昨年11月に離婚の申請を提出していたチャーリー・シーンと妻ブルック・ミューラーの離婚が5月2日に成立した

昨年11月に離婚の申請を提出していたチャーリー・シーンと妻ブルック・ミューラーの離婚が5月2日に成立した。今までも独身のように自由きままに振る舞っていたチャーリーだが、これで法律的にも独身となった。マビノギ RMT

 チャーリーは妻ブルック・ミューラーに、2人で住んでいた家の資産価値の半分75万7,698ドル(約6,061万円)と慰謝料100万ドル(約 8,000万円)、そのほかに子どもの養育費として1か月5万5,000ドル(約440万円)を支払うことになっている。チャーリーとブルックは2008 年に結婚、2人の間には2歳になる双子の子どもボブとマックスがいる。また、前妻デニス・リチャーズとの間には2人の子どもがいる。

 また、その養育費の条件にはどんなことがあってもデニース・リチャーズが娘2人にもらっている養育費を下回ってはならないという誓約書がありチャーリーはこれに同意しているとのこと。ちなみにデニスは毎月5万ドル(約400万円)の養育費をもらっている。

 息子たちの親権の大部分はブルックが持っており、子どもたちは原則、母親と一緒に過ごし、チャーリーは毎月、第1、第3、第5土曜日に子どもたちの面倒を見るなどと面会のスケジュールが細かく決まっていたが、それらはいずれもチャーリーとブルックが共にアルコールと薬物を摂取していないことが条件になっている。

 しかしブルックは、これまでに薬物やアルコール依存症治療を受けたことがあり、先月、薬物検査を拒否したことを受けてチャーリーは完全な親権を求める訴えを起こした。それでも、裁判所の判決では、チャーリーの完全親権は認められなかった。チャーリーは先日まで2人のポルノ女優と同居しており2人と結婚したいと周囲にもらしていた。しかし、最近になって1人は出ていってしまったようだ。
 [シネマトゥデイ映画ニュース] 離婚手続き中の妻ブルック・ミューラーとの双子の息子の完全な親権を求めたチャーリー・シーンが訴えを退けられた。

 現在はブルックが息子たちボブとマックスの親権の大部分を持っており、子供たちは原則、母親と一緒に過ごし、チャーリーは最初の2ヶ月間は隔週の土曜日から日曜日の夜までを一緒に過ごすスケジュールになっている。次の2ヶ月間は隔週の土曜日から月曜日の朝まで子供たちを預かることができ、その後は、水曜日の朝から木曜日の朝までという週も加えられる予定とのこと。これらのスケジュールはいずれも、チャーリーとブルックが共にアルコールと薬物を摂取していないことが条件になっている。

 しかしブルックは先週、薬物検査を受けることを拒否。これを受けてチャーリーは完全な親権を求める訴えを起こし、ブルックはリハビリ施設に再び入院してしまった。レーダー・オンラインによると、裁判所に出廷したブルックの目はとろんとしていて、足元もふらふらした様子だったらしい。それでも、チャーリーの完全親権は認められず、ブルックは笑顔で裁判所を出て行き、チャーリーは「ノーコメント」とメディアからの質問に答えることを拒否している。ブルックがリハビリ施設に入っている間、子供たちはブルックの母親が面倒を見ているものと思われる。RMT

