関屋記念

小倉記念はかすりもしなかったですね。
もっとも5ハロン通過57.1なんていうウルトラペースは想定しなかったですから、「前にいける馬」から買いに行っている時点で当たるわけが無いんですけど。
イタリアンレッドは得意舞台過ぎてつまんないなあと思って印は打たなかったんですけど、買い時を逃しているうちにあれよあれよで強くなっちゃいましたね。4番人気なら黙って単勝だけ買うのが正解だと思います。この辺が前日買いの辛いところ。
ネオユニヴァース産駒は個人的に本当に相性悪いんですよねえ。アンライバルドヴィクトワールピサロジユニヴァースイタリアンレッドも「能力は評価するが、隙もあるからこの人気で買いたくは無いなあ」とか思っているうちに買い時を逃してしまう。この産駒は傾向を掴んでいるつもりが全く掴めてませんね。当分はネオユニ産駒に関しては「個人的に買いたくない時程馬券には組み込む」というくくりで行きたいと思います。


イタリアンレッドはともかく2,3着のキタサンアミーゴ(15番人気)とリクエストソング(8番人気)ですが、「母父トニービン」というくくりで掴んじゃっても良いんですけど、


キタサンアミーゴの母アドマイヤハッピーはダート2勝馬
リクエストソングの母ハッピーリクエストはダート(1.1.1.3)


というダート適性に個人的に注目したいですね。
昨夏も小倉の芝戦はダート馬が猛威を振るっていたんですけど、小倉記念もダート勝ちのあるエーシンジーラインが超ハイペースを前で粘った(5着)ようにダート適性も影響があると思います。小倉でトニービンの血が活きるのは良く知られているので、こっちから入った方が穴を狙えるかなと。土曜の西部スポニチ賞で10頭立て9番人気のダート馬ワールドブルーが穴を開けたりしていますしね。あとキングカメハメハ産駒がきている事にも注目です。イメージ的にターントゥ系のダート馬がいたら穴狙い。キングカメハメハを見つけたらとりあえず注意。1200mはナスルーラ直系。こんなイメージでしょうか。ちなみに、母父トニービンはむしろ函館で猛威を振るってます。


それでは関屋記念の予想。
本命予定だったヒカルアマランサスが回避しちゃったんですよねえ。引退しちゃったのでしょうがないですけど、ここは鉄板だと思っていただけに残念です。ちなみにクイーンSに出てくるものだと思い込んでいたコロンバスサークルは何故か今週走ってましたね。条件ベストの重賞を蹴ってOP特別2着・・・どこのバカ厩舎だよと思って馬柱観て納得しました。やっぱバカだ・・・。
という訳で仕切り直しでどういう切り口から入ろうか考えたんですけど、まず一つは「少頭数になった事だし逃げそうな馬は必ず買い目に入れたいな」という事。もう一つは「中山阪神の小回り重賞好走馬から入りたい」という事です。
前者はともかく後者は「新潟とは適性真逆だろ」と思われるでしょうが、このレースはラスト2ハロン目→最後の1ハロンでラップが1秒以上ガクッと落ちるレースになるので、京都みたいにどんどん加速していくラップに強い馬は嫌いたいんですよね。「上がりが速くなるから、速い上がりで勝った事がある馬」とか言われがちですけど、このレースを勝った馬って過去に33秒前半の上がりでぶっ千切ったような馬はあんまりいないですからね。近年の過去の勝ち馬を観てもレッツゴーキリシマ皐月賞優勝)、スマイルジャックスプリングS優勝)、カンパニー(中山記念2回優勝)、カンファーベスト朝日CC優勝)ですから。唯一少頭数で開催された3年前だけマルカシェンクが勝っている事をどう説明するか困るんですけど(笑)、この馬基本的に少頭数専用機ですからね。


◎セイクリッドバレー
その前振りでその本命は無いだろ!と突っ込まずにはいられないんですけど、セントライト記念2着のこの馬が最有力候補になっちゃうんですよねえ。
マイネルクラリティ
中山阪神重賞への出走経験が無いから対象外なんですけど、一昨年本命にしたマイネルスケルツィと同じグラスワンダー産駒なので。
マイネルファルケ
ダービー卿CT2着2回。状態がベストならこっちを本命にしたいんですけど、どう観てもやる気無いのがねえ。
エイシンサクセス
ここまで買いたい馬がいないなら、テイエムアンコール中山記念優勝)の全弟のこの馬でもういいじゃん。オペラハウスだし格上挑戦でスイッチ入るかもしれないですしね。