Hatena::ブログ(Diary)

鉄は熱いうちに・・・・

2016-05-27

ケトルベル・キングスのベル、アマゾンで販売開始!!!

スポーツベルの王様(キング)といえばケトルベル・キングス(Kettlebell Kings)社のベルです。
f:id:azayakanimiyuru:20160217170803j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160527132648j:image(Photo credit: Kettlebell Kings)

アメリカで現在最も信頼され最も売られているスポーツベルはKettlebell Kingsブランドのベルです。
そのケトルベル・キングス社のスポーツベルが、アマゾン.jpで簡単に購入できるようになりました!!
アマゾンの商品ページはこちら(←クリック)からご覧ください。

私たちOKCとOKCTokyoのジムそしてOKCとOKCJの主催するイベントでは全てケトルベル・キングスのベルを使用しています。写真はOKC主催のカリ・オープンとOKCJ主催のジャパン・チャンピオンシップの時のもの。全部ケトルベル・キングス(KKings)のベルです。
f:id:azayakanimiyuru:20160527132621j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160527132558j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160527132534j:image:w360:right

2015年のカリ・オープンにGS界のモンスター、セルゲイ・ラチンスキーが参加した時、KKingsのベルで競技し、その完成度の高さに驚き、ロシアのサンクトペテルブルグに2店舗ある自分の経営するサンクト市最大の総合ジム”ユーロ・フィットネスクラブ”のベルを、できれば全てKKingsのベルで揃えたいと言ったほどです。直径35mmのハンドルとその角のカーブやウインドウ(ハンドルと球体の間の空間)の広さ、リフティングした際のベルの重量バランスが大変良いのでこのベルは競技会では引っ張りだこなのです。

私は8年間ずっとスポーツベルのリサーチを続け、なかなか良いベルに出会えず、それならなんとか自分で自分の気に入ったベルを作りたいと考えてオリジナルベルを作りましたが今一つ気に入らず、また作り直して・・・・を数年間繰り返しました。数年間大変な時間とエネルギーと費用がかかりました。日本の工場でもNazoベルを作りました。Nazoベル製作には3年間かかりました。これは世界チャンピオンのデニスも素晴らしいと言ってくれたものの、しかしあまりにも制作費がかかりすぎ、販売価格がめちゃくちゃ高くなってしまう。JWからは”KBのフェラーリだよ”と笑われました。超高級ベルを売るつもりはなかったのでNazoベルを断念。そんな試行錯誤を繰り返し、その暁にようやっとKKingsのベルと出会えたのです。

KKingsも最高のベルを作ることに情熱をかけていました。だから出来上がったベルは完成度が高いので細かな箇所も含め全ての部位において特許を取っています。それだけ品質に自信を持っているということです。日本の皆様にも自信を持ってお勧めします。 もし最初に購入されるのであれば、大人の男性なら16kg,女性なら10kgか12kgをお勧めします。その次は男性16kg x 2個、女性なら2個目は12kgか14kgをお勧めします。KBスポーツを真剣に学びたい方はできれば”男性16kg x 2, 女性8kg x 2個”をお勧めします。

