究極の権力者亡命受け入れ宣言都市(こっそりと)

福岡(或いは日本の地方都市)が、
独自の存在感を出す究極の方法として、
権力者、亡命受け入れ宣言を、(こっそりと)するという方法がある。

ちょっと、思い出すだけでも、ここ百年で、
ソ連トロツキー、イランのシャー(皇帝)、
ルーマニアチャウシェスク
ビルマのアウンサウンスーチーなど、多くの
権力者が、権力闘争に敗れ、亡命を敢行した。




NEWSなどを聞いて驚くのは、
地球上、知らないものがいないような大物でも
亡命となると
案外、地球上どこにも、安住の地がないのである。


権力者時代の振る舞いについては、さておき、
行くあてのなくなった、かつての権力者に、
ささやかながら、わずかの衣食住くらい
提供してやってよいのではないか


トロツキーが、ソ連から追放されたとき、
玄洋社頭山満は、動かなかったのだろうか
ここに、彼らの限界をみる。

もし、1945年に、トロツキーが福岡で、
亡命生活をおくっていたら、
対ソのみならず、対世界に対して
さまざまな工作をしかけることが
可能であったろう。
列強に対しての、世界民族解放闘争の大義
大日本帝国が、もつことになる。
トロツキーの秘密工作で、
米国のユダヤ人脈が動いて、原爆投下を
阻止していた可能性もある。

今頃、トロツキーが晩年、通っていた、
お寿司屋のトロ鮨を食べようと、
世界中から、
トロツキストたちが巡礼しに来ているかもしれない

資本主義的値段にぶつぶついいながら
お腹いっぱい食べて、
トトロのぬいぐるみをきて

インターナショナルを、高歌放吟して、
お土産に、ひよこを買って、満足して帰国する
微笑ましい姿が、観れたかもしれない。

亡命に適した都市の条件は、なかなか厳しい。
東京や北京など、
権力の中枢機能のある、首都では難しいし、
かといって、完全な田舎では、
退屈だ(権力者は贅沢!)
いざとなったら、カムバックも可能で
多国との接触も可能な都市を希望するはずだ。


もちろん、亡命の条件として、
政治的活動の禁止を付けなければいけないが
現実には、グレーゾーンが、できるだろう。


もちろん、マスコミを使って発表するような
性質のものでなく、公然の秘密として
世界中にささやかれる噂のようなものになるだろう


各国は競って公館を福岡に設置し、
しかるべき人員と予算を割いて、
いざというときの、保険にするだろう。


おまけ
スパイ歓迎、亡命権力者受入れで、どうなるの?
ファミレスで、映画の一場面のような
かっこ好い密談がみれるようになるかも

モサドとイラン秘密警察、極秘接触など、
きゃー素敵。
鯨ウオッチングツアーならぬ、
秘密会談ウオッチングツアーが、大人気になりそう。


秘密会談中はお静かに。
あんまり、ジロジロ、みない様に、
演技ではなく、本物なのですから。

万一、不慮の事態が起こっても、
ツアー企画者は、何ら、責を、問われません。
自己責任で、ご参加ください。