毎日社説 社説:普天間首相発言 腰がふらついてないか

 首相発言は翌8日も続いた。前日の発言を釈明するなかで「前政権の下での(日米)合意をそのまま認めるという意味ではない」と述べたのである。ということは、沖縄県が主張する、日米合意案から沖合に移動する修正案や、民主党内にある米空軍嘉手納基地への統合案なら選択肢になるとの意味なのだろうか。真意は不明である。沖縄県など当事者にさらに混乱が広がっている。

 「沖縄県など当事者にさらに混乱が広がっている」と毎度の沖縄県民に押し付け。

いずれにしても、腰の据わっていない発言は首相の「軽さ」を映し出す結果しか生まない。

 毎日新聞さんは、どう腰を据えたらいいと思いますかね?
 というか、民主党の政策は、県外移設だった。腰を据えるというなら県外移設を貫き、内地の人に向けて「これは、日本国の安全保障の問題なんだ、沖縄県民だけの問題ではないのだ」と新聞社が公論を興すべきではないのですか。

読売社説 体育の日 幼少期に運動習慣をつけよう

 適度な運動は、脳を活性化させる。米国の高校で生徒が毎朝、軽い運動をしたところ、健康だけでなく成績向上に効果があったとの報告もある。受験を控えて運動部を引退しても、体を動かそう。
 スポーツに取り組みやすい環境作りには地域の力も欠かせない。住民が運営主体となっている「総合型地域スポーツクラブ」は、全国に約2900ある。世代間交流などにも役立っているという。

 人間の身体はスポーツにむいてないと思う。とくに子供は。木登りをさせればよいと思う。

朝日社説 G4構想―日本も柔軟に考えたい

 率直なところ皆目わからん。米ドル購入の中国と日本に欧州を添えてみました、その意図はということだろうか。まあ、この話が進むのかもわからない。

 ドル、ユーロ、人民元といった複数基軸通貨時代がやって来るかもしれない可能性を念頭に置けば、米国は国内総生産(GDP)の規模から日本も入れたG4で貿易などの不均衡や危機に対処していくという道を探りたい、ということではないだろうか。
 G4構想の行方は定かでない。だが、そうした枠組みが世界経済の安定や成長に役立つのなら、日本も積極的に動いてよいのではないか。

 日本は大国ヅラが慣れているけど、対外的な経済力がなければ日本への関心は薄れる。というか、すでに薄れている。

朝日社説 天下り―あっせん禁止では不十分

 だが、変わったのは形式だけだった。センターが昨年末の発足から8月末までにあっせんした幹部公務員172人のうち、81人は出身省庁が所管する公益法人天下りしていた。
 鳩山政権は、省庁かセンターかを問わず、あっせん自体をやめるという。厳しく臨む姿勢は評価したい。
 ただ、あっせんは天下りを支える手法のひとつに過ぎない。あっせんを受けず、官僚OBが直接、後輩を呼び寄せる「裏ルート」も存在する。
 仮にあっせんの禁止で「押しつけ」色が薄れたとしても、企業などの側が有利な取り計らいや情報を期待して迎え入れるケースは、今後も続くに違いない。そこに切り込まない限り、天下り問題は終わらない。

 そこはそれほど問題でもないと思うが。

 もっと根本的には、官僚の働き方を変える必要がある。定年を段階的に65歳まで引き上げ、年金受給開始まで勤められるようにするのもそのひとつだ。ただ、官僚が霞が関にこもるのもよくない。
 官僚が民間で経験を積み、民間から有為な人材が省庁に入る交流を進めたい。省益にとらわれない人材育成は、天下りをなくす土壌にもなる。

 「定年を段階的に65歳まで引き上げ、年金受給開始まで勤められるようにする」のは、まさか現行の給与体系のママのわけにはいかない、つまり、減給にするのだが、できるのだろうか? また、これによって公務員は一万人増える。そこに「民間から有為な人材が省庁に入る交流を進めたい」というがどうやって人材を突っ込むのだろう。
 こういうばかばかしいパズルをいつまでやっているのだろうか。

