「高度な思考停止」

アキラ@174時間目



あうあう、早くマガジン発売日にならないものだろうか……


●画像の話
とりあえず画像の話なんですけど、前髪の形とか黒髪を考えると木乃香かアキラの二択なんですね。
答えはアキラです。単に口を閉じてるだけでアキラに見えてしまう。錯覚かもしれませんが、微妙に比率も違っているように見えるんで不思議です。絵を描く人には違いがもっと良く分かるのかもしれませんけど、少なくともアキラは笑うときに口を閉じる傾向がある、ということだけは私にも分かりました(笑)
この手の描き分けをみると「ネギまっていいなぁ」と再認識させてもらえるのです。


以下はネギまにはまったく関係ない話です↓


●韓流ドラマの日本事情?
日本オタクがつくる韓国ドラマ映画*1
http://nandakorea.sakura.ne.jp/frame.html


有名なんでご存知の方も多いと思いますが、
「冬ソナ」は「君が望む永遠」をパクッたもの、「秋の童話」は「加奈〜いもうと」をパクッたもの、という内容を取り上げているサイトさんです。


ごく穏やかな表現で言えば、本当にパクッたのかどうか真偽は定かではありません。なんて穏やか!(笑)


この内容を書こうと思った直接の動機は、物語三昧さんが「君が望む永遠」を取り上げていたからです。
パクリ疑惑のことを知っていたら当然「ちょっ、それ、逆輸入っ……」というツッコミを入れたくなるのが千雨マインドというべきものでしょう(単に品性の問題で、分かってても触れないだけという可能性もありますが)


正直に言って、私は「君が望む永遠」も「加奈〜いもうと」にも触れていません。恥ずかしくてなかなか買えない*2という部分は正直あります。
その一方で冬ソナ、秋の童話夏の香りは大体見てます。(テレビでやってたんで)
この問題は「パクッたから韓流はダメ」みたいな脊椎反射的な嫌悪感で処理しないで、可能な限り良いものは良いという立場を採用していただきたい。




実際問題、日本で「君が望む永遠」や「加奈〜いもうと」をドラマ化したってダメだったろうと思います。厳しいことを言うようだけど、韓国だから巧くやれたんじゃないかな?ぐらいに思ってるぐらいです。


 第一、日本で先にドラマ化できないのはなんで?っていえば、本当に良い物だった時にそれを選択するセンスが無いからです。その原因に「エロゲ=オタク」みたいな嫌悪感が関わっていようがいまいが一切関係ないし、言い訳なんかできやしません。せいぜいがエンタメでしかないのに「日本文学の高尚さ」などというものにしがみ付いて気取っている場合ではありません。
その結果はどうなったでしょう?
つい最近、ペ・ヨンジュンの収入が報道されていたのを覚えていますか?



●どう考えるべきか?
この話は大きな枠で考えると、かなり複雑な話だと思います。完全に把握しきるのは難しいでしょうね。



●パクリ問題と著作権問題
まず、パクリというならば、聖書などの神話体系の影響下から逃れている作品などない!という事実を認識しておかなければなりません。先行作品が存在する以上、極論を言えば現在の作品にオリジナリティなどは存在しません。
 逆に、オリジナルである必要がどうしてあるのでしょう? 消費者の立場からみたらオリジナルじゃなきゃ楽しめないどんな理屈がありますか? そんなものはありはしません。大勢は自分が楽しければOKです。
しかし著作権の問題を無視していいとは思いません。まるまま盗作しておいて、私がオリジナルですと吹聴したり、偶然似たような作品を作りましたとイケシャアシャアと言うような奴らに信頼を置くことはできません。
盗用を認めた場合、金銭問題に発展するからとかって事情は言い訳にはなりませんしね。



●コンバート
この話は、他メディアへのコンバートに成功した例だという視点が必要だと思うんです。
涼宮ハルヒの憂鬱なんかはラノベからアニメへという媒体の違いを超えて成功した稀有の作品*3であったのですが、冬ソナもゲームからドラマに変換させることに成功した稀有の作品だという視点があっても良いと思うのです。いや、真偽のほどはわからないので仮の話でしかないんですけど(笑)
 このメディア間コンバート*4は、手法の確立が急務なのだと思います。
テレビドラマにマンガ原作のものが増えてきていることを考えても、日本のエンタメはいわゆるオタク文化にはっきりと侵食されつつあります。もう誤魔化すのは無駄というものです。
私は、いわゆるオタク文化の中心はマンガだと見なすべきだと考えています。マンガからの派生としてのアニメであり、ゲームであり、テレビドラマでしょ、と。勿論、マンガだって小説などのメディアから生まれてきたわけでオリジナルというわけではありません。ありえない。
要するに境界線などは無いのに、あたかもオタク文化だけ境界線があったかのように振舞っている現状こそがおかしいということなのです。世界は大枠でみてノールールです。それが統合されるのはごく自然な話でしかないのですが、現実に統合する時には他メディアの良さを活かす形でコンバートしなければならない。
ノベライズ、マンガ化、アニメ化、ゲーム化、実写ドラマ化、舞台化とか簡単に言うな!ってことです。



