朝日ニュース

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2007/03/19 生きていてよかった(昭和39年 朝日ニュースNo.979)http://j-footage.vox.com/library/posts/tags/%E6%92%AB%E9%A0%86/

中共の戦犯として19年間,撫順の収容所に抑留されていた3人の日本人が最後の戦犯として4月7日羽田に帰って来た.
紺の工人服に工人帽の中共スタイルで元気に故国の土をふみしめる斎藤さん *1,富永さん *2,城野さん *3. [以下省略/1964年4月15日公開]


CNET JAPAN 日本映画新社,シックス・アパートのブログサービス上でニュース映画を公開 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20346656,00.htm
iTnews Voxで昭和30年代の「ニュース映画」公開 ブログ引用可 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news116.html



日本映画新社 http://www.n-eigashinsha.jp/
記録映画? http://www.n-eigashinsha.jp/kiroku.html
日映史料室 http://www.n-eigashinsha.jp/rekishi.html
東宝映画非劇映画作品リスト http://www.n-eigashinsha.jp/rekishi-toho.html
東宝文化映画部」および「社団法人日本映画社」短編 http://www.n-eigashinsha.jp/rekishi-tanpen.html
思想の科学 №108(1979年8月号)主題:戦争を考える視点 戦争のイメージのつくられ方 ニュース映画と戦争 加納龍一 中村正(聞き手・構成 加納実紀代) http://www.n-eigashinsha.jp/rekishi-sisou1.html

戦争を撮る

  • 前線で戦闘場面を撮る場合も,いろいろ制約があるわけですか. いかにも負けてそうなところは撮っちゃいけないとか…….


中村 日本の映画の場合,前線といっても敵兵が見えるとこまではまず行かない. その前に砲撃戦ですよ. 討伐みたいな形で部落に入っていくときは,戦闘もあるけど……. それにぼくらも,カメラマンが死んじゃったらフィルムが来なくなるから,死ぬな死ぬなといって送り出すわけ. 兵とちがってカメラマンは素手ですからね.

[中略]


中村 それから人を殺す場面とか,死体が転がってるとかの残酷な場面は,検閲を抜きにして撮らなかったですね. いまは,テレビなんかでいくら残酷なシーンが出ても平気になっているけど,当時の日本人は顔をそむけていやがる. だから戦闘で勝ったということを表すのも,敵の死体がゴロゴロしているところよりも,日の丸が揚がるとか万歳するとか,入城するとか…….

  • だから南京虐殺の事実を,当時の日本人は知らなかったわけですね. ああいうのはたいてい中国側で撮ったものですね.


中村 フィルムが余るから撮っておいた,という面はずいぶんあるんですよ,首だけがポーンと飛んでいるとことかね. しかしそれは,使えないという前提のもとに撮っているんでね.

[中略]

  • カメラマンが前線に従軍する場合,軍の報道班員ということで行くわけでしょう. 報道班員というのはどういう立場なんですか.


中村 日映の社員であって,給料なんかも日映から出てるけど,軍に軍属として徴用され,ある部隊とか艦船に配属されるということだな.


加納 前線に行くのには特派員と報道班員とがあるわけね. 特派員だったら,完全に日映の主体性で,今度どこそこに行きたいんだけど便宜をはかってくれという形で,軍に働きかける. 報道班員の場合は行動が完全に軍に左右される. 軍の方で,これこれの作戦でどこに行くから,この部隊に所属せよというふうに行動範囲が決められてしまう. まあ,結果は似たようなものですがね.


中村 報道班員の場合は,どこに行ってるんだか,日映の方では全然わからない. 太平洋戦争になると戦線が広いからね. そしてどこかわからないところから突然フィルムが送られて来る. 連絡の便があるときに委託して送ってくるでしょ. そうするとついた航空基地から連絡が来るわけ. だから早く来る場合もあれば遅く来る場合もある.

[中略]

  • 軍は撮影にあたって,いろいろ便宜をはかってくれるのですか.

中村 勝ち戦でヒマなときはやってくれるけど,最後のあたりはダメですよ. いい時は小さなカメラ持っててもトラックに乗せてくれたりするけど,状況が悪いと大変だ. トーキー班を出した場合海軍の場合だと軍艦に乗るからいいけど−そのかわり沈没したら一巻の終わりだけど−,陸軍の場合は大きな録音機かついで歩かなきゃならないでしょ. 長沙の第三回目の作戦のときだったかな,負け戦で敗走するわけだ. そしたらわれわれがしんがりになっちゃった. 荷物が大変だから……. みんな身軽なものから我先に逃げちゃうんですよ. 日本人というのは勝ち戦の時は結集するけど,負けるとバラバラになってしまうんだな.