曇り

 月曜日だが祝日。そのせいかひと気がない。これから晴れるようだ。▼夢は。現代の貧困の映像を撮影することになり、私の実家の地域が選ばれる。あそこは貧困地域ではないと思うがと違和感を感じているが、もうあれから何年経ったと思うのですと、別のディレクターに言われる。私はディレクターらしい。そういうなら行ってみるかと車を飛ばすのだが、風景が違う。たしかに貧困地域なのだが私の家はないだろうと思うと、ある。しかもこれは建て替え前の古い家だ。なるほど、しかし変なものだなと思うが、撮影いいですかと聞かれる。役所の許可とっているならいいよ答えると、道路を掘り返すトラクターが出てくる。貧困映像になぜトラクター、しかも道路造成? どういうことなんだときくと、これから発展していくという光景が貧困らしくていいのと力ある映像が欲しいのですという。後ろにどうしたんです、と、私を呼びかける老人がいる。以前の職場で嘱託をしていたNさんだ。いやご迷惑を掛けます、いつもと答えるが、Nさんが随分と老けている。Nさんはうちも近所なんです、お菓子でもどうですかと勧められる。Nさんの家の縁側でぼうっと準備とやらの道路工事を見ていると、アシスタントたちが道になにか絵を描き出し、その上にローラーをころがしている。なにしているの?ときくと、これから道でスタンプを作るんですよという。なぜ? ほらといって、今度は半紙を丸めたようなトラクターが現れて、道の進める。アンパンマンかなにかの芋版のようなものがローラーに取れる。これが貧困の映像なのか。最近の若い人の考えることはわかりませんねと、私はとりあえすNさんとお茶をすする。

最近のネットの空気はさらに悪いですよ

 韓リフ先生⇒昔と同じか : 2009-10-12 - Economics Lovers Live#p2

まあ、郵政民営化が日本の停滞を打破する、ということを批判したら、そのときは「田中は社会主義者ですか?」といわれたこともあるし、反対に経済の効率化を唱えると「市場原理主義者」になるし、ほんとうにそういうのなんかめちゃがっくりくる。

 これは察するに、ブロガーとして発信している立場の側からするとよくわかる気がします。
 「昔と同じか」というより、最近のネットの空気はさらに悪いと思いますよ。以前もあるにはあったけど、誤解の上でのぶこめとか、どうしようもない。それは誤解ですよ、よく読みなさいというと、「わかるように書け、仄めかすな」とくるのもわかっているし、理解しようということすらなさそうですし。
 政局がどうたらではなく、普通の金融政策があるだけでこの国は変わるという、というのは、しかし、ある程度の理解の層はあると思います。
 その層がある程度広がればというのもあるけど、どうもそうもなりそうにない。

判断は人を好く好かないではなく、議論の中身

 増田さん⇒私が池田先生を好かないたったひとつの理由

 話が散漫になってきたので、改めて私が一人の人間として池田先生を好かない理由を述べる。
 それは、下品で甘ったれた世間知らずの幼稚なオヤジだからである。ひとつじゃない?言語化するとそうかもね。でも「こういう人間」だというのに形容詞がいくつも必要だっただけだ。ていうかまぁ、ぶっちゃけるとタイトルは切れ味がいい方がいいじゃん。

 判断は人を好く好かないではなく、議論の中身を見たほうがいいですよ。
 池信先生からは学ぶことがたくさんありますよ。
 というか、ネットの議論は、世間の対人的な知恵とは違って、まず、議論の正否をそのエクリチュールから読むという、ある種、冷酷な能力が必要になりますよ。
 「この意見は正論の面もあるが、こいつはこういう考えを持っている、あるいは持っているに違いないから、この意見の意味はこうだ」だから、バッシングしてやれというのを、できるだけ避ける。

これまたはてぶですごい人気だね

 これまた⇒はてなブックマーク - 金融日記:日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明
 この手の話題に、経済学的な心得のある人は顔を出さないかと思ったら、ポツポツとそうでもなさげ。

fromdusktildawn 日本国債や日銀券の信用不安が高まるにつれ、金持ちは日本国債や日銀券を貴金属や外国の通貨や株式に変えていくから困らないよ。円が暴落すると食料や資源の価格が高騰して庶民の生活が困窮する。ガソリン1L千円とか 2009/10/11

