今日こそは映画を見よう!と、昨日から今朝まで寝ないで作業を続けたのに、二度寝の後起きたら夕方だった。このところの水曜と日曜は、なんだかんだで遊びに行けないまま過ぎてゆく。以前は、比較的近所の映画館のレイトショーにふらっと出かけたものだが、そこから15分の距離にもう一つ映画館ができてしまったせいか、ハリウッドものでもちょっと気のきいたものは、そっちに取られてしまった。ラインナップの貧弱さにおいては、系列のシネコン中随一。今回も『ゾディアック』がかかっていない。

ということで、見なきゃならないのは順に『傷だらけの男たち』『インランド・エンパイア』『不完全なふたり』『アヒルと鴨のコインロッカー』『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』『ゾディアック』。このあたりで結構いっぱいのはず。ほとんどが東京西側での上映なので億劫。あら、エディソン・チャンサム・リーの新作も。『ドッグ・バイト・ドッグ』? いかにもノワールなタイトルだわ。

インランド・エンパイア』にはアニエスベーが衣装協力とか(http://www.inlandempire.jp/news/index.php#an)。ちょっと格付けを上げておこう。混みこみの六本木はしばらく近寄らない予定だったけど、ドリス・ヴァン・ノッテンフセイン・チャラヤンマルタン・マルジェラの作品有りとなれば、出かけないわかにもゆくまい。新東京美術館の『スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション』展(http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/skin_and_bones/index.html)。あ、『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』と相互割引なんだ。

昨夜の菊地成孔の『THE UNIVERSE』でも、『インランド・エンパイア』に使用されているというNINA SIMONEの「SINNERMAN」がかかっていた。あまりよく知らないけど、菊地成孔もお洋服好きなのかな? バーゲンと聞くといても立ってもいられないというようなことを。関係ないけど「バーニーズ・ニューヨーク」を、ドバイの投資会社が買収したとか(http://www.afpbb.com/article/economy/2243955/1719181)。F1に続いてファッションも。「才能あるあなた!ドバイでパトロンを募ってみませんか?交渉は当方が代行いたします」という商売を始めたらいいんじゃないか。

『THE UNIVERSE』で、菊地さんの弟子の「レコード探偵」なる人物が出演していた(http://www.j-wave.co.jp/blog/universe_tue/2007/07/post_135.html#trackbacks)。どんなレコードでも、頼めば探してきてくれるという。幻のレコードを見つけに、世界の果てまで出かけてゆく。なんてすてきな職業だろう。

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  • オンライン書店ビーケーワン:ぼくのコブタは、いいこでわるいこ 『ぼくのコブタは、いいこでわるいこ』マーガレット・ワイズ・ブラウン文、ダン・ヤッカリーノえ、灰島かりやく、BL出版、2007.7、ISBN:4776402424
  • オンライン書店ビーケーワン:モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌 『モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌 可笑しな可笑しな万国ガイド』モーティマー夫人著、トッド・プリュザン編、三辺律子訳、バジリコ、2007.7、ISBN:486238045X

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