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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

北岡悟という生き方。船木誠勝に挑戦表明。

http://www.pancrase.co.jp/tour/2007/0905/rls/0810.html
どうでもいいが、字が死ぬほどヘタ(笑)。まあ人のことは言えんが。


……いい目標を見つけました。それは7月16日にある人が現役復帰されるって聞きまして、まあ、ご存知の通り船木誠勝“選手”ですけど、復帰されるんだったら試合してえなって思いまして。・・・で、挑戦状を出そうかなと。
※おもむろに挑戦状を取り出す。

北岡悟:『挑戦状 船木誠勝殿 12月31日に現役復帰される貴殿に挑戦を表明させていただきます。つきましては、同封したチケットの大会(9.5パンクラス後楽園ホール大会)へご来場何卒よろしくお願いいたします。パンクラスism 北岡悟

※挑戦状をチケットとともに封筒にいれる北岡


(略)

北岡悟:うーん・・・そうですね・・・いろいろ各種媒体で船木選手のインタビューが載ってたんですけど、『(対戦相手は)誰でもいい』って言ってたんで、誰でもいいなら俺がやりたいと。誰かにボコボコにされるんだったら、俺が一番最初にボコボコにしたいなって。ちょうど船木選手がパンクラスでやってたのは7年間、要するにガチンコでやってた7年間があって、僕も7年間やってるんですよ、パンクラスで。その7年間対7年間をやりたいなって思います。なんかの雑誌では『自分が勝ってしまうと総合格闘技が7年間停滞してたことになる』って言ってたんですけど、そんなわけねーだろと。僕、7年間プロでやってきて、本当、血のにじむような思いとか、すごいキツい思いしてやってきたんで、そんな簡単なものじゃないよってことを僕が教えてやりたい。

今の総合格闘技をなめんなっていうのを僕がやりたいんですよね。放っとくと桜庭選手とか、田村選手とか、ホイス選手とか、そういうレトロ対決でお茶を濁すと思うんで、そういうのだけは我慢できねえなって。なんかそれって過去vs過去なんで。現実と戦えと。逃げんなと。船木選手本人がおっしゃってたと思うんですけど、尻尾を巻いて逃げたわけじゃないですか、格闘技の世界から。そりゃ、いろんなプレッシャーがあったのかもしれないですけど、そんなの別にみんな背負ってることだから。誰だって背負ってるから。それは別にファイターだけじゃないから。あんた逃げたんでしょって。

で、ぬけぬけと帰ってきて、個人でって・・・そんなの楽じゃん。そんな楽に試合してるのを俺は観たくないし。だから俺とやるべきだと思うんですよ。それが道理だと思うんですよ。今、パンクラスを代表するのは僕です。今大会は僕がメインです。前田吉朗でもないし、川村亮でもないし、ミドル級の挑戦者決定戦でもないし。僕がメインです。だから、パンクラスを代表してるのは間違いなく俺。だから、尻尾を巻いて逃げた人をちょっと首根っこつかまえてこっち向けよとやる感じです。自分一人の力じゃ足りない部分があるかもしれないんで、ちょっとマスコミの人にも協力してもらいたいですね。よろしくお願いします。


一言でいうと「感情面、『格』論からの批判はありえる。しかし、論理としてはまったく隙が無く「正論」だとしかいわざるを得ない」ということでしょうか。とりあえず支持か不支持かといえば支持する…。

……いや、正確にいうと、「北岡悟vs船木誠勝を見たいか?」というのにYESではない。しかし「北岡の船木への挑戦表明・批判は正論か?」と聞かれればYESだわな、ということ。
そもそも船木が「対戦相手は、本当に誰でもいいんです」とか言わなきゃよかったわけでさ。こういう言い方をしたら有象無象がにょきにょき出てくるのは想定内で、んでそういう場合は闘いたくない相手を、そういいつつも断る論理をちゃんと準備して無いと逃げたと言われちゃうわ。
まあこの場合「大晦日なんだよ、視聴率を取れるカードじゃないと意味無いんだよ!」というのもまた別の正論であるので、谷川貞治氏が悪者になって終わるのだろう。
それにミルトン・ヴィレイラにまず勝てるのか、って微妙だしさ。

テロ弁護をなさる佐高信さんについて

※最初に来た方へ。この佐高批判シリーズをまとめて読むには

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2a%5b%ba%b4%b9%e2%bf%ae%5d

からどうぞ


微妙に続いている佐高信シリーズで新エントリを。
本日は、終戦記念日であると同時に、加藤紘一議員宅放火事件より一周年である。あらためて加藤氏にはお見舞い申し上げたい。
ご存知の向きもあるが、この事件は今年5月末に判決が出て、確定している。

山形県鶴岡市で昨年8月、自民党元幹事長、加藤紘一衆院議員(67)の実家と事務所が全焼した放火事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた右翼団体幹部、堀米正広被告(66)=東京都文京区湯島4=に対し、山形地裁(金子武志裁判長)は31日、懲役8年(求刑・懲役12年)を言い渡した。
 判決によると、堀米被告は昨年8月15日、加藤氏の実家1階の無施錠の玄関から侵入し、寝室にガソリンをまいて火をつけ、木造2階建て住宅と棟続きの事務所計約377平方メートルを全焼させた。その後、包丁で割腹自殺を図った。

