異常なもどかしさ
先日故あって、ウチの奥さんのご両親と、ウチの奥さんの友人の子が一人、ウチに遊びに来ておりました。
ちょうどウチの奥さんが洗濯物を取り入れに行き、ぼくがキッチンでコーヒーを淹れておった折り、3人の話題が友人の子のご両親についてになったのでした。
その子のお父さんは、どうやら結婚して奥さんの実家に住むようになったらしく、まるで、かの永遠に歳をとらない海産物一家、磯野家のマスオさん状態である、というようなことをその子は話そうとしておったのです。
「うちの両親が結婚したとき、うちの父が母の実家に住むような形になりまして、ええ、スネオさん状態ですね。」
・・・。
ブホッ!
ええーーーーっ!?
スネオさん!?
スネオさんってあのアグレッシブヘアースタイルで有名な!?
スネオさん状態って、強いものにまかれる的な!?
魂の突っ込みをいれたかったのですが、距離があったのと、まじめそうな雰囲気だったのでタイミングをはずしてしまったので結局突っ込めなかったのでした。
見てるのだけでよかった
サリンジャーなくなってる。
若いころは良く読んだものですが、ミステリアスな作家がミステリアスなままなくなってしまいましたね。
ところで、先日突然ウチの奥さんが不機嫌になりまして、どうかしたのかとたずねどもどうにも原因を言ってくれず、しかしながら確実に気分を害した様子で非常に困惑したのでした。
しばらくの時間そのような状態が続いたのち、ようやくその原因を言ってくれました。
エロ画像見てたのがばれた。
いや、見るよ、それぐらい。
ちなみに見てたのは「思わず触りたくなるお尻画像」ですけれども。
iPhone App
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
…。
遅。
家庭を持ち、さらに子を儲けようということになってきますと、なかなか自分の時間というのも減ってまいります。
これでお子が生まれようものなら、さらなる状況の悪化は予想されます。
いやはや。
というわけで、開発していたiPhone Appがやっと完成し、公開とあいなりました。
名前はTEGAMI。
wifiやbluetoothを使って、手紙回しみたいに、指で書いた字や絵をやり取りできるアプリです。
有料版は、白いキャンバス以外にも、カメラで撮った写真や、GoogleMapの画像などにも描けます。
メール送信やTwipicなどへのアップロードにも対応しています。
CatchAppの紹介ページ
有料版
http://catchapp.net/item/detail/350147884
無料版
http://catchapp.net/item/detail/350139170
iTunes
有料版
http://itunes.com/apps/TEGAMI
無料版
http://itunes.com/apps/TEGAMI
なかなか良いアプリを作るというのは難しい。
京都音楽博覧会 IN 梅小路公園 2009/09/22
行って来ました、3回目。
京都オンパク。
3回目ともなると慣れたもので、レインコートの準備も、お昼の準備も、コンビニでの泡の出る麦ジュースの準備も万端です。
でも着いたらふちがみとふなとさんは終わってました。
2年前も出てましたね。
残念。
公園内でBen Kwellerくんのカントリー風さわやかロックを遠くに聞きながら、お昼などをゆっくりいただいておると、公園の常連さんのようなじいさんがヨタヨタやってきて、いきなり立ちションをはじめるなど、ほほえましい休日のお昼をすごすことができました。
この公園は、美しい猫たちがたくさんおるのですが、この常連じいさん、懐から何やらスナック菓子のようなものを取り出し、猫に向かって差し出しますので、ああ、このじいさんが毎日のようにこうして猫にエサをあげたりするのがここの日常風景なのだなぁ、などと思っておりましたところ、なかなか猫が寄ってこないことに痺れを切らしたじいさんは、猫を追い掛け回してすべての猫に逃げられるという予想外の展開を見せ付けてくれたのでした。
そうこうしていると、あっこちゃんの歌声が!
