武闘派でええやん!

かなりの忙しさと、ローテンションを作り出す様々な出来事に右往左往してました。

ここまで疲弊したのは久しぶりです。

ちょっと、エネルギーを取り戻すのに、工夫がいりそうです。

気の取り入れは、バランス悪くなさそうだし、

生薬の配合も、悪くなさそうなのに、、、

もう一度初心に返って、慈愛から考えないといけないのかもしれない。

ただ、仕事に関しては、もう、武闘派。

ふと、思うのだけど、従来の精神疾患の定義で診断できないクライアントが増えているような、、

そう思うの私だけでしょうか?

ばったばた、、

年末年始のクリニックはかなりバタバタしてしまいます。
うちのクリニックは予約制ですが、そんなこと言ってられない方もいらっしゃるので、
予約枠を増やし、緊急対応。レセプトもあり、もうばったばたです。ww

さすがに疲れがたまってきているので、漢方薬をいくつか取り寄せ、独自配合スペシャル。
なんとか乗り切れています。

治療者の気が落ちていれば、クライアントに最適な治療を提供できない等と考えつつも、
お互い、人間、いつも私がパワフルでなくても、調和できるとも考えています。
ま、体調はともかく、気の取り込み、充電はきっちりしておかないととは真剣に思っています。

疲れて来たとき、私の場合、瞬間的に、あるイメージを脳内で形成します。
ここは独学秘伝のものなので、オープンにはできませんが、未来から過去へ流れる、
あるアイコンが私の元気の素です。

ペンケースの中に万年筆数本に紛れて挟んでいる、出所不明な青い独鈷杵も今では欠かせないアイテムとなりました。

もう一つは、いつも鞄の中に入れて、すぐに瞑想、内部表現をリセットできる、とある安物のアイテムです。

この辺はご想像におまかせしてww


さて、今年は、もう少し、認知症患者さんに最適な治療をと個人的に考えています。
高齢化社会を迎え、増えてくる認知症の方々。
幸い、近くにMRI,SPECTをすぐに撮ってくれて、丁寧に読影して頂ける、尊敬できる
先生のいらっしゃる病院があるので助かっています。
MRIも、きっちり、読影しなければ、何の意味もありません。
正常と言われたといっても、病歴から、改めて読影すれば、
前頭葉眼窩の低形成に気付くケースも結構あります。

巷では、すぐにMRIをとれるクリニック等が乱立しつつある中、大事なのは、
読影能力だと考えています。

この読影能力にいつも助けられているY医師に感謝をこめて。

今年も、はりきっていきまっしょい!

町医者不要ってことですか?馬鹿丸出し?

もう、あきれるしかない。

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 厚生労働省は26日、病院に比べ高く設定されている診療所(開業医)の再診料について、2010年度の診療報酬改定で引き下げる方針を固めた。現在710円の診療所を引き下げる一方、600円の病院を引き上げて650円前後で一本化する考え。年明けに厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会中医協)に提案する。

 診療所の再診料引き下げは、行政刷新会議事業仕分けで強く要望する意見が挙がっていた。厚労省は、10年度改定の報酬増額が想定よりも小幅に決まったことから、疲弊が著しい救急医療などに重点配分するための財源として、診療所の再診料を圧縮する。

 厚労省によると、診療所の再診料10円は、医療費ベースで約100億円、病院では同10円が約50億円に相当。診療所を下げる形で一本化すれば、かなりの財源を工面することができるという。

 中医協は既に、診療所と病院の再診料を一本化することで合意。医師ら「診療側委員」は診療所は引き下げず病院を引き上げることを条件としたのに対し、健康保険組合など「支払い側委員」は診療所の引き下げを求めている。

 診療所の再診料引き下げをめぐっては、前回の08年改定で焦点になったが、開業医の意向が反映しやすい日本医師会(日医)の幹部も務める中医協委員の反対で見送られた。今回も開業医を中心に猛反発が予想されるが、政権交代後に日医幹部は委員から外されている。

▽再診料

 診療所(ベッド数0〜19床)や200床未満の中小病院で病気やけがの治療を受けた時に、2回目以降にかかる基本料。診療所は710円、中小病院は600円。診療所は外来を、病院は入院を重視するとの国の政策で診療所を高く設定している。200床以上の大規模病院では、2回目以降の受診には別の外来診療料(700円)が適用される。初診料はいずれも2700円。

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あの〜、地域医療を担っている町医者くたばれ。で、皆、大病院という認識でよろしいのですね?
でもって、ますます疲弊する勤務医。
そして減っていく医師数。
まじで、地方の町医者つぶれるぞ、、、、、、
実質、町医者ってのは、経営者でもあり、経費、人件費と楽な世界ではない。
ましてや、私の様な、町医者の勤務医なぞ、、、、、

医療崩壊は今に始まったことではないが、改悪されるとは思わなかった。
これ、実現したら、極端な話、風邪引きました、かかりつけの、、、、
あれ?閉院してる、、、
じゃあ、大きな病院、、、って、待ち時間6時間??(開業医でもこの待ち時間はありうるのに)

しかも、弱毒性インフルというパンデミックを経験して、この有様。

所詮、役人は役人やし、今度の政権もあほばっかりか?
財源の持って行き方ってのがあるやろが?