決勝戦のルールは基本的には準決勝と同じだ

勝戦のルールは基本的には準決勝と同じだが、こちらは3つのマップを使用し、先に2勝したほうが優勝となる。選ばれたマップは「Missile」「Satellite」「Train」の3つだ。RMT
 試合を前にUHS AthleteのYuti選手は「非公式大会で1回勝ったくらいで調子に乗っているから、奇跡は2度起こらないことを証明したい」と相手を挑発するが、vouLusの選手は「最高の舞台で最高の仲間と一緒に、最高のチームを相手に、最高の結果を残したい」と、こちらもやる気十分といったところ。
 決勝戦第1試合のマップはMissileを使用。このマップは細かい建物や狭いルートがあるのが特徴で、中央にある曲がった通路が攻防の重要なポイントとなるそうだ。
 試合はvouLusの先攻で始まり、序盤は拮抗したゲーム展開となる。しかし、3ラウンド目でUHS Athleteがラッシュを仕掛けポイントを獲得し、4ラウンド目にはSpyGea選手がスナイパーライフルで見事なエイミングを見せ、会場を沸かせる。
 前半戦はスコア4対3で折り返し、続く後半戦はシーソーゲームの様相を呈した。しかし、一枚上手のUHS Athleteが着実にラウンドを制し、マッチポイントを獲得。しかし、UHSがこのラウンドを取れば勝利というところで、思わぬアクシデントが発生。 vouLusで最後に生き残った選手が使用するPCがトラブルを起こしてしまい、試合は続行不可能になってしまう。結果的にはルール上の決まりで、第1試合はUHS Athleteの勝利で終わった。
 決勝戦第2試合のマップは、Satelliteを使用して行われた。ここは狭い通路の多いマップで、出会い頭での戦闘が起こりやすくなっているのが特徴だという。
 第1試合と同じく、vouLusの先攻で始まった試合は、第2ラウンドでSpyGea選手がトリプルキルを見せるなど本領を発揮し、前半戦終了の時点で 5対2と、UHS Athleteが圧倒的に有利な状況。しかし、vouLusも意地を見せ、第9ラウンドでは完璧な守備で一人も倒されることなく、UHS Athleteを撃退するというパーフェクトゲームとなり、会場からは一際大きな歓声が上がっていた。
 だが、このあとvouLusは1ラウンドを取るだけで精一杯。どんどん差を広げられ、最終的なスコアは8対4でUHS Athleteの優勝となった。
 試合後にコメントを求められたUHS AthleteのYuti選手は、「vouLusはすごく強くて、僕たちのいいライバルなので、これからもよろしくお願いします」と健闘を称え、vouLusの選手も「負けてしまったけど、ある意味でこれが最高の結果ですね。UHS Athleteを倒すために日々精進していきたいです」と述べていた。
 その後行われた表彰式では、優勝したUHS Athleteに賞金20万円、準優勝のvouLusには賞金5万円が手渡され、会場は両チームの健闘を称える暖かい拍手に包まれた。
下馬評どおり、UHS Athleteが今大会の優勝クランとなり、256クランの頂点に立った
 最後に佐野氏は「スペシャルフォース運営チームとしては、このような大会を今後も実施していきたいと思います。8月〜9月あたりに開催できるよう準備しておりますので、次回もぜひご参加いただければと思います」とコメントし、イベントを締めくくった。信長の野望 RMT