うーん、すばらしいよ、矢野顕子さん。
くるりのBaby I Love Youも。
「こんな暗い歌じゃないんだろうけど、ごめんなさいね。」
とか言うてましたが、完全にあっこちゃんの歌になってました。
「ごはんができたよ」、「ひとつだけ」、最高。
短い!
もっとやってほしい!
続いてBO GUMBOS!
だったのですが、出店でなんやかんや食べて戻ってくると終わってました。
はは。
BO GUMBOSはすごく好きなんですが、やっぱりどんと氏のいないBO GUMBOSというのも何やら見たくない気がしましたのです。
しかし、今見てると、このどんと氏に変わってボーカルをしているラキタという人は、どんと氏の息子さんだったんですね。
今知りました。
おぉぉ!
そうと知ってれば見たかも。
そして奥田民生。
はは、ゆるい。
観客の声を鼻で笑って返すゆるさ。
おなじみ矢野顕子の「ラーメン食べたい」。
なじんでますね。
くるりの岸田繁との息子、ばらの花、名曲2曲!
特にばらの花!
これも完全に民生の曲になって、繁くん歌わないで、って思うぐらいでした。
岸田繁とは系統的に似た感じの曲、歌い方をする二人ですが、いっしょにやると歌声の力に差を感じます。
民生いい。
渋い。
まあ岸田繁はそのなんでもないような歌声が魅力でもあるわけですが。
石川さゆり!
石川さゆり!?
というわけで、一発目、津軽海峡冬景色で一気に会場を持って行かれました。
きれいな薄青の着物の石川さゆりさん、37年?やってるとか言われてましたが、何歳!?
若い!綺麗!歌うまい!そして何よりその圧倒的な存在感!
うーん、さすが。
新曲?の「桜夜」は、演歌らしいアレンジが抑えられて、悲しくも美しい楽曲でした。
ソーラン節と韓国の民謡?をコラボした曲では飛び跳ねるなどのパフォーマンス!
「天城越え」のイチローバッターボックス入りバージョンでは盛り上がりは最高潮に。
いつも思うのですが、あの演歌独特の2拍子さえなければ、演歌はもっと評価を得ると思うのですが、演歌ファンの方々は、あの2拍子が良いのでしょうか。
最後くるり。
サプライズと称して、石川さゆりとの競演!
しかも新曲!
「夜汽車は夢を乗せて」は、演歌チックな物悲しいマイナー展開から、メンバー全員の「ぽっぽー」という美しいハーモニーに突如展開する良い曲でした。
ピアノの人もドラムの人も、すごく良い演奏でした。
ピアノの人は世武裕子さんっていうのですね。
気になる。
でも去年の方が良かったかな?
土岐麻子さんもいたし。
楽しかった。
来年もいきたい。
あ、そうそう、今年はなんと!
雨が降りませんでした。
魔女あっこちゃんが魔法でホールドしていたせいだと思います。
野田佑子(Cello) with 大西隆弘(Piano)/姫路アートホール
L.v.BEETHOVEN Cello Sonatas
ベートーヴェン チェロソナタ
No.1 Op.5-1 F major
No.2 Op.5-2 G minor
No.3 Op.69 A major
イーグレ姫路の地下1F、120人程度のホール。
仕事で30分ほど遅れての到着となり、残念なことに第1番は聞き逃すことになりましたが、チェロの音が良く聞こえるように端っこの席へ。
うーん、良い音。
少し溜めて音色を聞かせるようなところがこの子の才が光るところです。
幻想的な雰囲気のこの曲に、非常に合っております。
もっと大きなホールで聞いてみたい第2番でした。
ピアノも力強い音ですばらしい。
第3番は少し技巧の要る曲で、少し苦手と聞いておりましたが、確かに練習不足な感じはすれど、うまく立て直し、後になるにつれ良い音を出すようになっていきました。
アンコールは白鳥。
真骨頂のチェロの音色を聞かせる選曲です。
ブラボー。
近くで気軽にこんな良い音が聞けるというのは素晴らしい。
サマーソニック07 8/11(土)大阪
今年も行ってまいりました、サマーソニック。
10周年とかで、今年は3日間。
結局行きやすい土曜日へ。
TEENAGE FANCLUB、PLACEBO、ユニコーン、EGO-WRAPPIN'、BAWDIESなどなど見てみたかった。
着いたらまず腹ごしらえ。
落ち着いたところで、どこへ行こう、という話になり、Sクラさんが昔好きだったというLINDBERGを見に。
懐かしすぎる!
