『一人の芭蕉の問題(Amazon)』という乱歩の日本ミステリ論集をそろそろ手放そうかなあと思い、ここに入ってる収録作って青空文庫でどれくらい読めるんだろうと見にいってびっくりしたんだけど、あんなにたくさん(百本以上)公開作品並んでるのにエッセイに関してはほぼほぼ入ってないのね。
で、ぱらぱらめくってたら、表題のエッセイが結構面白く読めたので99円で売ってみよっかなあと本文を抜いてみた。
のだけども、その作業終わったところで、青空文庫に入っていないにせよ、乱歩ってば、電子版の全集もあったよななど思いつき、検索してみたら、本編所収の『続幻影城』はちゃんと電子版も出ていた。これ。
なんだけれども、青空文庫のラインナップ見ても、エッセイ全然収録されてないのってもったいないなあという気がどうしてもしてしまう。
とかあれこれ考えているうち、ここに本文貼っておくから、これ叩き台にして誰か青空文庫にファイル提出しちゃって、みたいな放り出しもありではないかという気になってきた。ので以下に本文貼っておく。ほんとは最後のほうで言及されている木々高太郎の論も並べられたら面白いと思ったのだけど、没年見るとまだまだ著作権保護期間中なので果たせなかった。
そんなわけで以下本文。 続きを読む