あけましたおめでとうございます。

 大晦日の各目玉番組の視聴率はどうだったのか、そんなことばかりが気になる年明けです。


【亜姫が観た大晦日番組】

★大晦日だよドラえもん
皆一度は見たことあるエピソードなのに号泣し通しでした。最近若いスタッフが作ってるっぽいドラえもんは面白くないので、このレトロ感を大切に作って欲しいです。
紅白歌合戦
ゲストで登場した山田奈緒子in仲間由紀恵嬢は美しかったです。各所で話題のSMAP大トリに関しては、中居君が頑張ってハズさなかったのに、キムタクさんの余計な歌い方で大マイナス。誰か諌めてあげてください。
★曙vsボブ・サップ
曙が倒れたとき、心配しているボブが可愛かったです。
★宇宙人住民票論争
矢追純一を超える宇宙人肯定キャラ・韮山氏に抱腹絶倒。
★年越しジャニコン
Pさんはどんな衣装でもナマ脚披露なんですね…。

03年度日本ラズベリー賞各賞詳細。


【最悪作品賞ノミネート一覧】
①『TRY』 主演:織田裕二
②『MOONCHILD』 主演:Gackt
③『あずみ』 主演:上戸彩
④『踊る大捜査線2』 主演:織田裕二
⑤『バトルロワイヤル2』 主演:藤原竜也
⑥『仮面ライダー555』 主演:半田健人
⑦『ドラゴンヘッド』 主演:妻夫木聡


 以下選考理由。
①は織田裕二を主演にすればハズれないだろう、という企画理由からして映画としての努力を放棄したという意味で。


 ②は企画からGacktが参画しているという事ですが、それをうまく作品に昇華できなかったスタッフが最悪。こんな本人とファンだけが楽しい世界にお金を払いたくありません。払ってみたから最悪だ。


 ③は自分の大ファンであるという理由だけで、原作では死んだ石垣佑磨を生き残らせた監督・北村龍平の身勝手さが最悪。


 ④は映画の予算でテレビドラマを撮りましたみたいなノリと、フ○の過剰宣伝に虫酸が走ってのノミネート。海外公開してもないのに国際版というのも最悪。


⑤は作り手が自分の趣味や思想を作品に投影させすぎるとこうなりますよ、の悪い典型。前作が良作なだけに残念。


⑥は子供が見たら泣くわ! な残酷描写がけっこう満載。この映画のスタッフは子供が嫌いなんでしょうか。子供に媚びないとはそういう事じゃないと思います。


⑦は映像化する作品の選択を間違ったんじゃ……という所から問題が始まると思います。




【最悪俳優賞】
窪塚洋介(「魔界転生」)・伊勢谷友介(「カクト」監督)


 役者がプライベートを仕事に持ちこんではいけません、という事で上記2人をチョイス。
 あちらの世界にイってしまった事は本人の自由なんですが、公私混同で所かまわない暴走の結果、気がつけば現在CM一本、今後巻き返せるのか、それとも本格的にフェードアウトか気になって仕方がない窪塚洋介アーンド、どんなにエセマルチな才能を発揮しようと、ヒロスエの元彼という代名詞で延々呼ばれ続ける伊勢谷友介に来年はいい事があればいいね、と。ヒロスエ結婚したからこの代名詞ももう使えないし、「キャシャーン」で巻き返せるとは到底思えないんですが……。




【大根若手賞】
「あずみ」に出演の成宮寛貴石垣佑磨・金子貴俊・小橋賢児&最初の5分で死んだ小栗旬瑛太佐野泰臣鈴木信二・山口翔吾


 テレビや雑誌でイケメンと言われても、映画の大スクリーンで鑑賞に堪えうる顔とか立ち居振る舞いとはまったく別だと思うのです。映画には向き不向きがあるんだという事を早い内に悟って、努力するなりフェードアウトするなり対応してください。

 ちなみに小橋賢児は子役経験の差だけマシで、映画的には耐えられる雰囲気を持っているにも関わらずソッコーで死んだ小栗旬瑛太は死んで良かったです(酷)。

 今時の若手は全体的に自意識過剰で、雑誌とかで「色々考えて演技した」とか言うたびに怖気立つので、若手は迂闊な事は口にせず、ただただ作品に取り組んでくれ、と。思うばかりです。


【最低監督賞】
「あずみ」の北村龍平
「BR2」の深作健太


最低監督賞は、「俺って凄い」と思っているに違いない上記2人をチョイスいたしました。とにかく誰か諌めてあげてください。


【ジャニ映画批評】
・『黄泉がえり』 主演:草ナギ剛
・『青の炎』 主演:二宮和也
・『COSMIC RESCUE』 主演:カミングセンチュリー(V6の若い方3人)
・『ハードラックヒーロー』 主演:V6全員
・『木更津キャッツアイ』 主演:岡田准一櫻井翔


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