ほとんど聞いたことある楽曲!
騒ぐには丁度いいPOP!
PARK STAGEをでてOCEAN STAGEを通りがかると、あのDragon Ashが。
「外国のすごいバンドがいっぱい来てるけど、日本にも命かけてミクスチャーロックをやってるバンドがあるってことを覚えて帰ってください 」
ふぉぁあああぉぁああああ、かっけーーーー!
さすが温泉へ行けばかならず混浴な人の息子さん!
終始かっこいいことを言うてはりました。
彼が「トビハネロ!」というと、みんな飛び跳ねますのです。
ステージ上では赤い服着たダンサーが楽しそうなダンスをしているのです。
トビハネ疲れたので、室内へ。
65DAYSOFSTATICというバンド。
激しいブレイクビーツに重なる音響ギター、ピアノ。
お酒でも飲みながら気持ちよくなりたい音です。
音の波に飲まれることを楽しむ音楽。
再び外へ。
Puffy。
何回か来てたように思いますが、見るのは初めて。
さすがの二人のパフォーマンス、バックの演奏、そしてなによりすばらしい曲!
民生!
一曲ミッシェルガンエレファントのチバユウスケの曲をやってました。
チバユウスケらしいロックですね。
かっこいい。
あぁ、、、そんなことよりアベフトシさん、、、
あのアホみたいな超絶カッティング好きでした。。。
夕暮れのせまるOCEAN STAGE。
NINE INCH NAILS。
3年前だったかもこんな時間だったような。
しかしトレントレズナー、ますますマッチョでボウズで、ラーメン屋の親父みたいに。
ロンゲをやめたときに引き篭もりのヒーローじゃなくなったような気がしたけど!
And All That Could Have BeenのときのNINは神がかってました。
そして最後に!
Tahiti80!
前日の東京では、大雨により中止になってしまったそうな。
かわいそうに。
おぉぉ、Tahiti最高!
格好はダサいけど曲はオシャレ!
モロ文化系っぽいけど曲はファンキー!ダンサボー!
最後にベースの人がベースをボーカルに渡して、カニやらパンダの被り物をしたと思ったら、スティック持ってドラム叩き出し、パーカッションも入れて3人ビートの爆発!
あー、すごい楽しかった。
ありがとう、Tahiti80。
MJ
しかし晩年の不遇は、若い頃の彼の音楽やパフォーマンスのファンだったぼくからすれば、本当に残念でした。
若い頃の栄光が、存命中に既に伝説になっていました。
MJの晩年は、別人のようになってしまった容姿とあいまって、その伝説との対比があまりに激しく、我々に喜劇的な印象を与えました。
人種差別や虐待等の問題を抱え、心中の葛藤からあれだけの表現を世界に向かって放ち続けたMJには、RIPとしか言えません。
久しぶりに聞くと、音楽にマニアックでない一般の方々にも衝撃を与えた「Thriller」も、非常に名曲が揃いの名盤であることに改めて気づきます。
human natureなんて泣きそうになります。
純粋にブラックミュージックの楽しさが表現されたJackson5から、MJ自身の音楽、パフォーマンスの才を爆発させたソロ、そして彼の人間性を表現するメッセージは、晩年まで強く放たれ続けました。
本当にRIP。
で、年末あたりにはドドーンと復活祭?