あぁあ、またしても利権ですか、、、やっぱりね、、、

まぁ、金の事は、「裕福な家庭に育ちましたから、、」
とか、ぼけたことゆうてる奴が頭に立ってるねんから、

ほんでもって、その悪徳な資金繰りを、ほんわかムードで持ち上げているマスコミ、、
なぜ、検察は突っ込まないのか不思議でしょうがない。

愚鈍な現与党。
皆、「改革」を期待していたけど、国は弱体化する一方な気がするが、、、

小泉政権で、格差社会を肯定してしまい、
鳩山政権で、ますます、混沌とし、外交でもわけのわからんことをしているこの世の中。

もしかして、政治家の皆様、いつか、ヒットラーが出現する下地を作られているのでしょうか?

師走

かなり、ブログ滞っていました。
最近、かなり忙しい日々を送っています。
プライベートでもまたしても、もらい交通事故。
本厄抜けるのもあと数週間。頑張れ、俺。^^;

それにしても、インフル一段落したかな?とか考えていたら、
わが精神科のクリニックにも、マイコプラズマだったり百日咳にかかったりしている方が
結構多い感じです。
普通の感冒の方も多いのですが。

最近、気管支炎っぽい症状がでてきた私。
今年花粉症デビューの私ですが、それ以来、手持ちである愛用(?)の小青竜湯飲み始めました。

PCに向かう時間も減っている私。
さすがにこれだけ多忙だと、ちと、疲れが、、、、

しかーし!

まだまだいけるし、まだまだやれる。

目を見て話さない精神科医

先日の日記で書いた「目を見て話さない精神科医」について一考察。

時々、他のクリニックから転院してくるクライアントの方がいらっしゃいます。
その中で、時々挙がる理由が
「私が話しをしているのに、先生は目をあわせようともしない。」
というものです。

最近は電子カルテ等の導入だったり、カルテ書きに専念しているという理由もあるのでしょう。

しかし、私はこれは、ある意味、人としての本能なのではないかとも考えます。

「目は口ほどに物を言い、、」
等と言いますが、脳科学では目の動きで、色々な情報が得られることがわかっています。
例えば、何か質問して、一瞬考えるときに、眼球の方向でその人が映像として思い出しているのか、聴覚、言語で思い出しているのか、嘘をつこうとしているのか等は一つの現象です。
眼球運動と海馬等の脳の構造、機能によって起こる現象です。

また、以前、EMDRといい、あえて眼球を動かさせることで、外傷体験の記憶を簡単に言えば小さくしてしまうという治療も行われていました。最近は、そのトラウマも逆にvividに想起させてしまうという事等を理由にあまり、行われていないようです。
これも、眼球運動と脳の密接な関係を利用したアプローチでもありました。

もうひとつ、上げられるのが、「気」を介した関係です。
目というのは、ある意味、相手の脳内に「気」を使って、侵入できる経路でもあります。
簡単に書いているようですが、これは、先天的に得意な方もいらっしゃいますし、
後天的にトレーニングである程度身につけられるとは思っています。
精神医療に限らず、「目を見て離されるのは苦手。」という方も結構いらっしゃいます。
本能的に相手のフィールドに飲み込まれるのを防御しているのではないでしょうか?

もう、おわかりですね。
目を合わせれば、逆に相手の「気」に飲み込まれるリスクを背負うわけです。
こちらの「気」が勝っていれば、相手に飲み込まれませんし、負けていれば飲み込まれます。
って、別に勝負の世界ってわけでは無いのでしょうけど、、、
相手を癒す「気」は、こちらが創作していなければいけないわけですし、
「気」のプラスマイナスはあって、当然ですから。

私の所属するクリニックの場合、私の受け持ちで平均的に40-60人くらい一日に診療します。
時にはヘビーな話を連続して聞くこともあります。
「気」の存在を知らない精神科医はかなり疲弊することが予想されます。
(よっぽど商業主義でやっていれば別ですが、、、)
クライアントの「病気」と付き合っていれば、楽かもしれません。
ただ、精神科医という仕事は、どこか、その人の「人生」と付き合わなければならないのです。

若くて熱心な精神科医は、相手に共感しようと努力するでしょうし、かなり無意識に「気」を使っていると思います。
ましてや、「気」に敏感な人は、クライアントのフィールドの飲み込まれてしまうでしょう。
診療の場では、弱った「気」、病気による「邪気」、様々なものが飛び交います。

冒頭の「目を見て話さない精神科医」というのは、ここが根底にあるのでは?と思います。
すなわち、クライアントに飲み込まれてしまうのを本能的に避け、言語を介しての
治療に集中するというスタイルです。
それはそれで、別に、クライアントが良くなれば良いと思っていますし、
それがそのセラピストのスタイルならそれでも良いかとも考えます。

ただ、私の場合は、「気」を介しての治療を志していますので、いつもがっつり相手の目を見ます。
と書けば、まるで、合気道の勝負のようですが、、ある意味そういうところもありますが、
癒されるフィールド作りも必要ですし、ぶれない自分を作るという信念もあります。
大周点レベルがわかっていれば、私の「気」が減ることはそうそうありません。
といっても、慢心、油断は禁物、時々、正直体調を崩すこともあります。
まだまだ、修行不足ですな。

そういう意味ではクライアントから教えられることもたくさんあります。
人と人が向き合う治療、大切にしていきたいと自分を戒める今日このごろです。