最近買った漫画のこと。
最近色々と気になる漫画の新作が発売されたので買う。買ってないけど「ヒストリエ」の7巻が出てたな。また読み直ししとかないと分からなくなるので寝かせておくことにする。
「リアル」 11巻 井上雄彦
「アオイホノオ」 7巻 島本和彦
「プロチチ」 1巻 逢坂みえこ
「ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜」 原作 宮粼克 漫画 吉本浩二
「さすらいアフロ田中」 5巻 のりつけ雅春
「バンビーノ!」 9巻 せきやてつじ
「ピコピコ少年 TURBO」 押切蓮介
- 作者: 井上雄彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: コミック
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- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: コミック
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- 作者: 逢坂みえこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: コミック
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ブラック・ジャック創作秘話?手?治虫の仕事場から? (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
- 作者: 吉本浩二,宮崎 克
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: コミック
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- 作者: のりつけ雅春
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/30
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- 作者: せきやてつじ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/30
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- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/11/29
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友人のSはファミコンが発売される前にエポック社で発売されたハード「スーパーカセットビジョン」を持っていた。ソフトは「ベースボール」の一本だけ。が、彼の家には大勢の近所の子供たち(俺も含む)が訪れ、連日満員御礼状態だった。彼が学校から帰ってくると「お友達が来てるわよ」と母から言われ「なんか約束してたっけ」と部屋をのぞくと、さして仲良くもない子たち(俺も含む)が勝手にゲームをやっていて、「やあ、いないから先にやってたよ」としれっと言われショックを受けたという。それからしばらくしてファミコンが発売されると彼の家に訪れる子供は全くいなくなり、彼がファミコンを持っている子供の家に遊びに行くと皆自分のプレイする時間を奪われたくないばかりに「何しに来たの」ぐらいな態度で接したらしく、彼はまたショックを受けたという。そして、ある日彼は俺の家にもやって来た。「さんざんゲームやらしてあげたんだから俺にもファミコン貸してくれてもいいんじゃないかと思ってさ」。もっともな言い分だ。だけど俺のファミコンは兄貴との共同購入なので自分の一存だけでは貸せず、兄貴に消えるような声で「あの、Sがファミコンを数日貸してほしいって言ってるんだけど…」と兄貴に言うと、
「ァアン?、追い返せ」
と物凄い形相で言われ、「アメガフッテルカラカセナイ」という「ブラックレイン」のケイト・キャプショーのカタコト日本語口調の言い訳しか出てこなかった。言った時のSの表情が忘れられない。彼とまた友人になれたのは社会人になってからだ。未だにそのことは言われる。
押切蓮介は過去を美化しない。その正直さが信用できる。というか他人の気がしない。今さら思ってもしょうがないことなのだけれど「あの時間を何か別の事に使っていればもっとすごい事が出来たかもしれない」と思うことはよくある。自分に子供がいたらゲームをやらせるだろうか。親はどんな気持ちで子供がピコピコをやっているのを見ていたのだろう。それを思うと切なくなる。