大阪鶴橋・徳山冷麺

時節柄というべきだろうが、ちょうど昨日も夕方の地方バラエティー番組で冷麺を紹介していた。

いつもならテレビを見ながら
「喰いてー!喰いてー!」
と大騒ぎになるトコロなのだが、折りしも富士宮でのアヤシイ集まりに神戸の友人から友人にリレーされた“大阪鶴橋・徳山冷麺”が手元にあるせいか、非常にレーセーな視聴に終始したのよー。
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焼肉屋さんならではのスープや具材で確かにゴーカな冷麺を紹介している。しかしコイツがあればオッケーじゃん…とビールをぐびりと飲りつつ夕食の支度を始めた。
白髪葱、キムチ、茹で玉子、胡瓜の千切り、叉焼…ん? チャーシュー買い忘れてるじゃん…
仕方がないのでハムでも乗っけるか〜なのだがソレもない。万事休す…の前に現れたのはラテンの貴公子パンチェッタなのだ。
コリアの職人もイタリア野郎のお助けでなんとか切り抜けたが、コレが意外に美味くてびっくり。
ネギやキムチをパンチェッタで巻き巻きして、特製のキムチ味スープに浸けて食すと…ん〜いーじゃん♪
ゴカイしてはいけない、ソレは基本の麺とスープがしっかりしているからなのであって、具材はあくまでも脇役なのである。
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販売者=株式会社 徳山物産
http://www.koreanfoods.jp/index.html
本社 大阪市生野区新今里3-3-9
TEL:06-6755-5000(代) FAX:06-6755-7200(代)


徳山ピビン麺のArt-Foods日記↓
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20080603#1212441271

(16)五島軒『函館港町カレー』


120余年の歴史を持つ五島軒の本店は国の登録有形文化財となってる建物で、函館観光の重要なポイントでもある。
五島軒の名も創業者ではなく初代のコック長の名からというのも変わりダネで、長崎出身の彼が戊辰戦争で函館まで流れ着き、敗れたあげくにハリストス正教会に匿われてコックとして再起するというドラマチックな展開も面白い。
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小エビやイカなどがたっぷり入れられたシーフードカレーは、洗練されたクリーミィな味わいで大変結構である。
港の潮風のようになぜか懐かしい故郷のような香りが漂い、あてもなく彷徨う異国の一人旅を想像してはかなわぬ思いに現実に戻る…そんな優しいプレゼントをしてくれるカレーなのである。
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五島軒
http://www.gotoken.hakodate.jp/
北海道函館市末広町4−5
TEL:0138-23-1106 FAX:0138-27-5110
E-mail:info@gotoken.hakodate.jp