●性的描写の氾濫
韓流ドラマでウケてるやつには性的描写が少ないんですよね。キスもめったにしない。主に抱きしめるんです。セックスは結婚した後までお預けだったり。これを「純愛」とかって言ってしまうのはおかしな話で、日本だってちょっと前までそんな感じでした。いわゆる初期の金八先生の時代(1980年ぐらい)までは、日本だって性描写は少なかった*5んですよね。
それがここ30年の間に頭のネジが緩んだ人による「不倫は文化」発言だの、単なる浮気&自殺なのに「究極の愛」だのいう駄作*6が乱立しました。
今のおばさん連中が韓流にハマる下地は30年前までのお堅い性的教育にあるんだろう、と予想します。今の日本で冬ソナを作ったら、あっちとHしてこっちとHする淫乱ヒロインになったかもしれませんね。



●日韓友好問題と情報操作
池田小事件の宅間守、ルーシーブラックマン事件の織部城二はテレビ報道されていませんけど、在日朝鮮人のようです。そして先日のアメリカでの韓国人による銃乱射事件。
いわゆる火病*7と呼ばれる「カッとなって」の犯行とその残虐性。
マスコミは日韓友好の姿勢を堅持するために事実を報道しないといいます。日本だと民主党の基本政策でもあります。差別しないという意味では立派ですが、事実がオカシイなら何の意味もありゃしませんて。
それと脅迫外交による圧力とか。共和党のブッシュが戦争のやりすぎで支持率が落ちて、民主党が勢いを増してます。お陰で海外ドラマ「24」のように黒人大統領だの女性大統領を出しそうになってますが、民主党はそもそも反日政策らしく、民主党の力が増してきた結果としてマイケル・ホンダみたいなニセ日系人従軍慰安婦問題を蒸し返すような政治活動を行ったりしてます。
この間、阿部さんが訪米した時ブッシュが自分で迎えにいったりアピールしているのはそういう下地があった上でのことのようですが、そもそも中韓反日的政治活動が根っこにあるといわれています。どこまで真実なんだか?
日本だと政治の裏金は巨悪の根源的なイメージがありますが、アメリカではロビイスト活動からの政治献金で活動することはお約束です。自分の得になるような政策のためにお金を使うのはアリなんですよね。金があれば反日活動を行う自由がアメリカの政治にはあるわけです。
 著作権でいえば、話題の中国ディズニー“パクリ”ランドとかアホいネタがごろごろしていますけど、政治・外交でいえば日本は強い立場にいない上に、米国との協力関係も危うく、危ういからこそ言いなりだったり。
これにキ●ガイ北朝鮮が絡んできていて、もうどうなってることやら?という状況です。
簡単に「パクリは悪!」とか言えるのは個人だけみたいな状況です。竹島やら拉致問題が解決できないのに著作権問題が解決できると思いますか?
ネットによる個人の検証性がマスメディアによる情報操作を覆しつつあるのと同時に、真実がわからないようになって来ています。
私の描いたことも事実の羅列ではなく、人からの受け売りです。盲目的に信じないでください。しかし、批判者は信じ易いんですよね(笑)



●高度な思考停止
なんでもかんでも「思考停止はいけない」「思考停止=バカ」みたいな風潮がありますが、高度な情報化社会に求められているのは「高度な思考停止」といっていいでしょう。
専門家によってそこそこのレベルで線引きしてもらわないと何も知ることが出来ないところまで来ています。
なんでもかんでも調べなおして、実験して、目で見たものしか信じない……ということは不可能だといっていい。
パっと思いつく解決策なんかは「生活の規模を縮小する(井の中の蛙で満足)」「自動化・機械化して処理を軽減する(銀河鉄道999)」「高度な思考停止を試みる」*8といったところではないでしょうか。


人が賢くあらねばならないのはなんのため?


私の答えは、真実から目を背けないため、です。




 
 

*1:更新情報の所にサイト名にコダワリはないという記述があるので、直接 記事を取り上げてます

*2:それでもFate/stay nightはやったけどさ

*3:そのコンバートの成功、インパクトの大きさが社会現象化したという意味で稀有なのであって、涼宮ハルヒ〜だけが成功した作品だというつもりはありません

*4:統一的にやればメディアミックス展開という商売の方法

*5:いわゆるキリスト教思想と儒教思想による禁欲サンドイッチというヤツです

*6:一部に優れた作品があることは認めますが、それでも駄作ばっかりですしね

*7:精神疾患としての症状も別にあるけれど、ここではネット上のスラングで「癇癪もち」の意

*8:後は、これらのハイブリッドとかね