これがドイツの場合だと,映画撮影は,軍の作戦の中に位置づけられているから,これこれの機材を運ぶためには,サイドカーが何台というふうに決められるわけですよ. 日本は,たまたま部隊長が理解のある人だといいけど,そうじゃないとまるきりよそ者扱いだね. 食事一つをとってみても,われわれだってメシ食わなきゃならんのだけども,面倒みてくれない. 勝手に乾パンでも食っとけ,というようなもんです. これじゃ真剣になれないですよね,ギリギリのところまで無理して撮ろうという気にはなれない. 偶然,いい場面にぶつかって撮ったというのは今でも残っているけど,真面目に突っ込んで行ったらバカをみる.


加納 一般的にいって,戦争自体が,太平洋戦争になるとそんな戦争ではなくなるからね. 軍艦に乗っていてもその軍艦が沈んだり,陸にいても,いつ部隊が孤立しちゃって敗残兵になるかという状況でしょう.

亀井文夫君がつくった例の「戦ふ兵隊」ね,あれなんかは田中なんとかという中隊長が芝居好きで,ずいぶん撮影に協力してくれたらしい. 作戦詳報という軍の報告文書がありましてね,さっきの作戦はこれこれというふうに毎日記録しておくわけだ. 亀井君はその作戦詳報を見せてもらって,この日の作戦が面白そうだというと,じゃあおれがやってやろうというわけで,部隊長命令でその日の作戦を再現してそれを撮ってるわけだ. いちいち細かいことまでやらしているわけじゃないんだけど,音もその通り入れてね. だから「戦ふ兵隊」は純粋な記録ではなくて再現撮影が入っている.

その田中という中隊長は戦後,中国で処刑されたんじゃなかったかな,わざわざ自分が中国兵を刀で切っている写真を撮らせて事務所に飾っていたという男だから……. しかし,こういう撮影に協力的な中隊長はめったにいないからね.

【出典:思想の科学 №108(1979年8月号)主題:戦争を考える視点 戦争のイメージのつくられ方 ニュース映画と戦争 加納龍一 中村正(聞き手・構成 加納実紀代) http://www.n-eigashinsha.jp/rekishi-sisou1.html






東京新聞 2007/04/03 NTT東 偽装請負か 派遣会社から家電店要員 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007040302005758.html


朝日新聞 偽装請負関連記事 http://www.asahi.com/special/060801/


しんぶん赤旗 注目のキーワード フリーター,派遣,偽装請負 http://www.jcp.or.jp/akahata/keyword/039_inc.html


日経BP社 iTpro IT業界のタブー「偽装請負」に手を染めてませんか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060113/227252/


日経ビジネスを人事コンサルタントが読む-企業における協働のアーキテクチャを考えながら誌面にメモを書き込む 2007/04/02号 P.30 派遣・請負社員の直接雇用化の方向性が正しいと言えるかどうか http://blog.goo.ne.jp/nag0001/e/56fb2ae856f2c9019d1b73869b95c075





S.Wakita's Home Page http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/index.htm
派遣労働者の悩み110番 http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/indexhkn.htm

みなさんありがとうございます,
ここにカキコしなかったら泣き寝入りでした.
がんばります【bbs"不良を出したので給料から引かれた"2003/06/08でのやりとりから引用】

『季刊 ポリティーク12号』 (旬報社 2006/12 ISBN:4845110008) 総点検・構造改革 http://www.junposha.co.jp/guide/1sya/poli/poli_12.htm



雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版 2007/03/28 isbn:9784778310479)



女子りべ 2007/04/06 楽しくプチ貧困(?) http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10030005939.html



新・後藤和智事務所〜若者報道から見た日本〜俗流若者論から日本社会の一面をのぞく http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/



いじめと現代社会blog http://d.hatena.ne.jp/izime/200703



千葉管理教育シリーズ
1-4 http://diary.jp.aol.com/applet/mywny3frv/200606/archive?b=30
5-6 http://diary.jp.aol.com/applet/mywny3frv/200606/archive?b=20



via 雨宮処凛blog http://www.sanctuarybooks.jp/sugoi/blog/

自由と生存のメーデー2007/04/30 2007年4月30日(月・振替休日)
午後12時半 大久保地域センター・多目的ホール(大久保区民センター4F)開場 http://mayday2007.nobody.jp/

*1:憲兵訓練所々長

*2:華北交通参与

*3:元国民政府政治顧問