風による事故例等

  • 最近の風による事故例
    • 1978年2月28日
      • 21時34分頃、営団地下鉄東西線荒川橋梁で電車(10両編成)の後部3両が脱線、9両目が60度傾き、10両目が横転。21人が重軽傷を負った。
    • 1979年10月1日
      • 0時16分頃、国鉄湖西線近江舞子駅北約500mの上り線を進行中の富山操車場発吹田操車場行貨物列車(34両編成)の18両目と19両目が台風16号に伴う強風により脱線。18両目の貨車の車体とコンテナ4個がコンクリート製側壁を突き破って11m下の田んぼに転落。19両目の貨車は下り線に突っ込んで傾き、台車と車体が外れた。現場の北約10kmにある安曇川橋梁の風速計が、25〜29m/sを示したため、近江舞子駅で停車すべく「38km/hでブレーキをかけながら運転していたところ異常を感じた(機関士)」
    • 1986年12月28日
      • 13時30分頃、国鉄山陰本線鎧〜餘部駅間の餘部橋梁から回送中の和風列車「みやび」の客車全7両が41m下の地上に転落、水産加工工場を直撃した。工場従業員5名と車掌1名の計6人が死亡。工場従業員5名と車内にいた日本食堂従業員1名の計6人が重傷を負った。
    • 1994年2月22日
      • 15時20分頃、三陸鉄道南リアス線小石浜〜甫嶺駅間の矢作川橋梁通過直後に、盛発久慈行普通列車(2両編成)の全2両が脱線、約15m下の水田に滑り落ち、横転。5人負傷。
      • 17時45分頃、JR北海道根室本線広内信号場〜西新得信号場間で釧路発札幌行特急おおぞら10号(7両編成)の前3両が脱線、1両目が左に横転した。28人負傷。
    • 1998年3月20日
      • 19時11分頃、JR九州筑肥線今宿駅手前100m付近で、西唐津福岡空港行電車(103系6両編成)の先頭車両が脱線、約20度傾き線路脇の土手に突っ込む格好で停止。「今宿駅が近づき、減速を始め、駅まで約200mの所を60km/hくらいで走行中に、いきなり突風が来て、浮くような幹事で脱線した(運転士)」乗客78人のうち6人が重軽傷。
    • 2005年12月25日
  • 研究発表
  • 「鉄道強風対策協議会」の設置(国土交通省