 うまいところを突きましたね。そのあたりが、現下のドルと金(きん)の関係でもあるけど。
 でネタ元なんだが⇒金融日記:日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明
 概ねこの説明でいいと思う。というか、株式という比喩でよいかと思う。
 ただ、ここがね、というのは、風呂無駄さんの指摘にも関係するけど。

ところで、こう言う形で国債が暴落すると、誰が大損ぶっこくのでしょうか?
それは当然、国債を持っている人であり、国債と一蓮托生の運命にある日銀券、つまり日本のお金をたくさん持っている人達です。
まさに文字通りのお金持ちの人たちです。
へんちくりんな会社の株を買った人が大損ぶっこくのとまったく同じではないでしょうか?

 「国債を持っている人であり、国債と一蓮托生の運命にある日銀券、つまり日本のお金をたくさん持っている人」がまさに、このぶこめーさんたちだ、というのに、ぶこめーさん自身が気がついているかなというのが、苦笑のポイント。

そんなことしたら子や孫の代まで、ふつうの労働者は、公務員や政治家に官僚、そして日銀券をたくさん持っている老人の資産家のために奴隷になれと言っているようなものです。

 まあ、その傾向はあるともいえるけど。
 そして、その老人の資産が実質担保になって社会がこれでも現状安定しているのだけど。

ニーチェの哲学を理解するということは、人がルサンチマンから解放されるということ

 なんですよ。
 ⇒ルサンチマン - Wikipedia

こうしたルサンチマンの例は、敵との対比(実際の敵であることもあれば空想上の敵であることもある)において自己を定義しようとする様々なイデオロギーである。このようなイデオロギーでは敵(すなわち自分が無力である原因)が悪の元凶扱いされ、反対に、道徳的に優れているのは自分だとされる。彼らは悪人だ、従ってわれわれは善人だ、というわけである。あるいはまた、世界はどうしようもなく悪によって支配されている。したがってわれわれのほうが世界より優れている、ともなる。

えっ、 江畑謙介さん死去

 ⇒NHKニュース 軍事評論家 江畑謙介さん死去

江畑謙介さんは、昭和24年、千葉県銚子市で生まれ、上智大学大学院を修了したあと、イギリスの軍事専門誌の東京通信員を長年、務めるとともに軍事評論家として執筆活動を続けました。平成3年の湾岸戦争の際にはNHKの番組に出演し、長時間にわたって戦況を解説したほか、平成13年のアフガニスタン攻撃や平成15年のイラク戦争などでも刻々と変わる現場の状況を専門家の視点で客観的に伝えました。

江畑さんは、ことしに入ってからも北朝鮮による弾道ミサイル開発などについて分析を続けていたということですが、10日千葉県内の病院で呼吸不全のため亡くなりました。60歳でした。

 呼吸不全? 
 江畑さんは、イラク戦争ころ独身で、たしか、結婚なさったのは40歳過ぎだったか。よき伴侶で仕事も助けていたそうだ。またあの紳士を伴侶にできるのも幸せだったのではないか。

宇多田ヒカルの名曲トップ5

 なんだろ。
 via ⇒ 宇多田ヒカルの名曲トップ5を決めようではないか カナ速
 「誰かの願いが叶うころ」は異常な曲。よくあれをプロデュースしたもんだなと思う。
 「Exodus04」はけっこうグー。
 「Addicted To You」けっこう好き。
 「traveling」はDVDの映像がグー。
 「COLORS」のサウンドはけっこうはまる。DVDの映像もきれい。
 「Keep Tryin'」の音の作りは楽しい。
 「Passion」は泣ける。
 「HEART STATION」は泣ける。
 「Prisoner Of Love」の歌詞は泣ける。
 「This Is Love」も泣ける。
 あえて、5だと。
1 「Prisoner Of Love
2 「This Is Love」
3 「COLORS」 YouTube - Utada Hikaru - Colors PV
4 「Passion」 YouTube - 宇多田ヒカル Utada Hikaru Passion pv
5 「Addicted To You」 YouTube - SONY MiniDisc RED HOT 宇多田ヒカル 1999