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試験運用中なLinux備忘録 RSSフィード

2012/02/04 (Sat)

メールマガジン:Open JTalkの発声サンプルとそのパラメータ指定,自動生成スクリプト

この記事について

メールマガジンの系統は「自由テーマ」です。

メールマガジン:Open JTalkの実行方法,オプション指定,ラッパースクリプト」の紹介記事に貼り付けた発声サンプル動画では発声文字列を画面下に表示していますが、パラメータの類は紹介していないため、それぞれの例についてのパラメータ指定に関するメモとともに、全てのテキストをOpen JTalkでWAVEファイルに音声合成する作業を自動化するスクリプトも紹介しています。

メールマガジンの詳細については「『試験運用中なLinux備忘録メールマガジン』の発行について」を参照してください。

動画は下のものになります。

D

途中までの内容

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃Open JTalkの発声サンプルとそのパラメータ指定,自動生成スクリプト   ┃
┃                     Open JTalk,マルチメディア,日本語環境,音声合成┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

前回『Open JTalkの実行方法,オプション指定,ラッパースクリプト』の
試験運用中なLinux備忘録(http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/)上の
紹介記事でサンプルとして紹介した動画の中の例の実際のパラメータ指定と
そのサンプル音声の自動生成スクリプトを扱う。
本体や声のデータについてはインストール済みであることを前提とする。

━━━━━━━
パラメータ指定
━━━━━━━
今回、サンプリングレートについては48kHzとしたので、全ての例において
「-s 48000」オプションを付けている。

───────── (以下は見出しのみの紹介となります) ─────────

───────
例1:昔話 (Mei)
───────
─────────────────────
例2:駅ホームのアナウンス (NIT ATR503 M001)
─────────────────────
──────────
例3:オバサン声 (Mei)
──────────
──────────
例4:若い(女)声 (Mei)
──────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サンプル音声データ自動生成スクリプト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

関連記事:

使用したバージョン:

  • Open JTalk 1.05
  • hts_engine API 1.06
  • NIT ATR503 M001 1.04
  • MMDAgent Sample Script 1.1

2012/02/03 (Fri)

Wine バージョン1.4-rc2時点のRPGツクール作品とWOLF RPGエディター(ウディタ)作品の動作についてのメモ

ここにまとめている内容は一番最後の関連記事やまとめドキュメントの内容を踏まえた上での追加のメモとなる。前回リリースされた安定版1.2系のバージョン1.2.3と次期安定版1.4系へのリリース候補段階にあるバージョン1.4-rc2の動作を比較している。

RPGツクール2000/2003作品: 一部作品では1.2系のほうがよい?

使用フォントの指定については[Wine環境の最上位ディレクトリ]/dosdevices/c:/windows/Fonts/(C:\WINDOWS\Fonts\に相当)にフォントのファイルを入れる方法が使えなくなっているので、フォント名「MS ゴシック」に対する置換のレジストリ指定が必須となっている。

REGEDIT4

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Fonts\Replacements]
"MS ゴシック"="[フォント名]"

使用するフォントについては、以前にも書いたように、内蔵ビットマップが存在し、かつそれが綺麗なものでないと読みにくくなる。

Wineのバージョン1.4-rc2では、(一部作品の動作に必要な)winetricksの「quartz」を入れると2000作品のMP3ファイルの再生時に「OLEエラー 80004001」のダイアログが出て落ち、再生できなくなる。同じWine環境(WINEPREFIX)の状態でバージョン1.2.3を用いると正常に動作するため、一部のMP3ファイルを用いた2000作品を動かす場合にはバージョン1.2系のWineを用いたほうがいいかもしれない。

RPGツクールXP作品: 1.4系のほうが快適

Wineのバージョン1.2系の頃と比べると描画が軽くなっている。

作品によっては文字が描画されない部分が出ることがあるが、これについてもフォント置換のレジストリ設定で改善される。「MS Pゴシック」「MS ゴシック」「MS 明朝」「MS P明朝」あたりを全て置換するようにしておくと表示される可能性が高い。ただし、置き換えるフォントの指定によっては作品の動作中の特定の場面で落ちる原因になることもあるので、その場合は別のフォントにするようにする。

REGEDIT4

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Fonts\Replacements]
"MS Pゴシック"="[フォント名]"
"MS ゴシック"="[フォント名]"
"MS 明朝"="[フォント名]"
"MS P明朝"="[フォント名]"

これとは別に、corefonts内のフォントはディストリのパッケージかwinetricksで導入しておくと表示されるようになる。

RPGツクールVX作品: 設定次第で1.4系のほうが快適?

久しぶりにRPGツクールVX作品を起動してみたところ、CPUのクロックが十分に高い状態でも描画がカクカクになってしまうようになっているのに気付いた(同じWine環境の状態のバージョン1.2.3より遅い)が、手元の環境(GPU:Radeon HD 4200, グラフィックドライバ:Catalyst 12.1(fglrx 8.930)の構成)ではDirectDrawの描画にOpenGLではなくGDIを用いる指定をすることで改善された(グラフィックドライバによってはGDI指定する必要はないかもしれない?)。

WineにおけるDirectDrawの描画にはOpenGLとGDIの2種類のモードがあり、バージョン1.3.28以上ではOpenGLが既定値となっている。

手動で描画をGDIに切り替えるには、レジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Direct3D\DirectDrawRendererを「gdi」にする。winetricksを用いる場合は「ddr=gdi」指定をして実行する。

$ WINEPREFIX=[対象のWine環境] [winetricksの場所] ddr=gdi

手元の環境では、GDIによる描画の指定をした状態でバージョン1.2系と1.4-rc2とで動作を比べると、1.4-rc2で動かした場合のほうが軽くなっている印象がある(ただし、何故かCPUのクロックが低いときの違いはほとんどない)。場面にもよるが、VX作品では手元のCPU(Athlon II X3 445)の1.9GHzでの動作で多くの場面で60fpsが出るようになった(以前はこのクロックでは60fpsは出ず、1段階上の2.4GHz以上にする必要があった)。

RPGツクールVX Ace作品: 1.2系しか使えない?