購入された方へのアドバイス
ハンドルのケア
競技用のスポーツベルのハンドルは基本的に無塗装です。そしてKKingsの新しいベルのハンドルは磨かれているためツルリとしています。挨拶代わりに初めにベルにすることは、このハンドルにヤスリをかけてあげることです。スチールの粉が飛ぶのでベランダとか屋外で行われるのが良いでしょう。ハンドルの角の、特に内側の部分もしっかりヤスリがけしてあげてください。ヤスリをかける理由はいつくかあります。
1:粉チョークをつき易くするため
2:ハンドルが滑りにくくなるため手の皮膚にしっくりくる=スナッチやスイング時、ベルの動きをコントロールをし易い。
3:ヤスリをかけるとハンドル表面に無数の傷がつきます。その傷の中に汗やチョークの微粒子が入り込む=わずかだけど汗を吸収してくれるのと、その汗とチョークの微粒子が混ざり使用するごとにハンドルが滑りにくくなってくる。その結果上の2番の解説につながります。
*余談ですが、何年間も無使用のベルのハンドルは錆びてきます。その場合もしっかりヤスリをかければOKです。(でも錆びさせないよういつも使ってあげて下さい)
チョークがけ  
ヤスリがけが終わってツルツル感がなくなったら、今度はマグネシウム(粉チョーク)を、せめて最初のトレーニングの数回分くらいはしっかりとつけてください。初めのうちはリキッドではなく粉チョークをお勧めします。 粉チョークのつけ方は千差万別色々あるので一口に”これが一番”と言いにくいです。が、あえて言えば .船隋璽を付ける際スプレー水はつけすぎない。スプレ−1回ほんの僅か噴射する程度か全く水なしで付ける方がたくさん湿らせるより、リフティング中チョークのつきは長持ちします。
∋呂瓩縫戰襪鮗蠅任Δ鵑隼い辰橡犹い撚垢瓩襪畔乾船隋璽が綺麗につき易くスナッチ10分やってもチョークが落ちにくいです。

塗装について
カラフルなスポーツベルは、使用を繰り返せば必ずいつか塗装が剥げてきます。トレーニングの道具としての純鉄のケトルは電工塗装のカチオン塗装で、これは大変に強く剥がれにくくしかも割安に塗装が可能です。 しかしカチオンは黒色しか塗装できません。なのでカチオン塗装できないカラフルなスポーツベルの塗装は高額でしかも剥がれ易いのです。これはどのブランドのベルも同じです。
f:id:azayakanimiyuru:20160527132646j:image:w360
f:id:azayakanimiyuru:20160527155902j:image:w360:right
Photo credit: Texas Kettlebell Academy

写真は私たちの友達アーロンの経営するテキサス・ケトルベル・アカデミーにあるKKingsベルです。使い込まれてロシアのケトルベルジムにあるベルみたいでです。 KBスポーツはベル同士をぶつけ合うムーヴメントをするので、塗装は剥げるということを予めご了承ください。塗装が剥がれてきたら、それだけ練習を重ねてきた証拠だと思ってください。 昔から言ってきましたが、私は何千回も何万回もリフトされ続けてテキサス・アカデミーの写真のようになったベルの方が新品より好きで愛着がわきます。クールだとも思います。

ケトルは一度買えばたいがい一生持ちます。コンクリートの地面に落としたなどといったような事故さえなければ壊れることは殆どありません。なので最初に買うときは慎重に、最良のベルを選んでください。
そして買ったらあとはひたすらガンガン練習してください!

東京ではOKC Tokyo Sawa Gymで実際にKKingsベルをトライでき、また直接ご購入も可能です。
KKingsベル販売やOKCTokyoジムに関するお問い合わせは 090-8559-5868 (サワジム)まで。
OKC Tokyo Sawa Gym ウェブサイト(←クリック)



ちなみにKBリフターとして技術やフォームの向上を図りたい方や練習方法がわからない方のために、オンライントレーニングの指導も承っています。オンラインご希望の方は nazo@okcjapan.com までご連絡ください。 11月24-25に開催のジャパン・チャンピオンシップ参加ご希望の方のための、ジャパン大会までの集中オンライントレーニングもお申し込み可能です。
私のプロフィールはこちら(←クリック)をご覧ください。

鉄球入魂!

