114. 酸化的脱アミノ反応について正しいのはどれか。

  1. 末梢臓器で反応は進む。
  2. グルタミンからアミノ基を外す反応である。
  3. ATPを1分子消費する。
  4. 2-オキソグルタル酸を生ずる。
  5. アンモニアを分解する。

115. 尿素回路について正しいのはどれか。

  1. 細胞質に局在する。
  2. アルギナーゼの反応が律速である。
  3. 一回転で1分子の尿酸を生ずる。
  4. 肝臓に反応は局在する。
  5. 基質レベルのリン酸化によりATPを生じる。

120. フェニルケトン尿症について正しいのはどれか。

  1. 新生児期に死亡する。 
  2. 色素沈着が見られる。
  3. チロシナーゼ活性が欠損する。  
  4. 血中フェニルアラニン濃度が低値をとる。
  5. 常染色体劣性遺伝である。 

121. メイプルシロップ尿症について正しいのはどれか。

  1. 思春期以降に発症する。 
  2. 芳香族アミノ酸代謝障害である。
  3. ケトアシドーシスを呈する。  
  4. 大量のグルタミン酸が尿中に排泄される。
  5. 白内障がみられる。

122. アミノ酸と代謝生成物の組み合わせで正しいのはどれか。

  1. Ala ーー 2-オキソグルタル酸
  2. Arg ーー アセト酢酸
  3. Asn ーー アラニンとアセチルCoA
  4. Leu ーー スクシニルCoA
  5. Lys  ーー アセト酢酸

123. アミノ酸代謝について正しいのはどれか。

  1. 糖原性アミノ酸はアセト酢酸を生ずる
  2. 分枝アミノ酸は完全なケト原性である
  3. 脂肪族側鎖のアミノ酸はケト原性である
  4. ピルビン酸に変換されるものは糖原性である
  5. ケト原性アミノ酸糖新生の材料となる

126. 一酸化窒素合成反応で正しいのはどれか。

  1. アルギニンを基質とする
  2. カルシウムは活性を抑制する
  3. NAD+を補酵素とする
  4. マクロファージのNOS活性は炎症で抑制される
  5. アデニル酸シクラーゼを活性化する

127. 疾患と酵素欠損の組み合わせで正しいのはどれか。

  1. フェニルケトン尿症 ーーー ピルビン酸キナーゼ
  2. メープルシロップ尿症 ーーー ヒスチダーゼ
  3. アルカプトン尿症 ーーー 分枝アミノ酸デカルボキシラーゼ
  4. ヒスチジン血症 ーーー グルタミナーゼ
  5. ホモシスチン尿症 ーーー シスタチオニンシンターゼ

2010年10月29日のツイート