全世界約8億人のユーザーに届くプラットフォームの実現を目指し

グリーは、2010年12月31日時点で総会員数は2300万人を超え、順調に数字を伸ばしているとのこと。その分布も日本全国に広がっており、男女比はほぼ半々だ。RMT
 意外なところでは、30代/40代会員の合計が全体の47%と高く、吉田氏はこれを「新しいメディアを探して、誰よりも早くスマートフォンを入手した人達ではないか」と分析した。またグリーとしても、この層に向けた取り組みを重視しなければならないと述べていた。
 吉田氏は、グリーの国内スマートフォン事業を垂直統合モデルで推進していくべく、以下の3つの軸を挙げる。
 ソーシャルメディアでは、2010年8月にスマートフォンSNSをリリースしたことが取り上げられた。フィーチャーフォンSNSにあった機能を移植したうえで、リアルタイムにユーザーの動向を伝えたり、ソーシャルゲームが遊べたり、各コミュニケーションツールと連動したりといった、スマートフォンならではの機能を持たせているという。
 ソーシャルプラットフォームとしては、WebベースのAPIに沿った仕様で、SDKの提供により、アプリからもWebからも利用できるようにした、「GREE Platform for smartphone」を2011年1月にスタートしたことを例として挙げた。
 ソーシャルゲームについても、グリーでは2011年2月から内製タイトルを順次リリースしている。吉田氏によると、スマートフォンと従来のフィーチャーフォンで、ログイン率や課金率といったユーザー動向の違いはほとんど見られないとのことである。
 そのほか、国内スマートフォン戦略の取り組みとして、アドネットワークビジネスの強化、KDDIとの共同運営によるau端末でのGREEマーケットの共同運営、角川グループホールティングスとの業務提携などが紹介された。
 そうした戦略を支えるスマートフォン技術に関して、「技術の進化そのものがメディアの進化につながる」と、吉田氏は述べる。
 吉田氏は具体例として、iOSAndroid OSの両方に対応したミドルウェアの登場やHTML5の動向、あるいはアプリ内課金といった技術進化を挙げ、それらに対応できるかどうかが新しいメディアを展開できるかに影響すると説明した。
 グリーのグローバル戦略については、先日発表された同社による米OpenFeintの子会社化が記憶に新しいところ。
 吉田氏は、今後スマートフォンを手がけるにあたっては、国内のみならず海外を視野に入れなければならないと述べる。さらに、海外に展開するだけでなく、グリーが、海外のデベロッパが日本に進出する際の窓口となることも考えなければならないと付け加えた。グリーのグローバル展開の基本方針は、国内向けに開発されたアプリを、スマートフォンにフォーカスしながら海外展開していくというもの。
 吉田氏は、北米におけるスマートフォン割合は、2014年には82%に上るとの予測を示し、また、2012年にはスマートフォンの出荷台数がPCのそれを上回る見込みであることに言及した。同時に、スマートフォン用ゲーム市場は拡張見込みであり、2013年には2010年の4.3倍程度の規模に成長する見込みだと述べる。
 そうした状況を踏まえ、プラットフォーム基盤の国内外における共有化、国内デベロッパの海外展開支援などにより、グローバル展開を加速していくと述べた。
さらに吉田氏は、グローバル展開においては、大きな規模を誇る北米市場が非常に重要であり、Open Feintの買収は、国内デベロッパが北米を中心とした海外にスムースに展開できるようにするためだと、その目的をあらためて説明。Open Feintは、ユーザー数や、北米で高いシェアを誇るキャリアと提携しているという点で非常に有利であると述べた。
 ほかにも、中国Tencentや東南アジアのmig33といった有力プラットフォームとの提携により、全世界約8億人のユーザーに届くプラットフォームの実現を目指し、今後も拡大していくという。
 最後に吉田氏は、スマートフォンの普及はこの1〜2年がピークとなり、大きなチャンスであるとともに、乗り遅れるとビハインドになるのではないかと述べた。そして、以下の4点をまとめとして挙げ、講演を締め括った。大航海時代 RMT

