やってみたら?
*アビーロードスタジオで音源をマスタリングしてくれるサービス - YAMDAS現更新履歴
わたしの知り合いが結成している素晴しいバンド「男結(おとこむすび)」が近々アルバムを作ると耳にした。マスタリング、頼んでみたら良いのに。かっこいいよな。
“床屋政談”なう
「民主党に一度 政権を任せてもよい……のでしょうか」というチラシをいただいた。“政治の季節”である。
このチラシには発言(責任)者・団体の記載がなかった。「ネットで見つけられる」というので「ググれカス」と言われぬよう「民主党に一度 政権を任せて」で検索してみた。そうすると、こんなサイトがトップに来た。トップページは「国民が知らない反日の実態」。これはいわゆる“ネット右翼”*1の手になるものなのだろうか。
豊富な文量を誇るサイトのようである。そのボリュームだけで、正直、読む気が失せてしまったのだが(サマリーでもあるといいんだが、そう簡単にはまとめられないのだろう。伝えたいことが多いのだ)、ささっと見ている内に「えっ?」という記載を見つけてしまった。
それは民主党の提案する「沖縄ビジョン」に隠されている「陰謀」についての記載である。その「陰謀」とは何かを暴いたのが下の囲みの画像である。
「ええ、ネタ?」。
どうやら「沖縄ビジョン」の当該文章を拡大するとこんな文字が読める……ということらしい。……ええっ?
どうしたんだネット右翼。これは真剣なのか冗談なのか。
ちなみに「沖縄ビジョン」のpdfファイルを拡大してもこんな文字は確認出来なかった。
「画像に変換して拡大すると読める」ということなのだろうか。何故にpdfファイルをわざわざ画像に変換しないと読めないような仕掛けが必要なのだ。そもそもどうして民主党はそんな事までして大事な「陰謀」をネット上にアップするのか(しかも手書きで)。他の全ての文章が真っ当であっても、こんな“ネタ”を同じページに掲載したら台無しではないか「国民が知らない反日の実態」。そもそも疲労がたまっていたせいもあって、これ以上読む気力を無くしてしまった。
追記:どうやらこの画像は、当該サイト管理人の意向に沿ったものではないことが判明しました(現在この画像は削除されています)。
この「国民が知らない反日の実態」について評したサイトはないのかと探してみたら、ちょっと面白いやりとりをyahoo知恵袋で見つけた。
*民主党に一度政権を任せてみたい。でも駄目だったら、戻せばよいという考え方... - Yahoo!知恵袋
このページの解答のひとつに「なるほどぉ」と思えるものがあったので、その中からいくつか引用する。発言者はkyhikkhytmsという方である。全文はリンク先で確認して下さい。
- ネット内での「民主批判、自民支持」者の意見は、要約すれば「民主が政権を取れば日本が乗っ取られる」というのに集約されている。
一方、「自民批判、民主支持」者は「長期政権による腐敗を改めるためには政権交代が必要だ」と唱える。
- ネット内の自民支持者が唱える「乗っ取られないためには自民党だ」という主張が広範な支持を得られれば、自民党圧勝間違いなしだが、どうも国民世論がそんな逼迫感を持っているとは考えにくい。不況下で排外主義がはびこる要素があるのは事実だが、とても一般化しているとはいいがたい。「民主党はまだ頼りない」と言う意見を聞くことはあるが、普通の会話で「日本は乗っ取られるよ」なんて話は出たことはない。「会話では言いにくいが、本音ではそう考えている人はいる」という反論もあろうが、表立って言いにくいことが一般化することは難しい。本当に「乗っ取られる」という逼迫感が国民の多数を占めれば、その意見がどこでも語られる状況になるからだ。
どうして引用文太字の部分をわたしは思いつけなかったか、こういう常識的な考え方がまず最初に出てこなかったところに自身の甘さを感ぜずにはいられない。実際のところ、この「国民が知らない反日の実態」に携わる方々は、自民党に対してそういったアピールをしているのだろうか。ページ内では見つけることが出来なかったが、もしかしたら書いていなくとも行動しているのかも知れない。それはわからない。そして残念ながら、とわたしは思うのだけど、この解答はベスト・アンサーではない。
この手のことは誰かと話しても結局“床屋政談”になるような気がして臆してしまう。
どうでも良いとは思うが最後に言わせてもらうと、わたしは最近のマスコミを称して「マスゴミ」というネット上の手合を好きになれない(というか、そんな言い方をする人をネット以外で見聞きしたことがない)。どうしてそう上から目線なのか、いや別に下手に出ることもないんだが。*2 *3
ついに大西順子が帰ってきた!
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見た人すべてが幸せになる動画
narinari.comから教えられた。思えばここもかなり老舗なニュースサイトになってしまった。最初はタイトルほどでは…と思っていたが、後半の新婦入場にはやはり微笑んでいた。
戦争に行く兵士達は、こういう動画を見てはいけないのじゃないかな。こういう幸せが、銃口の向こう側の兵士にもあるのだということがわかってしまうから……そんなことないか。「この二人の幸せを守るために、俺は戦うんだ」と、なってしまうのかな。まさしくカエサルは言う。「人は自分の見たいものをしか見ない」。*1
*1:正確には「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」なのだそうな。
名言の効用
こういったいわゆる「名言」はわたしたちの財産である。それは歴史という忘却の波にさらわれずに生き残った言葉という意味で言わば“集合知”だと言えないだろうか。という訳でわたしのお気に入りの名言をいくつか。
- 「地獄への道は善意で敷き詰められている」(サミュエル・ジョンソン)
- 「人は死と太陽を直視することは出来ない」(ラ・ロシュフーコー)
- 「愛国主義は、無頼漢たちの最後の避難所である」(サミュエル・ジョンソン)
- 「世界と君が戦うなら、世界を支援せよ」(カフカ)
- 「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」(モンテスキュー)