ワイドショー的作品要約のガイドライン(ガイドライン）
>>1でスレの説明が手際よくされているので、最初はノーコメント。
ワイドショー的作品要約のガイドライン
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1213098380/
1 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/10(火) 20:46:20 id:UqfddDx5P●
ワイドショーは時に、話題性を高めるため、犯人などが所持していたゲームやアニメなどの作品を悪意的に要約します。
自分たちが好きな作品が妙なとらえかたをされるのは、ある種屈辱的なことです。
しかし、悔しがってるだけじゃつまらない、逆に楽しんでしまおうというのがこのスレ。
マスゴミに先回りして、あらゆる作品の悪意的な要約を考えて楽しんじゃおうぜ！
（実際のワイドショー等からの引用可。もちろん文学や映画なども可）例：
東方シューティング → 萌え系の少女たちが大量の弾丸を打ち合うゲーム
5 名前：水先案名無い人 投稿日：2008/06/10(火) 21:04:10 ID:hPUOtm660
殺人鬼の人格を持つ多重人格の萌え系少女が主人公の小説 → ブギーポップ
7 名前：水先案名無い人 投稿日：2008/06/10(火) 21:12:24 id:hPUOtm660
かつての親友を陰湿な嫌がらせによって死に追いやっていく様を、生々しい心理描写でえがいた残酷な作品 → こころ
11 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/11(水) 00:45:57 id:G02JsBgI0
メタルギア・ソリッド４ ガンズ・オブ・ザ・パトリオット↓
人気戦闘ゲーム「メタルギア・ソリッド４ ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」
ゲームはプレーヤーが戦闘員として、武器を使って次々と敵を倒していく内容。http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1213112252/
12 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/11(水) 03:43:40 id:FH4HiY0A0
害獣と農家の殺伐とした戦いを主題とした、子供をPTSDにさせる絵本→ピーターラビット
13 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/11(水) 03:50:40 id:jBSGtOVT0
武装した若者たちが徒党を組み、趣味感覚で狩猟を行うゲーム → モンスターハンター
16 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/13(金) 07:41:26 id:bECFuuzW0
妄想癖のある飛行機乗りが純真な子供に出鱈目を吹き込む話 → 星の王子さま
17 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/13(金) 14:11:57 id:XsD5PWgG0
主人公がわがまま勝手にご飯を食べる話 → 孤独のグルメ
18 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/13(金) 22:34:28 id:XSybyfyQ0
一人では何もできない少年を、甘やかせて、更にダメな少年にしてしまう話 → ドラえもん
21 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/19(木) 01:01:01 ID:7T+MuFD/0
少し濡れただけでパンを廃棄処分するお話→アンパンマン
生首ビリヤード→アンパンマン
22 名前：水先案名無い人[] 投稿日：2008/06/19(木) 01:03:11 id:Tw6VJTZq0
中年の男性がゴリラを工事現場に追い込み最終的に転落死させる動物虐待ゲーム
↓
ドンキーコング
23 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/19(木) 01:07:19 id:DZNZLDYS0
親族同士で陰湿に腹を読みあい、ののしり合い、足を引っ張り合う家族の物語 → 渡る世間は鬼ばかり
24 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/19(木) 01:32:12 id:ftpUVnvs0
>>23
親が見てたけど、何が面白くて見てるのかわからなかった。
31 名前：水先案名無い人[sage] 投稿日：2008/06/19(木) 21:21:06 id:DP1gxaRt0
