欧州系資金の外人買いが堅調!先高観測に安心感!

先週末29日の東京株式市場は、連騰からの利食い売りに押されて、一時日経平均ベースで17円48銭安まで売り込まれました。

しかしながら、ニューヨーク市場でダウ平均が一時2000年1月につけた市場最高値を突破したことを受けて、売り込まれたところをすかさず拾う動きが目立ち、最終的には、主力株にバスケット買いが入り、日経平均は102円高で3連騰となりました。

テクニカル的にも、今回の3連騰で、投資スタンスは今までのネガティブからポジティブに転換しました。

9月27日の391円の大幅高時点で、25日移動平均をクリアーして第一関門をクリアーしてから、3連騰で前の波動の高値9月19日の16096円を抜けてきました。
更に、今回の反発は75日移動平均線を割らなかったこと、一目均衡表の雲に入らずに、接したポイントから切り替えしたことから、見方としては陽転した可能性か高いわけです。



加えて、欧州系の外資(多くの場合は、原油高騰で潤沢な投資資金のあるオイルマネーの買い)が入って来ていることが強みです。今後、押したところは仕込みのチャンスと考えて間違いなさそうです!
07年度鉄鉱石価格:5%上昇か、中国の需要増で−大和証券SMBC (ブルームバーグ)

2006年10月2日(月)11時14分

  10月2日(ブルームバーグ):大和証券SMBCは、2007年度の鉄鉱石価格が上昇するとの見通しを示した。世界最大の鉄鉱石消費国である中国の需要拡大を理由として挙げている。

  大和証券SMBCメルボルン)の調査担当責任者マーク・パーバン氏は9月29日のインタビューで、豪州産鉄鉱石の指標価格が07年度に5%上昇するとの見方を示した。同氏は5月時点では、10%の下落を見込んでいた。

  中国の鉄鋼生産がほぼ倍増したことから、鉄鉱石の契約価格は4年連続で上昇している。中国税関当局の統計を基にブルームバーグがまとめたデータによると、中国の9月の鉄鉱石輸入は3280万トンと、2000年9月以来の高水準となった。

  パーバン氏は「中国の鉄鋼生産は過去数カ月間、前年同月比で増加しており、同国の鉄鉱石輸入はかなり力強さを取り戻している」と指摘。「最新のデータは、鉄鉱石需要が非常に力強いことを示唆している」との見方を示した。

  中国国家統計局によると、同国の9月の鉄鋼生産3670万トンに急増し、過去最高となった。中国は世界の鉄鋼生産の3分の1を占める。

  ゴールドマン・サックスJBウェアのマルコム・サウスウッド氏率いるアナリストらは9月24日、07年度の鉄鉱石価格が10%上昇するとの見通しを示している。

  06年度の鉄鉱石の年間指標価格は19%値上げされ、上昇率は過去最高となった。ブラジルのバレ・ド・リオドセ(CVRD)、豪BHPビリトン、英豪系リオ・ティント・グループなど鉄鉱石生産大手と鉄鋼メーカーとの価格交渉は 10月にスタートする。


安倍首相:8日に訪中で調整中、前後に訪韓も−日本外務省関係者 (ブルームバーグ)

2006年10月2日(月)11時14分

  10月2日(ブルームバーグ):政府は、安倍晋三首相が8日から2日間の日程で中国・北京を訪問して胡錦濤国家主席と会談する行う方向で調整している。また、訪中前後の7日か9日に韓国を訪ね、盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領と会談する可能性もある。日本外務省関係者が2日、匿名を条件にブルームバーグ・ニュースに明らかにした。

  小泉純一郎前首相の靖国神社参拝を受けて、中韓両国は日本との首脳間の相互訪問、直接対話を拒否。日中首脳会談は2005年4月23日、アジア・アフリカ首脳会議の場を利用して行われて以降は開催されていない。日韓首脳会談も、釜山でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催中の05年11月18日に行われて以来、途絶えたままだ。

  日本の首相が訪中して首脳会談に臨むのは01年10月8日の小泉首相以来、5年ぶり。当時の小泉首相江沢民国家主席と初会談し、北京郊外の日中戦争の発端となった盧溝橋と中国人民抗日戦争記念館を視察したことを説明。そのうえで、「(日本の)侵略によって犠牲になった方々の悲痛に対し、心からのお詫びと哀悼の意をもって展示を見た」と伝え、「深い反省と哀悼」を明記した1995 年の村山富市首相(当時)談話を踏襲し、謝罪の気持ちを正式に表明した。