2016-05-24

体と怪我と健康

OKCJapanの7月の訪日イベント、まだ応募可能ですので是非お申込みください。
f:id:azayakanimiyuru:20160507123109j:image

私たちはケトルベル競技者です。OKCには上級リフターがたくさんいます。上級リフターとは、男性なら24kg以上、女性なら(16kgダブル)のベルを使用し競技会でメダルまたはランキングを獲得するために、コーチをつけて本格的にトレーニングを行っている人たちのこと。そしてプロ・リフターもいます。ロシア以外では、まだKB競技者ということで国や団体からプロスポーツ選手としての給料をもらってKB競技で生計を立てているいる人はまずいないので、欧米のプロ・リフターとは一般に、男性なら32kg、女性なら24kg以上を扱う、または同重量ベルクラスでMSタイトル以上の人たちという認識があります。ちなみにセルゲイ・ラチンスキーがパートナー経営しているロシアのユーロ・フィットネスジムでは、MSタイトル以上の選手は無料でジムを利用できます。
例えばOKCチームの選手、マイクサレミは体重78kgクラス、ノコーナは73kgクラスで二人とも現在来年のカリオープンで40kgダブルLC10分間競技への出場を目指すプロ選手たちです。

どんなスポーツでも、人に勝つため、トップを目指す人、プロレベルの人などは普通の人と同じ生活をしていれば、どんなに才能があってもある一定のレベル以上のトップは望めません。OKCのプロリフターのクリス・ドエンレンやマイクサレミはプロ意識を持ってます。なのでGPPはもちろん食事、睡眠、リカバリー、レクリエーションなど、トレーニング以外の時間もほとんどKBスポーツのために生活を合わせています。二人とも特にリフターのための食生活にはこだわりを持ち、ジムに来るときは必ず自分で作った”特別なお弁当”を持参しています。土曜のオープントレーニングの後は近所の酒屋から大量に氷を買い込み、ジムの裏手で氷のベッドを作ってその上に30分くらい寝ます。彼らは家では氷水のお風呂に30分間入ります。マイクは夜10時には就寝。食事や栄養学は専門分野なのでそのこだわりは異常なくらい。それらの日々の総合的な努力が彼らをアメリカトップリフターにさせるのです。

先月はマイクサレミがKBリフターのための肩と背中の健康とケアについてのワークショップをOKCジムで開催しました。「人間の体には骨は206本、関節は360箇所、そして筋肉の数は640もあるんだ。私たちは肉体を酷使する厳しいトレーニングを続けながらもこれらを十分にケアしてゆかねばならない」とマイクは語り始めました。そして登場したのはスタンという名の(笑)スケルトン。マイクは大学で栄養学を学び現在栄養学のマスター=修士号候補生で、人体工学とホリスティックの権威ポールチェックのホリスティック・ライフスタイルとチェック・エクササイズの資格講師です。また、WABDLワールドのベンチプレスとデッドリフトのチャンピオンでもあります。
f:id:azayakanimiyuru:20160524164920j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160524165614j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160524165933j:image:w360:right
f:id:azayakanimiyuru:20160524165950j:image:w360:right

人間の体がKBリフティングをする時に生じる骨や関節へのインパクトや筋類の反応や影響などの解説から、実際の効果的なウォームアップやリカバリー方法などをかなりディープに解説しながらのワークショップ。内容は医学的でかなり専門的でしたが、スケルトンや実際の仲間(人体)をモデルにしながら出来る限り目でも理解できるよう解説してくれました。とても奥深い内容で大変勉強になりました。

怪我
これまたどんなスポーツでもプロレベルであれば常に体を故障させる危険を持ち合わせています。一般人の何倍もの強度や時間のトレーニングを行ったりするため体がオーバーヒートすることもあるし体への負担も半端じゃありません。しかしこの怪我。怪我のパターンには数通りあります。
1:自業自得の怪我=これは一般的。 基本技術を学ばないでYouTubeやオンラインから適当に拾ってきた情報をもとに自己流でトレした結果の素人さんの怪我。
2:勉強不足、指導不足のインストラクターに指導を受け続けた結果の怪我。=これも実は結構多い例です。そしてこれは当然ながらとても危険です。
  デニスヴァシレフ曰く”資格なしに専門外のことを教えるインストラクターは怪我そのものよりも危険。”です。
3:プロまたはプロレベルのリフター。=プロも怪我や体の故障を起こします。職業病のようなものです。怪我の可能性をいかに軽減させるか、また怪我をした時の対処とリカバリーを賢く行うことができるかが重要です。