 検察側は犯行の動機について「多額の借金や持病の糖尿病などから将来を悲観して自殺を考えるようになり、所属団体にも自分の存在意義を示したかった」と指摘。「民主主義に対する暴力手段を用いた挑戦で、多くの政治家の言論活動にも脅威を与えた。政治的言論への批判を暴力に訴えることは絶対に許されない」と厳罰を求めていた


で、これに対し共同アピールをするやら、小泉純一郎はすぐにテロだと批判しなかったからけしからん、というような主張をするなど活躍していたのが佐高さんであった。

http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50665153.html

「……思うに『犯人』は小泉前首相ではないか。問答無用のやり方が受ける時代をつくってしまった。小泉さんは右翼を元気づける……」

そういう時代を作り、元気付けるのがけしくりからんと。

さて。

という本がある。
嫌な予感がしてくるだろう、佐高さんおよび佐高ファンのみなさま。
何しろ矛盾・不整合を書き飛ばしまくりの佐高氏、彼の最大の敵は「彼自身が以前に書いた著作」だったりする(笑)。

209Pで1970年代に日本を揺るがした連続爆弾無差別殺人テロのことを鈴木邦男が語る、

という本を書評しているのだが…

爆弾テロが善行でないことは確かだが、なんの弁明も許されぬ悪業かといえば、それは断定できない。しかし、マスコミはその行為の背景にはいっさい目をつぶって、悪行のみを報道する。そんなマスコミを信じないなどと言いながら、じつは信じていた自分を恥ずかしく思う。

うん、確かに「恥ずかしく思った」ほうがいいよ(笑)。
論評の価値すらないが、さらしものにする価値はありそうなので(笑)、終戦記念日とテロ事件一周年の日にご紹介。


関連(というか別のところでも同じようなこと言ってやがる)のエントリ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061029#p2
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061115#p3



しかし、この資料の入手のために、こんな本を購入せざるを得なかった。
105円(ブックオフ)もの金を費やしちゃったよ、ああもったいない、この本にはもったいない。

岡田斗司夫(フェザー級)が実績をひっさげてダイエット本を執筆。

http://putikuri.way-nifty.com/blog/2007/08/post_05cc.html

 というわけで、ここまで減量できた秘密はこの本で見てください!
 いままでこのブログで書いてきた内容だけでなく、「スタートの方法」「段階ごとの注意点」なども詳細に書きました。単なるダイエット・マニュアルではなく、「読んで面白い本」を目指したつもりです。よろしく!

この本とは、この本。

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

理論上、これだけの実績を上げたら本も売れるはずだが……

そういえばHERO'Sトーナメントの組み合わせ。宇野薫とブラックマンバが再戦

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200708/at00014240.html

・・・…組み合わせに関しては宇野とJZ・カルバンが、ともにシャオリンとの対戦を希望したため紛糾。「やったことのない選手と戦いたかった」という宇野に対し、カルバンも「初戦でどうしてもシャオリンとやらせろ」と一歩も引かず、結局、チャンピオンの意見を優先し、カルバンvsシャオリン、宇野vsブラックマンバに決定した。

カルバン、君、グーよグー。いい仕事見せてるよ。
こういう細かい心配りがないと、日本でファン(&プロモーター)に愛されるガイジンさんにはなれません。
とはいえ、ブラックマンバにしてみれば有名日本人選手に負けた後、星を取り返せるめったに無いチャンス、でもある。決して宇野だって油断はできないだろう。
この感じで、ペケーニョにも所英男に借りを返すチャンスが、いつかはめぐってくるかな?
弥勒菩薩の下生(57億6千万年後)までには。

日本政府は葉酸の食物への添加を進めるべきである、のか

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070815/1187136224
経由で知った
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070814ik01.htm

先天障害の発症リスクを低下させる効果があるとされる、ビタミンB類の一つ「葉酸」について、妊娠前から積極的に摂取していた妊婦はわずか1割台… 厚生労働省は2000年、妊娠を計画している女性に対し、1日当たり0・4ミリ・グラム以上の摂取を推奨したが、同省の呼びかけが浸透していない……・・・葉酸が母体内で効果を発揮する妊娠1か月前から妊娠に気づくまでの食生活について尋ねたところ、「葉酸を意識してとっていた」と答えた妊婦は16・9%だけ。サプリメント(栄養補助剤)などを用いて、積極的に葉酸を摂取していたのは全体の13・5%・・・… 高橋教授は「……米国ではシリアルなど穀物の加工品に葉酸の添加を義務づけており、日本でも米国のような政策をとるのが望ましい」と話している。

(2007年8月14日8時57分 読売新聞)


葉酸」という言葉は、自分も丸元淑生って人の料理栄養本を読んで初めて知ったけど、実社会じゃほとんどお目にかからないな。
このエントリにビビッと反応したのは、前にちょっと触れたが「医学的合理性が『神』となり、ある時は民主主義を超えた唯一無二の政治原理になる」という話に興味があるから。
本当に目に見えて先天異常が減るのなら、この際問答無用で無理に権力は強制添加を求めるべきでしょうし、政治的功績としては大きいのに、なぜやらないんでしょう?
虫歯とフッ素添加がどうのこうの、ってな話もあったな。
さてもう一歩立ち止まって、アメリカでの成果や科学的知見、そもそも葉酸って何?ということも後で調べよう。