今後、湾の各地にがれきが沈み、点々と磯焼けが発生する可能性が高い

アワビやウニの好漁場だった三陸沿岸の海中で、海藻が枯れて荒れ果てる「磯焼け」が大規模に発生する恐れがあることが、岩手県の調査でわかった。津波で押し流された大量のがれきや土砂が日光を遮り、海藻を枯らすのが原因。三陸の浜には「津波の後5年は、海からアワビやウニが消える」という言い伝えがあり、専門家は「漁場の復旧に5〜10年かかる」とみている。RMT
「相当ひどい」。22日、大船渡湾の被害状況を調べた岩手県水産技術センターの後藤友明主任専門研究員は船上でうなった。家屋が波間に浮き沈みし、転覆船などから流れ出た重油が漂う。漁協が数億円かけて設置した定置網に養殖いかだが絡まり、くしゃくしゃになって流されていた。
魚群探知機で海中を調べると、がれきとみられる多数の物体が海底に転がっているのを発見。障害物が多すぎて大船渡港への停泊を断念し、状況をカメラに収めて引き揚げた。岩手県は4月に入り、釜石湾、唐丹湾、越喜来湾でも調査。陸上の被害が大きいほど、海中のがれきも多くなる傾向があったという。
後藤研究員は「今後、湾の各地にがれきが沈み、点々と磯焼けが発生する可能性が高い。海流で運良くがれきが流されても、一度枯れた海藻の回復は数年かかる」と話す。津波による海底環境の変化に詳しい東北学院大の河野幸夫教授も「生物や海藻が津波で大量に流れ込んだ砂やがれきに埋まっている」とみる。
河野教授は宮城県石巻市雄勝町大浜でも、もともと海底にすむカレイが点々と打ち上げられているのを発見。「海底に生息するアワビやウニなどにも被害が出ている」と推測する。04年のスマトラ沖地震津波被害を受けたインドチェンナイ海岸でも、岸から200メートルの範囲に砂がたまり、貝類が死滅していたという。「海藻も同様で、三陸沿岸でも磯焼けが拡大するだろう」とみる。
政府は22日に閣議決定した第1次補正予算案に、津波によるがれき処理費用3519億円を盛り込んだが、作業開始は5月以降の見込み。秋までにがれきが撤去され、人工培養した種苗を放ったとしても、昆布の成長には1〜2年、アワビの成長には3〜4年必要という。河野教授は「漁場の復旧には5年から10年かかる」とみている。
また、種苗の人工培養も危機に瀕している。岩手県栽培漁業協会では昨年度、人工ふ化したアワビ稚貝234万個、ウニ幼生241万個を放流したが、沿岸のふ化施設は津波で壊滅。再開のめどは立たないという。
ラテール RMT

4月になってから登場した新製品のなかで最もスペックの高い「Radeon HD 6790」

ここにきてエントリーミドルからローエンドまでのラインナップが一気に揃った、AMDRadeon HD 6000シリーズ。4月になってから登場した新製品のなかで最もスペックの高い「Radeon HD 6790」については、発表に合わせてGPUレビューをお届けしているが、上位モデルたる「Radeon HD 6850」の補助電源コネクタが6ピン×1のところ、HD 6790のリファレンスデザインでは2基という構成になっていることと、消費電力のテスト結果からするに、補助電源コネクタは1基でも問題なさそうであることは、記事内で指摘したとおりだ。RMT
すると、玄人志向ブランドから、さっそく補助電源コネクタが1基となるHD 6790カード「RH6790-E1GH/DP」が登場してきた。HD 6790の導入にあたって大きなハードルとなる補助電源コネクタの数に、いきなり解決策が提示されたわけだ。
では、電源仕様の変更を果たしたHD 6790はどのような特徴を持っているのか。玄人志向から実機の貸し出しを受けることができたので、詳しく見ていくことにしよう。
HD 6790というGPUの詳細については先のレビュー記事を参照してもらうとして、本稿ではRH6790-E1GH/DPについて話を進めたい。
というわけで表1は、RH6790-E1GH/DPの主なスペックをHD 6790のリファレンス仕様と比較したものだ。早い話が、基本スペックはリファレンスとまったく同じ。違いは、冒頭でも紹介した補助電源コネクタの数と、カード長のみである。
カード長が実測約228mmというのは、リファレンスカード比で20mm短い計算だ。もっともRH6790-E1GH/DPの場合、搭載するGPUクーラーがカード後方に大きくせり出した構造になっており、基板自体のサイズだけでいえば、同215mmとさらに短いことになる。
取り付けられたGPUクーラーは90mm角相当のファンを搭載するものになっており、GPUとの接触面から放熱フィン部へ3本のヒートパイプが伸びるという、比較的シンプルな構造になっている。グラフィックスメモリチップは“剥き出し”なので、こちらの冷却はファンによるエアフロー頼みだ。 GPUクーラーを外してみると分かるのは、カード長こそ短くなっているものの、基板レイアウトはリファレンスカードのそれを踏襲しているということ。リファレンスカードにある「補助電源コネクタ近くの空きスペース」を省略することで、基板長の短縮化を実現しているようである。
なお、搭載するメモリチップはエルピーダメモリ製の「EDW1032BABG-50-F」なので、メモリチップにはかなりの動作マージンが設けられているといっていいだろう。
今回のテスト環境は表2のとおり。基本的にはGPUレビュー時とまったく同じだ。テストに用いたグラフィックスドライバも、やはりGPUレビュー時にAMDから配布された「8.84.2-110322a-115844E」となっている。
 テストに用いているCPU「Core i7-975 Extreme Edition/3.33GHz」に関して、「Intel Hyper-Threading Technology」「Enhanced Intel SpeedStep」は有効にしたままとしつつ、「Intel Turbo Boost Technology」を無効化しているのも変わっていない。
テスト方法は4Gamerベンチマークレギュレーション10.2準拠で、かつ、解像度を1680×1050&1920×1200ドットで揃えているのもHD 6790のレビュー記事と同じ。ただ、基本スペックが変わらない以上、3D性能に大きな違いがないことは容易に想像がつくため、今回は実行するタイトルを「3DMark06」、「Battlefield: Bad Company 2」、「Call of Duty 4: Modern Warfare」、「Just Cause 2」の4つに絞った。また、ここまでテスト条件が完全に同じため、HD 6790リファレンスカードのスコアはGPUレビュー記事から流用することにしているので、この点もあらかじめお断りしておきたい。
というわけで、気になる消費電力のテスト結果から見ていこう。ラテール RMT