筋肉痛の痛みは怪我の内に入れません。筋肉以外の骨や関節や腱などがズキっと痛むまたは激しい痛みを感じたら即座にトレーニングは中止し、スポーツドクターやカイロや整体などの専門家に診てもらい、それまではトレを休みます。また、普段のトレで怪我をしないよう適切なウォームアップやリカバリー用のクールダウンのエクササイズを忘れずに行ってください。また、KBリフターの場合、手の豆なども怪我の内に入りません。KBトレーニングでは、例えば外科医など手に傷がついたら感染の恐れがあり仕事に支障をきたす、などの特別な事情のある方以外はグローブをはめることはあり得ません。(グローブスナッチなど、滑り止め無しのグローブをはめることで敢えて滑り易い状態でグリップを鍛えるといった使用方法は例外)世界トップリフターの一人のブリッタニーちゃんもブログで「手の豆やリフティングで手を出血したなどは怪我とは言えない。(KBリフターには当たり前のこと。)」と書いています。 

普段の生活では、もちろん体に良い食物の吸収や深い睡眠など全てが生活そしてトレーニングにも影響します。だからマイクやクリスは全てにこだわって生活しているのです。

マイクはいつも動物一頭分の肉をオーガニック牧場まで買いに行きます。ヤギだったり羊だったりと色々ですが、写真は最近彼が”オーガニックの牧草だけを食べて放し飼いで育った牛”の肉を一頭分買ったという写真。家の冷凍庫の他にガレージには、これらの肉の保存用の大きな業務用の冷凍庫を持っています。
この写真の肉は全部で何と418ポンド=190kg分!!!  私もJWもその一部を来週買取に行ってきます。楽しみです!
f:id:azayakanimiyuru:20160524175603j:image:w640:right
Photo credit to Mike Salemi

2016-05-15

また新しいオモチャがOKCジムに来た!

ジムに新しいトレーニングのToy(オモチャ)が届きました!
巨大なタイヤとアトラスストーン。そしてオマケのバトルロープ数本。  バトルロープはすでに我がジムにありましたが、早朝のブートキャンプクラスでは何本もあった方が良いし。
D

タイヤは2本ですが、1本は、、、、これ巨大! JWのトラックにギリギリ入りました。 これをフリップするには相当なコアと下半身のストレングスがないと無理ですね。2本目は、私でもなんとかなるかなー、という大きさ。 こんなのが来て我がケトルジムはだんだんマニアックになってきました。笑
f:id:azayakanimiyuru:20160515170545j:image:w360:right
私は、アトラスストーンやタイヤフリップ、バトルロープはその昔マイクマーラーの3日間コースに参加した時に、ストロングマンのチャンピオン、マークフィリッペから指導を受け、バトルロープは、本家本元バトリングロープの生みの親ジョン・ブルックフィールドから指導を受けました。ちなみに、その後、バトリングロープという名には著作権がかかっているため、類似品をバトルロープとかパワーロープ、トレーニングロープなどと呼んで市場に出ていますね。 指導を受けると、ストーンやタイヤフリップにはちょっとしたテクニック=コツが必要ということが分かります。なかなか面白いトレーニングです。

写真は小さい方のタイヤを洗っているクリス・D。私たちはふざけて「この写真は来年のOKCカレンダー用だね。」と。笑
f:id:azayakanimiyuru:20160515170609j:image:w360:right

今週末、JWはケトル出張でまたもやロシアへ。彼は3年間のロシアビザを持ってるので、3年間はいつでもロシアへ簡単に行けます。そして彼のロシア行きの日にはOKCジムの地元で、道路を封鎖して行う”ストリート・フェア”にOKCジムとして参加します。 OKCジムのブースを出店して、KBリフティングチャレンジ、ゲーム、デモンストレーションそしてミニ指導を行います。とても楽しみです。

