私の考えるオヤジの脳内女フォルダは「母・妻」「娘」「飲み屋のねーちゃん」。

 via id:yasai:20041214#1103021533

 一方的に甘えられてお世話をしてもらえる「母・妻」、庇護すると同時に、無条件に尊敬の視線を送ってくれる「娘」、性的、及び蔑み対象としての「飲み屋のねーちゃん」会社で働く女性社員は、知人でも仕事上の仲間でもなく、自動的に三つのどれかに振り分けられてます。

 ええと、私が、気取るわけでもないのだが、代表的なオヤジでもないのだが、これは、そうでもないのですよ。別の言い方をすると、そう見られることに耐えているか、あるいは、お金の関係なんて淡いものだと自己慰撫しているのですよ。
 最初にあえてフォルダ分けをすると、「愛する女」「社会的に対応する女」「自分の娘」ですね。
 で、
 「愛する女」というのは、実に微妙なんですが、ま、そういうフォルダはある、と。妻であり、過去の思い出であり、あるいは…という幻想の領域でもあったりしますが、そういうフォルダが、オヤジの心にどかんとある。絶対。
 「社会的に対応する女」は各種です。対応のインタフェースによって変わるだけ。ビジネスならビジネス。水商売なら水商売。電車のなかで乗り合わせたならそういう他人と、それぞれ。基本的に、女というのは関わるのが面倒なものなので、そういう対応のインタフェースのプロトコルに合わせるわけです。飲み屋のおねーちゃんだのにいわゆるオヤジ度全開になるのは、所詮、金(かね)と割り切れるからですね。
 で、このあたりは、一般的なオヤジの本心かわからないが、「母」というのは、社会的な存在です。つまりですね、家というのは、社会なんですよ。母親との対応というのは、「家」という社会のインタフェースでありプロトコルなんです。このあたりの苦みがオヤジたるところ。
 そして「自分の娘」ここが、「愛する女」よりさらに微妙。というのは、たいていのオヤジに現実には自分の娘なんかいないわけです。なのに、オヤジになるってことは、俺がこの女の親かもしれないという奇妙な遠い問いかけがあり、そして、なにかそれに備えるような心の構えができる。実は、このあたりが、若い娘との関係で混乱を来しやすいところで、たいていのオヤジは、俺なんかみすぼらしいしなと知っているが、どこかで若い女を自分の娘のように見て、守ろうと無意識には思っていますよ。
 新聞の社会面とか、社会の現実表層面では、オヤジっていうのが、実にショーもなく出現しているけど、オヤジの本質において、女というのは、そういうもの。
 別の言い方をすれば、そういうオヤジに達してないのは、若造です。
 参考⇒アイ’ムホーム 遙かなる家路|NHKドラマ | 連続ドラマ

NTY Google Is Adding Major Libraries to Its Database

 NYTをくさしておいていうのもなんだが、よい記事だ。っていうか、Googleやるなぁ。

Google, the operator of the world's most popular Internet search service, plans to announce an agreement today with some of the nation's leading research libraries and Oxford University to begin converting their holdings into digital files that would be freely searchable over the Web.

 OPACとの関連がよくわからないな。
 ところで、このニュース、""SEOルートディレクトリ by ジェフ・ルート"が明日ピックアップしなかったら、お笑いへ直行。さて、どうでしょうかぁ、明日をご期待。

長嶋一茂氏が球団代表特別補佐に

清武代表は「テレビ番組で見るイメージ以上にいろいろなことを考えている人物」と、人選の理由を説明した。

 それはそうだと思う。でも、こんなの引き受けるなよとも思う。

「影響力がある」メディア、NYタイムズから首位交代

 これは面白い。

 米国の世論形成に影響力を持つ人々が、最もよく目にするメディアはニューヨーク・タイムズ紙、最も影響力があると見られているのが外交問題を論じる隔月刊のフォーリン・アフェアーズ誌。こんな調査結果がこのほど明らかになった。昨年は「影響力」でもNYタイムズ紙が筆頭だった。外交への関心が高まったのか、同紙への評価が下がったのか、首位交代の理由は明らかでない。

 前半ただの事実だが、後段の「首位交代の理由は明らかでない」には吹き出してしまった。そんなの単純だよ、NYTがダメだから。懺悔記事は鼻につくし、そのわりにスクープはないし、全体の見取り図もないし、ヒネリもないリベラルばかりくりだしやがるし、Washington Postのようにアフリカを見据えた世界を人道的に捕らえてもいない。偽インテリぶっている場合じゃねーよ、と。で、フォーリン・アフェアーズなんだけど、ま、私なんぞが言うのは失笑を買うけど、あえていうけど、レベル低いんだよね、こっちのほうが。なんつうか、これって、けっこうUndergraduateで読めるように書いてある。そして短絡的な時事でもないし、くだらねーコラムのヒネリはない。
 なお、米国の世論形成に影響力を持つ人々とやらは…
 
 NYタイムズ紙(接触率64%)
 ウォールストリート・ジャーナル紙(62%)
 USAトゥデー紙(54%)
 NBCの夜のニュース番組「ナイトリーニュース」(51%)
 
 意外じゃないと言えば意外じゃないけど、WSJがけっこう読まれているのかと思った。
 ほいで、意外なのはこっち。

 一方、「影響力」ではフォーリン・アフェアーズ誌に次いで、議会情報誌の週刊誌CQ、NYタイムズ紙と続き、「信頼性」では日刊紙のクリスチャン・サイエンス・モニターが1位だった。

 CSMに信頼性がかよっていう気は、ちょっとなと思う。
 ところで、田中宇とか論を組み立てるとき、こういうメインストリートの重要性にオッズをつけて情報を振り分ける前処理をすればいいのに。でも、そうすると、あのくらくらする作品はできないのだろうな。
 余談めくが、SalonはNYTをちょっと文学的にしたような感じだが、あれはあれで面白いね。意外というべきかわからないが、AP系のニュースもいちばんきちんと入れている。その点では、Gardianも同じ。
 ちなみに、私が一番面白いのは、Telegraphかな、内緒ですよ。読みやすいのはBBCVOAVOAが意外にいいですよ、外人である私なんぞには。

Paris is the City of Blight for culture-shocked Japanese: report

 お笑いネタ、だよね。

After a relatively short period of only three months or so, Japanese immigrants expecting to find a haven of civilisation and elegance instead discover a tougher existence with many problems dealing with the French.