zakzakの記者は>>1を見て書いたのか？“ゲームと無差別殺人”両者に因果関係はあるのか？
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008061830_all.html「これが『東方』で使われたのと同じ武器なんだ」。加藤容疑者は犯行当日の８日朝、
こう言って友人にナイフを渡していた。
「東方」シリーズと呼ばれるのは、美少女らがナイフや弾丸を敵に浴びせて倒すゲーム。
加藤容疑者は主人公が使うナイフを“形見”として友人に残していた。
まあ、ゲームをプレイした人が何人いるか知らないが、ほぼ100％すべての人はゲームだけで満足するわけで。
また、ネットでも明らかに疎外されてる人間の犯罪によって、ネット全体を悪者にされても困ってしまうわけで。
異常行動を起こす奴がいたとしても、それはその人間が異常だったとしか言いようがないですね。
（追記：コメントでも指摘されてましたが、この辺の記述がテンプレくさいのは十分に自覚しております。でも、マスコミもテンプレにはまってるわけだから、テンプレにはテンプレで対抗するのが一番効率的ですし。マスコミの影響力に比べればネットの影響力など微々たるものですし。それに、論理的に間違ったことは書いてないと思ってます）
というか、犯人が「ワイドショーで有名になりたかった」と発言してるのはなぜスルーするのか？
参考１：無差別殺人はTVが楽しそうな人ばかり映すのが原因
http://betatics.seesaa.net/article/91393533.html
昔、社会人になってから何年か経過してから。それまで知り合いだった連中と疎遠にはなるし、会社に腹を割って話せる同僚もいなかった。独り暮らししてたから家族と話すこともなかった。要はプライベートな会話が全然できない状況だった。そんな状況がずっと続くと、何だかその状況がずっと自分の人生で続くんじゃないかって思うようになってた。そして、どうして自分はこんなに苦しんでいるのに、道行く人々やTVの中の人々は楽しそうなんだ、って思うようになった。どうして自分だけがこんな貧乏くじを引いているんだって。俺だってホントならTVや街行く人々みたいな人生が送れる筈なのにって。
そして、そういう社会に対して、どうせ俺なんかとるに足らないミジンコ以下の存在なんだ、俺なんかどうでもいい存在なんだ。だったら俺だってお前ら社会のことなんかどうだっていいよ、いや、もっと強い敵意と言うか、憎しみを持つようになってた。周りをまきぞいにしてお前らもろとも自滅してやる！って。
正直、ネットやゲームなんぞよりテレビの方がよほど罪深いと思う。ネットの影響力とテレビの影響力、どちらが大きいかと考えれば答えは明らかなわけで。ネットは、コミュニケーションが下手な人にもゆるいつながりを持たせてくれる優しさがあるが、テレビは一方的にある種のイメージを押しつけるばかりで、それになじめない人間には不快感しかもたらさない。
犯罪報道のあり方も質が悪すぎる。テレビや週刊誌を見てると日に日に世の中が悪くなっているような感覚にとらわれるが、そもそも悪いニュースの方が「受ける」からやってるだけで。下のサイトを見る限り「昔は良かった」と言うのは正しくないように思えます。
参考２：少年犯罪データベースドア-通り魔事件の映像
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/51651790.html
拙著『戦前の少年犯罪』に「戦前は通り魔がやたらと多いのが特徴で、ほぼ毎日、全国どこかの新聞で記事を読むことができます。」と書きましたら、この表現が大げさではないかと引っかかる方がいたようですので細かいことを記しておきますが、私が目にしたものだけで年に200件近い通り魔の記事がありまして、私が読んでいるのは全国の新聞の半分もありませんから「ほぼ毎日」というのはほぼ正確だと思われます。まあ、きっちり数えているわけではありませんので、あくまで「ほぼ」の話ですが。なお、その記事は「これで5件目」とか「7件連続」とかいうのがちょくちょくあるので事件件数は非常に多いです。
戦後も昭和30年代までは似たような状況で、その頃の日本がいかに殺伐とした時代だったかはこんな映像でも窺えます＜中略＞
昭和30年代はこんな事件ばかりで、こちらの新聞記事なんかでも当時の異様な世相はわかるかと思います。これはほんの一部で、当時の新聞を読んでるとなんともすごくて陰鬱な気分になりますですよ。少年犯罪データベース 異常犯罪も参照していただければ。いまはほんとに平和な世の中になったもんです。
