ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-09-20 膠原病と漢方薬

Mrジャイアンツ長嶋茂雄氏の奥様が突然に他界されたと報道がありました。情報が少なく因果関係はわかりませんが、膠原病を患っていたそうですね。


簡単に言えば膠原病とは膠原繊維すなわちコラーゲンの病気です。何らかの原因でコラーゲンが増えてくると、身体の機能に影響が出てくるのです。SLEと呼ばれるエリテマトーデスや関節リウマチ、強皮症なども膠原病です。恐らく全部(10種類くらいあると思います)が難病に指定されているはずで、患者さんも大変ですが医師も治療に苦労しているのです。


身体の多くの部分で炎症が長引いたりするとコラーゲンができます。繊維化と呼ばれますが、膠原病でも炎症を抑えるステロイドが治療の中心になります。


肝炎では繊維化を抑えるために瀉血をすることがあり、”駆オケツ剤”により繊維化の進行が抑えられるとの報告があります。


これをヒントに膠原病でも駆オケツ剤の使用により、病気の進行を遅らせることができるのではと考えているのです。漢方薬はそれ自体に抗酸化作用があり、炎症によって生じるフリーラジカル活性酸素)を消去することで繊維化を抑える効果も期待できます。


重症度にもよりますが、できれば駆オケツ剤に加え強力な抗酸化作用のある牛黄も併用するといいのではとも考えています。漢方薬は万能ではありませんが、秘めた可能性もあり、難病である以上副作用が少なく回復の可能性がある方法なら試す価値は充分あると思います。


亡くなられた長嶋夫人のご冥福をお祈りいたします。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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