さて、8月の訪日ですが、今年もOKCJのKBセミナーをスポルテックで行います。8月2日の16:45~17:45 までの1時間。チケットは事前購入3000円、当日4000円で、予約購入は6月よりスポルテックのウェブサイトで可能とのことです。 スポルテックの一般入場料は2000円ですが、セミナー参加者はチケット代に入場料が含まれているそうです。 ぜひご参加ください。

7月の訪日イベントのお申し込みもお見逃しなく。競技会の方はあと少しで定員なので、予定より早めに締め切らせていただくかもしれません。お早めにお申し込みください。 okcjapan.com より御確認下さい。

2016-05-10

ちょっとケトルは置いといて食べ物のお話

OKCJのジャパン・ナショナルズと資格コース・レベル〜1の受付が始まっています。お早めにお申込みください!
f:id:azayakanimiyuru:20160507123109j:image

すごいもの食べてしまった!!
f:id:azayakanimiyuru:20160511063647j:image:w360
過日エイダや彼女の弟さんたちと食事に行きました。このサンフランシスコの店はオーナーがTVで引っ張りだこのスターシェフで、こちらのアクション漫画にも登場したりしてます。エイダはこのオーナーの大ファンなのです。というわけで彼女の誕生会をここでしました。私はこの店2回目。奇抜でワイルドな料理を出すシェフですが、この夜はシェフが動物を何等か丸ごと買ってそれをその日のお客さん全員に同じコースメニューとして出すというもの。月曜の夜というのにレストランは興味深げなビジネスマンたちやおしゃれな人たちでいっぱい。
1コース目:ベトナム風に味付けしたアスパラサラダに鳥の皮や山羊とかの臓器が入ったもの。・・・・味付けがアジアンなので結構イケました。
f:id:azayakanimiyuru:20160511063248j:image:w360:right
2コース目:鳥や羊とかの心臓や腸などのガーリックソテー。・・・・なんか血生臭くなってきた。。。
3コース目:普通に焼いたワッフルの上に鳥の砂肝などが乗っていてその上にメイプルシロップがかかってる・・・・不思議な一品。
f:id:azayakanimiyuru:20160511063708j:image:w360:right
4コース目:上のグロテスクな写真の一皿で、エイダの誕生日ということで特別注文した一品。山羊の頭を丸ごと煮込んだもの。味こってり。魚の頭みたいにゼラチン質も多く、脳みそは、、、、これは私は以前イタリアで牛の脳みその料理を食べたことがあるけれど、それと同様プロテインの塊のようで、味としては白子にも似た感じ。ともあれ見た目が怖すぎます!!  周りのテーブルの人たちも興味津々で「それなに??」と聞いてきました。
f:id:azayakanimiyuru:20160511063624j:image:w360:right
私はすぐ写メってJWに送ったら「ギョ〜〜ッッ、俺行かなくて良かったよ!」と。 メインコースはまだだったのにあまりにヘビーな料理が続きお腹はMAX近く。
5コース目:メイン料理。ここまでヘビーなのが続いたらメインコースくらいは普通のステーキとか出てくるかなーと期待。してたらステーキ出てきた!喜!
が、、、、!!!  これが、、、、普通のステーキ肉じゃなくて”牛の乳房のステーキ”だったのです!
f:id:azayakanimiyuru:20160511063635j:image:w360:right
皆さんは牛の乳房、胸を食べたことがあるでしょうか? 私は初めてです。味? これはもう、なんというか、牛の脂肪の塊は白くてこってりしてますよね。そんな感じで、でも乳房だからなんとなーく乳臭くてちょっと弾力もあります。でもまあ、脂肪の塊を食べてるようで、一口食べて私も私の隣の彼(エイダの同僚)も「うぅ・・・・・これは脂肪のカタマリ食べてるみたいでとても食えないな・・・・ :-( 」と。写真は乳房のステーキを前にしたエイダと彼女の弟さん。写真手前には山羊の頭の脳みそが写ってますね。ううう・・・・・
f:id:azayakanimiyuru:20160511063658j:image:w360:right