オンラインフリーランニングアクションゲーム「フリージャック」のプレス向け説明会を実施した

株式会社ハンビットユビキタスエンターテインメントは4月8日、東京アイカフェ AKIBAPLACEにて、オンラインフリーランニングアクションゲーム「フリージャック」のプレス向け説明会を実施した。この説明会では、「フリージャック」のプレオープンβテスト“ウォーミングアップテスト”を4月15日〜4月17日の期間で開催することや、本日4月8日よりβテストクライアントの先行ダウンロードを開始したことが明らかになった。説明会ではゲームの概要や、今後追加される要素も紹介された。RMT
「フリージャック」は、韓国Bigspoonが開発しているゲームで、フリーランニングや、パルクールと呼ばれるスポーツをモチーフにしたレースゲーム。様々なコースを人間の肉体をフルに駆使して疾走していく。今後のサービススケジュールに関しては、2011年春にオープンβテスト、そして基本プレイ無料の正式サービスをスタートさせるという。
本作は、シンプルな操作で様々なアクションを行ない、街中を疾走するという軽快で楽しい作品だ。コースにはジャンプ台や、シャッターが閉まる下水管、ジャンプ台やポールなど様々なギミックがある。さらに、多数のプレイキャラクター、将来的には1,000種類以上となるアバター、さらにハウジング要素など、盛りだくさんの作品である。
今回の説明会では、プロデューサーを務めるHUEオンライン事業本部オンライン事業部プロジェクトマネージャーの“石田フリージャック氏”が登壇し、ゲームの紹介を行なった。石田氏は、このタイトルのため、ゲームタイトルをつけた名前を名乗ることになったという。石田氏は、ゲーム内のキャラクターが着用するホッケーマスク姿で、カメラの前でポーズをとるといったサービスも行なった。
最初に石田氏は、本作を担当することになった経緯を語った。本作は、サービスが決まったとき、HUE内でいくつものチームが「自分たちが手掛けたい」と名乗り出た。その中で熱意とアイデアで担当を勝ち取ったのが石田氏だという。石田氏は、「『フリージャック』はアクション、レースゲームとしての完成度はもちろん、日本展開では、ゲームバランスをさらに向上させ、積極的に新規コンテンツを入れていきたいと思います。開発会社と密接な関係を築き展開していきたいと思っています」と語った。
石田氏の説明によると、4月15日から行なわれる「フリージャック」のウォーミングアップテストでは、ハンビット会員IDを持っていれば誰でも参加できる。クライアントは本日よりティザーサイトによって配布され、4月15日15時〜4月17日23時までプレイすることができるという。
このテストはプレオープンβテストという位置づけで、作成したキャラクターデータは今後実施されるオープンβテスト、正式サービスに引き継がれる。現在オープンβテスト、正式サービスそれぞれの日程は“2011年春”とされているが、正式な日時は後日改めて発表される予定だ。
ウォーミングアップテストに参加したプレーヤーにはもれなくゲーム内のキャラクターが着用できるアバターアイテム「ブレザーアバター」がプレゼントされる。さらに、期間中毎日ログインすることでマイルームに置くことができる家具アイテム「ソファー」がプレゼントされる。また、4月17日 19時〜23時にはゲーム内にGMが登場し、彼等とレースを行なうことができるとのことだ。
説明会では、ゲーム内容も詳しく紹介された。「フリージャック」の基本は最大8人で楽しめるMOタイプのオンラインフリーランニングアクションゲームだ。コースには必ず複数のルートが設置されており、最短のルートは障害物が多く、最長のルートは障害物が少なく設定されている。本作は他のプレーヤーを攻撃できるため、どのルートを進むか、というのも重要になる。
