています。「草木染めのストール」と聞いて想像するものと、かなり違うのではないかなぁ。
巻いて嬉しく、眺めて嬉しく、触って嬉しい。退色しないように、大事に大事に使おうっと。
今回心惹かれて、いつか作品を手に入れたいと思っているものリスト。
新藤佳子さんのホームスパン、ukiroosh・竹中悠記さんのガラスの器、小原聖子さんの真鍮アクセサリー、尾崎悦子さんのはんこ、yumizu・坂田真由美さんの布、熊谷茜さんのかご。
木の器、陶器、ガラスの器は「いいなぁ」と思っても、使って良さを知っているものがあるので、オットとも「どうしても比べちゃうね」と話しておりました。木なら齋藤正明さん、陶器なら佐々木りつこさん、ガラスならおおやぶみよさん、なのです。
遅めのお昼ご飯を食べて、ぶらぶらしていると「瀬戸の花嫁・川舟流し」が。残念ながら本物の花嫁さんではなく公募モデルさんなのですが、風情があって外国人観光客の方も大喜びでした。
倉敷に行くたびに、「大原美術館に寄りたいねぇ」と言いながら、時間がなくて帰ってしまうので、次こそは余裕を持って大原美術館メインで訪れたいと思っています。
フィールドオブクラフト倉敷は、本日13日も倉敷市芸文館前広場で行われていますよ。興味がある方は是非。

