私はなんでも食べるしゲテモノでも喜んで食べてしまう方ですが、さすがにこの日のコースはヘビー過ぎました。
6コース目はデザート。これは結構普通のデザートでホッ。
f:id:azayakanimiyuru:20160511063713j:image:w360:right写真ではオーブン(大釜)の中でなんかの動物の頭とかが焼かれていて、手前にはやはり何かのレバーや砂肝や心臓などの臓物が置かれています。 日本のもつ煮込み料理は大好きですが、洋風でガーリックやバターやたくさんのソースなどで料理された臓物は超ヘビーでした。そして、、、、この夜のディナーの料金を確認しなかった私が悪いのですが、なんと一人1万7千円 大泣!!!!!!! 
その夜は、普段滅多に寝汗などかかない私が寝汗をかき、翌朝は顔はテカっているし、、、、食べたものって本当に人の体に直結しているのだと、当たり前のことを改めて実感しました。

その週末は、我が家から徒歩30分くらいのところのレトロな映画館で一時封切っていたインディペンデント映画”East Side Sushi"というのをビデオで鑑賞。これは私の今住んでいる街が舞台で、メキシコ人の若く貧しいシングルマザーがふとした動機でジャパニーズレストランで働くようになり、女性の寿司シェフを目指して翻弄するという内容。(日本では未公開のようです)私の街の危険な部分や貧しい部分が出てたり、この街の良いところも悪いところも上手に写していて、私が毎日歩いている場所や我が家のすぐそばなども映画の中に出ていてちょと嬉しくなりました。英語ですが、予告編ビデオがありました。
D
そしてそれ観たら今度はお寿司が食べたくなって、でも私の街には美味しいお寿司屋さんはないので仕方なく今度は英語のドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」を鑑賞。興味のある方はこの映画のタイトルか”すきやばし二郎”でググれば賛否両論色んな記事が出てきます。この映画予告編はこちら。
D

そしてこのスシ二郎と同じ監督さんが、レンタル映画(ドラマ、シリーズ等)のNetflixのドキュメンタリー・シリーズとして作ったのが"Chef's Table"という連載番組。この第一回シリーズの、LAで日本の懐石料理レストランを経営するNiki Nakayamaさんのお店”Naka”の番組を観ました。男性中心のシェフ業界で特に女性に厳しい懐石料理にチャレンジする完璧主義者のニキさんの根性が素敵です。このドキュメンタリー・シリーズの予告編はこちら。料理が芸術の域に達するとこうなるのでしょうか。
D

このニキさんのお店Nakaはマイクサレミとエイダが、今年のカリオープンの数ヶ月前に予約を取ろうとしたそうですが、半年先くらいまで予約満杯とか。来年のカリオープンには是非行きたいのでこの夏くらいに予約しようとエイダとマイクと話しています。年に1回くらいは素晴らしいものを食しに行きたいものです。

7月? 今回の訪日には・・・・B級グルメを少々そして1回だけすごく美味しいお寿司を食べに行きたいなーと思っています。と、いうわけで現在はダイエット中。トホホ・・・・・。泣

2016-05-07

ケトル指導の難しさ

7月のOKCJ訪日イベントのお申し込み受付が始まっています。お早めにお申込みください。
f:id:azayakanimiyuru:20160507123109j:image

OKCのオーナーJWは2003から現在までケトル道一本で走ってきました。私もJWと共に2008年からケトル一筋です。ドルビーもJWと同時期からケトル指導を始めています。私たちは日本ではもちろんアメリカでもKBスポーツ指導者の先駆者的存在でもあります。私はこの8年間JWとケトルのお仕事をしながら彼のKBスポーツ哲学や方針などたくさんのことを教えてもらいました。そしてそれがOKCのスタイルとなりました。7月のコースでもお話しする予定の”指導について”をここでも書いてみようと思います。KBスポーツ指導者になりたい方は是非お読みください。 写真は私の生徒の中で唯一私のことを「鬼コーチ」と呼ぶ(笑)クレイグのOKCJ資格コース・レベル〜2の実技試験の模様です。
f:id:azayakanimiyuru:20160507164607j:image:w640

