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ステロイド

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ステロイド

「筋肉増強剤」としてのアナボリック・ステロイドと「副腎皮質ホルモン」としての抗炎症性ステロイド

化学物質としてのステロイド[英:Steroid(s)]

化学構造式上、ステロール(Sterol)に類似した有機化合物(oid)」。6−6−6−5員環が縮環した特有の骨格を有している。ビタミンD類などB環が開裂した化合物もステロイドに含めている(生合成経路が他のステロイドと同じため)。なお天然物由来のステロイドと区別するため、人工に合成されたステロイドを「合成ステロイド」と呼ぶこともある。アナボリックステロイドや抗アンドロゲン作用をもつ医薬品に多い。

アナボリック・ステロイド[anabolic steroids]

男性ホルモンテストステロン)をヒントに筋肉増強を目的として合成された、蛋白同化作用を持つ化合物の総称。必ずしもステロイド骨格を有するわけではない。スポーツ選手や映画俳優などが筋肉を増やすため使用する場合が多い。性腺・心血管系への深刻な副作用があるため、オリンピックなど公式スポーツ大会ではドーピング検査対象の薬物として使用が禁止されている。なお、一部の疾病に対し医薬品として利用されている。

抗炎症性ステロイド

副腎皮質ホルモンのもつ抗炎症作用に着目した化合物。アレルギー性疾患ほか、さまざまな病気の治療に用いられる医薬品である。免疫系に直接作用するため、迅速で強力な効果が得られる場合が多い。副腎皮質ホルモンは人間にとって必須なホルモンであるが、疾患治療を目的に連続投与された場合は過剰状態となる。そのため、肥満、高血圧糖尿病骨粗鬆症高脂血症など、さまざまな副作用を惹き起こす。また使用を急にやめると、原疾患が急激に悪化することがしばしば起こる(いわゆるリバウンド現象)。このようなことを背景に、抗炎症性ステロイドの使用については効果と副作用のバランス関係が取りざたされ、「諸刃の剣」などと呼ばれることもある。現在、医薬品として用いられる抗炎症性ステロイド剤は、作用の強さや投与経路などさまざまな選択肢がある。そのため、投与量や投与方法を十分に吟味することで、副作用を最小限に抑えつつ効果を得ることができるようになってきている。

ゲーム

ステロイド

すてろいど

マジック・ザ・ギャザリングにおける、緑のマナ加速と優秀なクリーチャーに赤の火力を加えたビートダウンデッキの総称。ファイアーズやグルールビートなどが含まれる。

扱いやすく、極端に不得手とするデッキタイプが少ないのが特徴。そのためか、様々な病気の治療に用いられるステロイド剤になぞらえてこう呼ばれる。