ゲームモードは最大8人でレースを繰り広げる「VSモード」、ストーリーが展開し、逃げるNPCを捕まえるなど、様々なチャレンジに挑む「ミッションモード」、ストイックに1人でタイムアタックを行なう「ラップタイムモード」がある。「VSモード」は相手を邪魔したり、パワーアップできるアイテムが出現する“アイテム戦”と、純粋にコースを攻める“スピード戦”がある。また、対戦人数は今後最大16人まで増えるという。
コースは空港や下水道の中、街中、さらには海外の有名な名所をモチーフにしたり、オブジェクトを追加したものなど多彩だ。プレオープン時には5つのコースと、それぞれのリバースコースの全10コースが登場する。正式サービスでは24コース、さらに、1カ月後に10コース、2カ月後には8 コースとハイペースで追加されていく。日本をモチーフにしたコースも予定されており、こちらでは「東京タワー」と「名古屋城」という距離的には有り得ないふたつのオブジェクトが同じコース内に登場するという。
プレーヤーキャラクターは、正式サービスには男女2人ずつの4人が実装される。さらに「ミッションモード」をクリアするなど特定の条件を満たすことで、スペシャルキャラクターも使うことができるようになる。スペシャルキャラクターは巨漢や、かわいらしい女の子、ショップの店員など様々なキャラクターがいる。スペシャルキャラクターは「加速性能は低いが、他のキャラクターより最高速度が速い」といった感じに、基本キャラクターに比べ、クセの強いステータスになっているという。これらプレーヤーキャラクターも次々と新キャラクターが追加される。
アバター要素に関しては、一気に500種類が正式サービスに実装されるという。もっとも色違いも別アイテムとしてカウントされての数字ということだが、かなりのボリュームだ。シャツやズボン、スカートや靴といった衣服だけでなく、髪型、メガネやペンダント時計などのアクセサリー、さらにはタトゥーなど部位も多彩だ。アイテムは男女で違うが、性別が同じならば他のキャラクターにも着用できる。性別が同じならばどんな服でも着れる、というのは日本独自仕様とのことだ。
プレーヤーはマイルームという部屋を持つことができ、ここに家具を置き飾り立てることができる。家具は正式サービスで200種類。窓や電灯、テーブルなど多彩で、窓の外の景色すらアイテムで変更できる。今後、アバターは毎月50種以上、家具は40種類以上追加していくという。驚くべきボリュームだと言えるだろう。アバターアイテムに関しては、有名デザイナーに発注したり、ユーザーのデザインコンテストの入賞作品なども実装される予定だ。発注から2カ月でアイテムが実装できるというスピードも重視しているとのこと。アバターの展開には、タイアップも構想しているという。
この他、日本展開にあたり、プレーヤー達の協力要素を盛りこんだゲームシステムの他、ペットシステム、ゲームコントローラーへの対応など様々な要素を盛りこんでいく。本作はMMOロビーを実装しており、現在は数十人の同時接続ができる。将来的にMMOロビーは同時接続で1,000人以上の人数が集まることができるようにしていきたいとのことだ。
筆者は以前の説明会で本作に対して、「カジュアルで楽しそうなレースゲームだな」というイメージを持っていた。しかし、今回の説明会で、特にそのボリューム感に驚かされた。説明会ではさらに「フリージャック」を先行体験でき、スピード感、攻略の面白さ、ギミックの多彩さにも好感を持った。開発者達の気合いもたしかに感じられる、魅力的な作品だと感じた。この先行体験レポートは、後日改めて紹介したい。 大航海時代 RMT