RPGツクールVX Ace作品のWine上の動作は基本的にVX作品と近い。

ところが、Wineのバージョン1.4-rc2では何故かセーブをしようとすると(作品によらず)ブザー音が鳴ってセーブができない。バージョン1.2.3では問題なくセーブができるため、何らかの問題がWine側にあるものと思われる。なお、バージョン1.4-rc2でも、バージョン1.2.3を用いて保存した既存のセーブデータの読み込みはできる。

文字表示については、行の右端で文字の一部が欠ける場合がある。ただ、これはバージョン1.2.3でも1.4-rc2でも同様。

f:id:kakurasan:20120203220038p:image

フォントについては、RTP(ランタイムパッケージ)にVLゴシックフォントが含まれていてこれが使われるため、特に置換の指定をしたりする必要はない。

Wineのバージョン1.2.3では『DESTINY〜FIRST FANTASY〜』という作品を最後(の最後)まで動作確認した(安定して動作した)。

WOLF RPGエディター(ウディタ)作品: 好みと必要性で1.2系と1.4系を使い分けるのがよい?

3Dモードが正常に動作

バージョン2.00以上のWOLF RPGエディター(ウディタ)で作成された作品で描画にGPU支援を用いる「3Dモード」が以前Wineのバージョン1.3系でうまく動作しなかったが、バージョン1.4-rc2時点では正常に動作する。Wineのバージョン1.2系でも3Dモードは同様に正常に動作する。手元の環境では、3Dモードによる描画の指定をした状態でバージョン1.2系と1.4-rc2とで動作を比べると、1.4-rc2のほうがやや動作が軽くなっている印象がある。

フォントはレジストリで置換する

使用フォントの指定(レイアウト崩れ対策などの目的)については本記事内の「RPGツクール2000/2003作品」と同様、レジストリ指定で行うことになる。

ジョイパッド使用時のキーボードの矢印キー問題は残っている

作品起動時のジョイパッドと方向キーに関する問題は残っている(ジョイパッドの縦方向と横方向を一度触るまでキーボードの矢印キーがうまく動作しない・1.2系では問題なし)ため、キーボードの方向キーが使いたい場合は最初にジョイパッドの縦方向と横方向を一度触っておく必要がある(ジョイパッドのみで操作するのであれば問題にはならない)。

キーボードによる文字列入力の日本語入力

キーボードによる文字列入力については、Wineのバージョン1.4-rc2の時点では日本語の入力もできるようになっている(入力メソッドはuimを使用)。しかし、バージョン1.2.3では日本語入力時に固まってしまう。

下はバージョン1.4-rc2での日本語入力の際のサンプルゲームのスクリーンショット。

f:id:kakurasan:20120203220042p:image

入力中

f:id:kakurasan:20120203220045p:image

入力後のメッセージ表示

関連記事:

まとめドキュメント:

使用したバージョン:

  • Wine 1.2.3, 1.4-rc1, 1.4-rc2
  • uim 1.5.7
  • WOLF RPGエディター 2.01

2012/01/25 (Wed)

メールマガジン:GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例2(PyGI,Vala)

この記事について

メールマガジンの系統は「GTK+開発など」です。

メールマガジン:GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例(PyGI,Vala)」に続き、GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridというGUI部品の使用例についてを扱っています。例に使用している言語はPython(2.6/2.7/3.2系で確認・PyGI使用)とVala(0.14系)です。

GtkGridのGUI部品について理解できているのであれば、この記事を読む必要はありません。

メールマガジンの詳細については「『試験運用中なLinux備忘録メールマガジン』の発行について」を参照してください。

スクリーンショット

f:id:kakurasan:20111106214405p:image

縦方向分割

f:id:kakurasan:20111106214409p:image

横方向分割

上の2つは「メールマガジン:GtkVBox/GtkHBox,GtkBoxの使用例(PyGI,Vala)」と表示結果は同じなので、以前のスクリーンショットを再利用しています。

f:id:kakurasan:20120125211640p:image

横3x縦2の分割

途中までの内容

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例2(PyGI,Vala)      ┃
┃                                             GTK+,Python,PyGI,Vala┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

『GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例(PyGI,Vala)』に
続いて、GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例を扱う。
前半の2つの例の実行結果については以前の『GtkVBox/GtkHBox,GtkBoxの
使用例』と前回『GTK+のGUI部品のレイアウトに用いるGtkGridの使用例
(PyGI,Vala)』のものに合わせている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一列に並べる場合の簡単な方法を用いた縦方向分割
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
下のプログラムを実行すると、縦に4つのボタンが並んだウィンドウが表示され
ウィンドウ装飾の「閉じる」ボタンで終了する。ウィンドウ内のボタンは
押しても何も起こらない。

(以下略)

───────── (以下は見出しのみの紹介となります) ─────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一列に並べる場合の簡単な方法を用いた横方向分割
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━
縦方向と横方向の両方の分割例
━━━━━━━━━━━━━━

関連記事:

使用したバージョン:

  • Python 2.6.7, 2.7.2, 3.2.2
  • PyGObject 3.0.0
  • Vala 0.14.1
  • GTK+ 3.2.0
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