 私は欧州にもアメリカにも行ったことがない。行ってみたいとは、ちょっと思うかな。パリに幻想とか持たないな。うんことかいっぱいありそうだし。ロンドンはチューインガムとかいっぱいどこにもでありそうだし。

父母未生以前、本来面目

 私は道元の徒であり、公案禅を嫌うものだが、今日、某所にて、ふと、無門関二三「父母未生以前、本来面目」が解けた。不思議な感じだった。これをどう言葉で言い表していいのか、なるほど、公案でしか言いえないものかと思った。
 以前、これも自然に「両掌相い打って音あり、隻手に何の音声かある」が解けたときは、なーんだと思ったが、「父母未生以前、本来面目」はなるほど、難しくて当然か。
 こういうところに悟りの階梯を見る危険は確かにある。しかし、なるほど、、「父母未生以前、本来面目」とは伝えにくく、しかし、禅の奥義ではあるなと思った。

BBC Japan's showbiz fans look to S Korea

But much of the current boom has been fuelled by a Korean soap-opera called A Winter Sonata, and its leading man Bae Yong-joon, or Yon-sama as he is affectionately known in Japan.

 あ、そうだ、これって、Soap-Operaだよな。

ARTIFACT 切込隊長、木村剛氏の日本振興銀行の件でまさに切り込み

本題の日本振興銀行の件についての真偽はわからないので、今後の推移を見守るとして、…

 ぶ、ブログってこんなんなんすかぁ〜〜的。
 っていうか、「ブログ」的まとめ記事。
 っていうか、既存メディアへのインタフェースというか。

切隊 ドンキホーテの連続放火事件

 というわけで、山本のところにタレコミはなし(釣り?)。
 なんとなくだか、以降出てくるお話は、デマかもね臭。
 ちなみに最新⇒都内のドン・キホーテ、昨年2月から不審火7件

 ほぉ。

散人先生 12/14 Today 忠臣蔵の討ち入り

 旧暦がという話は、なしとして。

どだい「大義」がない。馬鹿殿様が乱心して気にくわない同僚に暴力行為におよび処罰された。お家取り壊しで部下は失業する。それを根に持って大挙して武装し人の家を襲い、無抵抗の老人を殺す。どう見ても正義とは見えない。

 で、と。
 小林信彦もそうなのだが、散人先生の世代はモダニズムなのである。
 そして、忠臣蔵の倫理は、新渡戸稲造的な武士道ではわからないものである。
 この点、葉隠忠臣蔵の評はさすがというか、あきれるというか。葉隠の卓越性を示している。

ドン・キホーテ2店で相次ぎ火災、4人不明 さいたま

 うぁ、ドンキ、キターですね。タレコミはどっかにないのか。
 ただの埼玉的事件なのか。
 ところで、以前、知り合いとドンキに入ったことがあるのだが、そいつが、ドンキ的世界に慣れていなかったので、崩落にあってちょいと怪我した。ま、たいした程度ではないなと思ったのだが、そいつが店長と話しているのを横できいたが、要領を得ない。太った中年女だった。なぜ?とも思ったが。店長の印象としては、また、DQNよかという感じだった。つまり、ドンキにはドンキのルールがあるという印象だった。そうなのだろうなと思う。さすがに最近はドンキには入らないのだが、入るときは、ちょっと頭のなかでドンキモードに切り替える。
 ⇒勝P ドン・キホーテの店内では私のその危機センサーがいつも振り切れてしまうのだ

 これは、ちょっと違うかな、と。もちろん、公論としてはそうなのだが。

今日の新聞各支社説…

 台湾立法院選挙がある意味でテーマだが、読売がややまともなものの、朝日、毎日、日経、はなはだしく低能っていうか、中国すりすりが醜い。産経はスルーかよ、だ。確かに、現状の台湾は防衛の面で危険な要素はある。だが、この状態を安堵して終わるこの他人事感はどうにかならないのか、と思う。今回の選挙はテクニカルな問題が多く、論評しづらいというか、すでに陳水扁が主席辞任を打ち出していて、その民進党、そして国民党系の動きが気になるフェーズだ。
 ⇒陳総統が党主席ポストの辞意の意向 選挙敗北で引責

日経社説 中台の現状維持を選択した台湾選挙

 ああ、むかつく。

 中国や米国は急進独立派の後退にひとまず安どしている。しかし中国が台湾を国際社会から締め出す動きを強めれば、住民の独立志向が再び強まるだろう。これを機に中台双方が対話を再開することを望みたい。

 どこの国の人が書いているのだか。

読売社説 [台湾野党勝利]「中国は民意を読み違えるな」

 これはまとも。そういうこと。
 しいていうと今回は民進党の戦術が悪かった面もある。それと、国民党はこれで馬を出すタイミングが難しくなる。