リンク先を見る限り、日本では通り魔殺人は年に10件行かないくらいのようです。もちろん、理不尽な犯罪の被害に遭われた人がいる以上、この数字を少ないというのは語弊がありますが。ただ、日本くらい人口の多い国でこの件数と言うのは、それほど恐怖におびえる数字ではないのでは・・・・これくらいなら、秋葉原での事件のような異常事態より、殺意もない単なる交通事故に遭うことを心配した方が妥当な気はします。まあ、センセーショナルな犯罪報道も、防犯意識の強化と言う点で意味がないことはないと思いますが。
特に、リンク先のデータによると平成元年から平成6年くらいまでは一件か二件くらいの年も多く、うまくいけばこうした被害がゼロと言う年もあり得るかもしれないレベルです（最近のデータは警察庁のサイトでも見れるようです）。最近はわずかながら増えていることは残念ですが・・・・ただ、個人的にはこれは「青少年の心の闇が云々」と言うワイドショーがお好みのフレーズより、「バブル崩壊後の不景気が人心を荒れさせた」という説明の方がしっくりくるんではないのかな、と。カネがあっても犯罪を起こす異常者もいますが、カネがなくなって追い詰められた人間の方が犯罪を犯すリスクは高くなりそうな気はしますし。
景気と犯罪の関係については、このサイトが以前注目されてましたね。
参考３：犯罪の九割は失業率で説明がつく
http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_80114.html
大竹先生は犯罪「率」だったけど、ここでは「件数」を使っている。『犯罪白書』に載っている「交通関係業過を除く一般刑法犯の認知件数」である。まず、これを、その年の失業率で単純に回帰させた結果が次のようになっている。
1953-2004(観測数52)
犯罪件数＝749523.5＋348753.6×その年の失業率
(15.4368) (19.1076)括弧内はt 値である。重決定係数は0.879547、定数項と係数のp値はそれぞれ、1.17×10^−20、1.25×10^−24である。つまり、犯罪件数の88%はこの式で説明がつき、本当は関係ないのにたまたまこんなふうになった確率がこのp値しかないということ。統計的に有意も有意である。
これだけでも十分いい実証結果なのだが、清水君は、失業してから犯罪が起こるまでにラグがあることを考えて、犯罪件数を、過去数年の失業率の平均で回帰することを試みている。その中でも最も成績のよかった、過去四年の失業率の平均で回帰した結果は次の通りであった。
1956-2004(観測数49)
犯罪件数＝684998＋392844×過去4年の失業率の平均
(14.93) (21.92)重決定係数は0.91089、定数項と係数のp値はそれぞれ、1.83×10^−19、2.55×10^−26であった。とんでもなく有意である。
まあ、結論から言うと、私は下記のブログの意見にかなり同意です。金持ち喧嘩せずというやつですね。
参考４：Baatarismの溜息通信：マクロ経済政策は社会の安全にも大きな影響を及ぼすのでしょうね。
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080612
昭和30年代までは通り魔事件が非常に多かったと言うことは、昭和40年代の高度経済成長によって日本社会が全体的に豊かになった結果、通り魔事件が激減したということになると思います。<中略>
昭和40年代の日本はマクロ経済政策の成功により通り魔事件を激減させ、ここ15年の日本はマクロ経済政策の失敗によって通り魔事件を増加させました。ということは、あの秋葉原の事件のような悲劇を減らすためには、まずマクロ経済政策によって、日本経済をデフレ不況から脱出させ、安定成長に戻すことが必要でしょう。それがなければ、いくらナイフやネットやオタク文化を規制しようが、あるいは派遣労働や非正規雇用を規制しようが、別の形で通り魔事件や大量殺人事件が起こるのではないかと思います。
世の中には一定量の異常者が存在しますし、完全に排除することはほぼ不可能かと思います（もちろん、それに向けて最大限努力すべきですが）。ただ、ウイルスを取りこんでも体調のいい時は風邪をひかないようなもので、社会全体の景気が良くなれば犯罪はほぼ間違いなく減ると思いますね。
それにしても、私はテレビを見ないので誰がどういうことを言っているのかよく分からないのですが、ネット上で確認できる限りでもいわゆる識者と呼ばれる人は「ゲームが」「ネットが」と愚にもつかない「魔女狩り」を続けているような感じのように見受けられます。
もしそうだったら、先日死刑執行された宮崎勤事件以来全く進歩がないなあ、と言わざるを得ませんが。
まあ、ギリシャ・ローマ時代から「今どきの若い者は」と言うフレーズは使われてたらしいですからね。おそらく、今後も小道具が変わっただけで、中身は昔と大して変わらない異常犯罪について、適当な原因をつけて魔女狩りを続けるのでしょう。
ふと思いましたが、たとえばこういう事件の容疑者がドストエフスキーの「罪と罰」とか読んでたとしたらどうなるんでしょうね。あれって貧困な若者が強盗殺人を行う話なんですけど・・・・。
