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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

PRIDEの米国進出情報まとめ

どのへんまで、PRIDEがアメリカに浸透しているのか。
日本人のアーチストやらスポーツ選手やら料理、漫画にいたるまで「アメリカで大人気!」はやっぱりステータスゆえになんでも大本営発表じみてしまい、その誇張表現が氾濫しているために本当にヒットしててもその情報をいまいち信じがたい。
(これ、野茂ブームのときにナンシー関も言ってたな(笑))
一応榊原信行社長が、ゴング格闘技161号で語った情報をそのまま提示する。

2000年以来ずっと大会の全米での当日放送であるとか、過去の試合を収録したDVDを発売したりして。特にDVDはスポーツ専門のセールスチャートで4位になったりして注目は高まっています

満を持していよいよ来年には(興行で進出)と考えているんです。(略)
アメリカ国内について画期的なプロモーション体勢が整いつつあります

とある放送局でPRIDEというコンテンツを使いたいという話があるんです。
これは8月に正式に発表できる予定なんですが。

PRIDEのスペシャル番組がゴールデンタイムで毎週放送されます。しかもその放送局はアメリカ4大ネットワークの1社で、PRIDEも過去の歴史、近況、選手に付いて1時間番組で構成される予定です。

どこまで実現するかは運次第か。
ただ、ここでなぜこうも景気のいい話が飛び出てくるかというと、榊原氏は「UFCがリアリティ・ショーに取り組んだことで競技にたいする新しいファンが増加した(特に女性ファン)。第二弾開始に向けて、MMA全体にアメリカの映画、放送業界が興味を強く持ち出している。それがPRIDEに波及した」と述べている。

そう、アメリカの「ジ・アルティメット・ファイター」がいかに画期的に金鉱を掘り当てたか。これについてもっと日本の格闘技マスコミは注目しなきゃならないんですよおおお!!

今のところ、深く内容を知ることが出来るのは
ALL ABOUTのコラムとひねリンブログぐらいだ。


しかし、どこも注目しないので、しょうがねえやこのブログがやってやろうじゃないかよ。
まかせろ、俺はアメリカに4日間も滞在したことがある_| ̄|○

いや、実際、雑誌でちゃんとした「ジ・アルティメット・ファイター」の紹介記事や、PRIDEのアメリカでのシュート名ビジネス展開の規模や成功・失敗についての分析を載せてください。どこかがというか、あそこが。

佐伯さんに直接聞いてみました。

http://cgi.deep2001.com/cgi/deep2001.com/user-cgi-bin/bbs/index.cgi
満を持して聞いてみたのはこんな質問でした。

小路晃とA大塚 名前:グリフォン URL

ふたりの選手に関してお伺いしたいと思います。

小路晃選手の適正体重はいまいち分からないのですが、
彼自身には83kgで戦う意志はあるのでしょうか?
あるのなら、実績的にGPにも出る資格は十分あると思います。

また、アレキサンダー大塚に関して佐伯さんは「佐伯まつり」の
解説で「今年は「アレキ再生計画』として、DEEPで戦わせたい」
と仰っっていたと思いますが、その後具体的な計画とかはある
のでしょうか?

大した質問じゃねえなあ。、もっとクリティカルな質問がある人は書いてみて。

道路公団談合事件、内田道雄副総裁を逮捕

わたしは、このブログで猪瀬直樹氏の道路公団問題に対するアプローチに相当好意的だったと思う。
民営化推進委員会が空中分解し、今は正式な会合も開けず「懇談会」になっている中で、それでも何だかんだいってそこでの活動が実を上げているではないか・・・というのが骨子だったが、今回映像で悪役(ということになった)内田を正義の猪瀬氏が追及する、という構図が何度も流された。その前に「名誉毀損だから会合には出ない」と出席拒否を内田容疑者がしていたことも合わせ、「猪瀬直樹はよくやった」という評価は高まるのでは。
(むろん、今回の逮捕の罪は法的には微妙らしいが)


猪瀬直樹にはよく「態度がなんであんなに偉そうなんだ」という声を聞く。それこそ前述のナンシー関も書いてたような気がする。

ここにも。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040221

宝島30でも、実は猪瀬の著作「交通事故鑑定人S氏の事件簿」をめぐって批判と反批判、激突対談などを行っていたな。あれは町山氏が洋泉社に出向する前だろうか、後だったろうか、
これはまあ、それともあまり関係ない「悪口戯文」のひとつであって、ホントに「ムカムカさせた猪瀬のほうが加害者」とか「猪瀬の態度は不特定多数への侮辱罪として有罪」とかと考えているかどうかっていえば違うとは思う。

それより、おもろいのはあの「不遜」ぶりがなかったら、たぶん内田氏はああいう行動には出なかっただろうし、その場合、ここまで状況が動くことは無かったのではないか、ということ。
猪瀬の道路公団追及が自己顕示欲や支配欲などに由来するあっても、それを上手く使えれば、というか方向がこっちに向かわなければなかなかに有効な武器でありそうだ。


しかし、こお猪瀬脅迫事件自体は深刻なのに、動機が
動機なんで不謹慎ながら思わず笑ってしまうなあ。

「ヒトラー最後の12日間」見てきました。

また
1「(リンク先の関係で)冒頭は格闘技ネタを書かなきゃならない」
2「かるく思いついたことだけスケッチしとくか」
3「結局長くなって他のエントリを書く力が無い」の繰り返しだ。