急激に進化してレーザーやらミサイルやらを撃てるようになった

 ついに待ちに待ったこのときが来た! 何が来たのかと言えば、今こそ海洋生物の王者を決めるべきときがやって来たのだ。そんなわけで「インディーズゲームの小部屋」の第176回は、Nussoftの「NEO AQUARIUM -甲殻王-」を紹介する。本作は、急激に進化してレーザーやらミサイルやらを撃てるようになった蟹や海老などを操作して戦う、弾幕系海洋アクションだ。
RMT
 海の一部を切り取ってお茶の間に転送できるという、画期的な新技術が開発された近未来。この技術を用いて作られた“NEO AQUARIUM”と呼ばれる水槽は、たちまち大ブームを巻き起こす。しかし、空間転送に伴う環境の激変によって海洋生物達が急激に進化してしまい、レーザーやらミサイルやらを撃ち合って激しく争い始めるという事態に。そこに目をつけた人々が生み出した新たな娯楽が、複数の水槽を繋げて海洋生物同士を戦わせる“アクアリウムバトル”だ……。
ということで、いきなり進化しすぎだろうという気がしないでもないが、水槽の中で蟹や海老などが激しく戦うというのが本作の最大の特徴だ。ゲーム開始時に選べる生物は、伊勢海老、ズワイガニ、アサヒガニ、イシダタミヤドカリ、そしてフジツボだ……フジツボ!?
 常識的に考えれば、この中で唯一、成体になると自力で動けないフジツボが圧倒的に不利な気もするが、本作のフジツボは繁殖によって移動する能力があるので意外とそうでもない。しかも、増えたフジツボすべてに攻撃能力があるので、かなり手ごわい敵にもなりうるのだ。

 各生物はそれぞれ遠距離攻撃と近接攻撃を持っているほか、パワーゲージとスキルゲージを溜めて特殊能力を発動したり、自分の体の一部を切り離して攻撃したりすることもできる。本作では、海老やヤドカリは真っ直ぐ歩けるが、蟹は横歩きしかできないなど、選んだ生物によって移動の仕方や攻撃方法が大きく異なるので、思いどおりに操作するにはかなり慣れが必要だ。まずはマニュアルにもあるとおり、伊勢海老で基本操作を学んでおくのがいいかもしれない。

さて、ハサミの先からビームサーベルを出したり、ホーミングミサイルを撒き散らしたりと、もはややりたい放題の海洋甲殻類達だが、敵の攻撃などで脚を失いすぎると、移動速度や旋回速度が低下してしまうという弱点がある。
 そんなときはどうすればいいか? そう、脱皮だ。脱皮すれば失った脚もすべて元どおり。さすが甲殻類、脚の7本や8本失ってもどうってことないぜ! とはいえ、脱皮するとパワーゲージをすべて使用してしまうので、しばらくスキルを使えなくなってしまう。当然ながら、敵の攻撃は可能な限り回避するに越したことはない。

 また、アクアリウム内には対戦相手のほかにも、イソギンチャクやなまこなどさまざまな生物がおり、これらを自分の周囲に展開できる支配領域に入れることで味方にすることができる。味方になった生物は一緒に戦ってくれるので、真正面から敵にぶつかるだけでなく、いかに自分に有利な環境に相手を誘い込んで戦うかが勝利の分かれ目だ。ドラゴンネスト RMT