私たち(OKC)は今まで何十回もKB教育イベントを開催し何百人もの人たちにKBスポーツ・リフティングを指導してきましたが、リフティング同様、指導にも”コツ”があると感じています。
1:先天的な身体的能力(重量負荷に対する類稀な耐久力を潜在的に持っている人とか)
2:運動センス
3:誰よりも強靭な精神力
4:努力家
5;重量の連続移動可能な年齢層
この5つを全て持っている人なら必ずチャンピオンになれるはず。でも、私たちがこの8年間ケトル指導をしてきた中でこの5つ全てを持っている人には数人しか会ったことがありません。普通の人は上のどれか1つか2つ、あるいそのどれも持っていない人たちだったりします。この”普通の人たち”にどうケトル指導をすれば良いのでしょうか?

1:優れた指導は職人芸
包丁を持ったことがない人に大根の輪切りを頼めば大根は5mmだったり1cmだったりバラバラの厚さになるでしょう。あやまって指を切ってしまうかも。でも何年も輪切りの練習を続ければ最後には目隠ししてでもハイスピードで全て同じ厚さに輪切りすることができるかもしれません。そうなったらこれは”職人”と呼びます。私も今まで何年もほとんど毎日のようにケトルリフターたちを見てきて、自分の練習を続けそして指導をしてきました。そして今では新しい人がジムに来て数レップスケトルを振ればその人の良いところと悪いところがすぐに分かります。そういう意味では私はケトル職人に近づいてきたと思っています。笑

2:コツをつかめ!
でも、資格コースを受けたらすぐに職人になれるわけはないので「そしたら資格コースに受かってもすぐ指導はできないのか?」と言われるかもしれません。すぐに職人になれなくても指導の「コツ」を掴むことは可能です。
1)生徒の性格を素早く読む。
2)生徒の身体的特徴を読む。
3)生徒の”KBを習いに来た動機や目的を理解する。
この3つは職人でなくてもできます。そして初めての生徒に対して行う最初の大切な事柄です。 現在私には超難関の生徒がいます。この生徒はJWが「今まで何百人も指導してきたが彼だけは俺は忍耐が続かんからナゾあとを頼む」と言ったくらいです。年金暮らしをしている60代半ばの方で、この1年間週3回雨が降ろうと槍が降ろうと決して休まずOKCジムに通い続けており、奥様も小学生のお嬢さんも巻き込んで家族みんなでOKCの生徒さんです。甥っ子や近所のおばさんたちとかも連れて来てくれる有難い生徒さんです。しかし、もともと腰が悪く、医者やカイロに通ったり鎮痛剤を服用しながらも絶対に休まずトレーニングに来るのです。夏休みの家族旅行に行こうという時も「冗談じゃない。ケトルを休むわけに行かないから私は残る」と言って家族のヒンシュクを買ったくらい。そしてケトルに来るとケトルを始める前から「うーー、腰が、、、、腰が、、、、」というのです。 生徒は通常ジムに来ればまずローイングを行いますが、その時点で「あーー、今日も腰が痛い。」と始まります。そして痛い痛いと言いながらもジムの中で他の仲間がランキング目指してトレーニングしていれば自分もランク目指して大会に出たいから頑張りたいと言います。私は指導者として一体どうすれば良いのでしょうか!? 皆さんが指導者だったらどうされますか? 