今日か明日中には、ちゃんとこの映画の感想を書いてみないと。

月刊アフタヌーン

岩明均ヒストリエ」はまだ方向性を自分も定めていない少年時代編だとはいえ、いつ「語る」「記録する」「歴史に残す」という、歴史そのものへの意志の萌芽が芽生えるのだろう。
実は俺、「歴史記録もの」というか「後世への知性の伝達もの」「先人の知恵継承もの」というか・・・・へんな仮題だけどそういうジャンルが好きなのだ。
例えば「敦煌」とか「文字禍」とか。うーん、言葉にならないもどかしさがあるな。
もうちょい跡でこれは練り直そう。


◆木尾志目「げんしけん
なんか話題と人気はまだ続いているけど、恋愛ものっぽくなったよね。
やっぱりこういう展開が、作者も読者も好きなんだろうか。王道はやっぱり大きな道だから王道だというか。


とよ田みのるラブロマ
前に書いた
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040518#p2
けど、こっちは正統派恋愛ものから外れて「変人伝」としての傾向が強くなっているような。
チェスタトンいわく
「狂人は理性を失ったものではなく、理性以外の全てを失ったものである」
うーーーーーん(笑)。


◆ハグキ「ハトのおよめさん
この前実家に帰って、死蔵してある本を見ていてはたと気づいた。
「この「ハトのおよめさん」は、杉浦茂漫画の後継者なんだ!」と。ヘウレーカ!!
しかし、このPNはさすがになんとかならんのか。

ヒクソンの宿敵ズールvsカンフーマスター

http://blog.livedoor.jp/hardcore_heaven/archives/28808384.html

先日の柔術クラスには飛び込みで日系ブラジル人の方が見学に来た。・・・・その人はズールが試合をしているのを見た事があるのだそうだ。
14,5年前にはブラジルでもカンフーのブームが(恐らく映画の影響で)あったらしく、ブラジル人の消防士の人がカンフーを教室を開き「誰の挑戦でも受けます」とブチ挙げたらズールが来ちゃった・・・・

貴重な証言なのだが、ブログのオチが実に急展開。というか・・・・

坂田亘について

こちらのエントリによると
http://d.hatena.ne.jp/Ryo1976/20050727/1122458976
本日は坂田亘選手のことを書くと、来訪者が多いそうだ。理由はPRIDE放送のお荷物、邪魔者として知られる小池栄子女史が何か話したそうだからで。恋人はPRIDEから1回で消えたんだから、そろそろ後を追って欲しいなあ。

それはともかく、

アクセスいただいたみなさん!坂田が日明兄さんにボコボコにされた話しか
    書いてなくて『正直スマン!©佐々木健介

とのことである。それがもし目当てなら、じゃあ引き継いでブログ上再現

上はブルゾン、下はスパッツの前田日明が、会場の隅?からバックステージへ。
はじめ歩いていたが小走りに。
【場面転換】
試合後、記者の囲み取材に答える坂田亘。偉そうに足を組んで椅子に座っている。
全法から突然表れる前田。
前田「なーにー、こーらーお前」
右のストレートパンチ4連発!!猪木のような弓をひくパンチが顔面に吸い込まれる。
4発目で椅子から転げ落ちる坂田。
左ロー(倒れてる相手の顔を狙う)、またぐようにして追い討ち右パンチ、
そしていったんバックステップ・・・サッカーボールキック!!

前田「(聴取不能)してんとちゃうぞこの」
立ち上がろうとする坂田にサッカーボールキック追撃、ミドル気味に入る、
右ストレートパンチ。
嫌倒れする坂田

そこにテンポよく左ロー連発
坂田「あっ、あっ」
お座り状態の坂田の頭に手を置いて膝、膝、蹴り、倒れた坂田に踏み付けコンボ
前田「ぼけ」

坂田にまたがる前田
坂田「すいませんでした」
前田「・・(聴取不能)・・んぞ、ボケ」
右ストレート2発
前田「ふざけろよ、このぼけ」

踏み付け。
いったんスタンド状態に戻す坂田だが、すぐにまた嫌倒れ。
坂田はオープンガードを取る(本当)が、前田は果敢にその
ガードの中に入り、右手を壁について、踏み付け4連発!!
サッカーボールキックも!
坂田「すいませんでした」
(右手が壁を持っているのは、ルール上問題ではないかとの
指摘もあるが、「流れの中なので」とのこと)

ここで坂田が、下から足を取りかける!!(ように見える)
しかし巧みに前田はそれをかわす。
坂田「どうもすいませんでした」

そして前田は折りたたみ椅子を持ち出した!!
足のほうからフルスイング
坂田「あうえっ」(この声が一番悲惨)
次は上から2発め!!
坂田「すいませんでした」
そしてなんと、タイガー・ジェット・シンばりに、再び折りたたんで・・・
縦にした椅子で直撃!!
坂田「すいあmせんでした」

前田、ふたたび2発の踏み付けを実施。
ぴくりともしなくなる坂田。


そして映像は、去っていく前田の背中を映す・・・・

【戦評】前田日明は、シュートボクセ・スタイルを駆使して、下からの坂田亘の反撃を封じたところが高く評価されよう。