1)彼の性格を読む=彼は一度始めたら決して休まない大変真面目な性格。本当に真面目なので他の仲間と違うことをやらせたら自分は落ちこぼれ、みたいに思って傷つくので、軽いベルでも他の仲間と同じセットを行わせること。そして真面目な性格の人にはネガティブなことを言うと他の人より落ち込み度が深いので、とにかく励ますこと。
2)彼の身体的特徴を読む=常に腰が痛い=年齢的なことも考慮し、他の普通の健康なリフターには行わせない”彼のための、腰に負担のかからない特別なフォーム”をJWが研究した。
3)彼の動機や目的=最初の動機は「いつも犬の散歩でジムの目の前を通りながら興味を持ったから」で、特に健康やスポーツ目的ではなかった。しかし始めて数ヶ月後からケトル、そしてOKCジムに通うことは彼の今の”生きがい”になった。=元々の目的はなく動機は”興味”があったから。なのでその”興味度”を上げるためにとにかく毎回楽しいセッションを行うよう心がけた。(一年かけて未だに基本だけを指導しています。)今の目標は「いつか競技会に出させてあげること」

JWが特別なフォームを研究したという部分を除けば、あとは職人トレーナーじゃなくてもできることです。彼のような性格の場合「腰が痛いならケトルはやめなさい」と言ってしまったら今の彼の生活の大きな楽しみを止めてしまうことになり、それで運動しなくなったらますます腰は悪くなるでしょう。私やJWは、他の生徒がいない時は20分くらい彼の腰のマッサージしたり、腰のためのストレッチや軽運動を特別に行ってます。
彼はデニスが訪米した時も個人指導を受け、デニスのベルトも買って本当に一生懸命です。

3:生徒の”レベルと性格に合わせた指導を行うこと”
特にパーソナル・トレーナーの場合、パーソナル(個人)、すなわち個々のタイプやニーズに応じカスタマイズされた指導を行うこと。
1)生徒がビギナーで真面目で控えめな場合=生徒に安心感を与える指導を行うこと。=「大丈夫。君ならできる。」「よく頑張ったね!」としっかり励ましてあげる。ビギナーが”できない”のは当たり前。トレーナーは、自分ができることだけを生徒に見せたり生徒の弱点だけをガンガン指摘したりすると真面目な生徒は萎縮します。こういう場合トレーナーが32kgを楽に扱えるレベルでもわざとデモでは16kgだけで行ったり、生徒の”良い点”を強調してその部分を励ましながら、悪い部分は1回のセッションで1〜2箇所指導する程度が適切です。ケトルは”生徒も指導者も忍耐が必要”です。
2)生徒がビギナーでやる気満々の場合=こういう場合はトレーナーは32kgが楽に扱えるレベルなら、それでキツ目のデモを行ったりします。生徒は「すげー、俺もやってみたい!」とか「俺も1回だったら32kgジャークできるぞ」とか思ったり言ったりします。そこからやる気を持たせれば良いのです。しかしそんな生徒にも最初は悪いところをたくさん指摘しないようにします。せっかくのやる気をクジけさせぬようこちらもノリノリで行きます。
3)生徒が中レベルの場合=生徒さんが勉強熱心か怠け癖のあるタイプか気が散りやすいタイプかネガティブタイプかなどの性格によっても指導方法は変えますが、中レベルからは指導方法も厳しくなり始めます。フォームや技術の悪い点は明確に指摘します。トレーニングプログラムも本格的になり始めます。
4)生徒がすでにアドバンスレベルの場合=この場合はもう生徒の性格云々ではなく、生徒のリフティング技術やフォームなどにしっかり焦点を当てて生徒の目標に合わせた指導を行って行きます。

インストラクター/トレーナーとして最も大切なことは「自分がいかに凄いリフター/トレーナーか、ということを生徒に知ってもらうこと」ではなく、生徒に「このトレーナーは自分のことを(技術面、性格面含め)凄くよく理解してくれている」と思ってもらう(信頼してもらう)ことではないでしょうか。

OKCJの資格コースに参加してインストラクターとなった方はその日から指導者の肩書きがもらえます。ケトル指導を始めたあと、生徒が先月できなかったことができるようになる、先週できなかったレップ数が今週クリアできた、などの進化を見ると本当に嬉しく感じます。それがやりがいにもつながってきます。日本に素晴らしいKBスポーツ指導者がどんどん増えて欲しいです。
指導することとはなんぞや、とぜひ一度考えてみてください。