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神奈川地域資料保全ネットワーク(旧 神奈川歴史資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット))

2016-12-31

神奈川地域資料保全ネットワークの連絡先について


神奈川資料ネットへのお問合せ等は下記宛にお願いいたします。

横浜国立大学 教育人間科学部 学校教育課程 社会科教育講座 多和田 雅保 研究室
 所在地 : 〒240-8501 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-2
 電  話 : 045-339-3434

関東学院大学 経済学部 田中史生 研究室
 所在地 : 〒236-8501 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1
 電 話 : 045-786-7056

いずれの連絡先にご連絡いただいても構いませんが、
講義等の都合により、すぐに電話に出られないこと等あるかと存じます。
ご承知おきいただけましたら幸いです。

また、E-mailアドレスは下記のとおりです。
kanagawa_shiryounet☆yahoo.co.jp (神奈川資料ネット宛。スパム防止のため、@を☆にしています)
こまめにアクセスするようにいたしますが、お時間をいただくこともあるかと思います。

どうかよろしくお願い申し上げます。

2016-05-20

2014年開催のシンポジウムが本になりました。


2014年8月に神奈川資料ネットはシンポジウム「地域と人びとをささえる資料―文字資料から自然史資料まで―」を開催しました。
「地域と人びとをささえる資料」は神奈川資料ネットが2011年7月の設立からの3年間にわたる活動の中で、
関わっていきたい資料の範囲を示す言葉として導き出したことばです。

「地域資料」を考えていく際に、いずれかの学術領域の進展に資するものだけが資料なのではなく、
一人ひとりの活動や、生きた証であることを再度認識し、
それぞれの身近にある資料を、自らの手で守っていくことをささえるネットワークでありたいとの思いを込めました。

さまざまな資料に対応するには、神奈川資料ネットはささやかな組織ですが、
いろいろな組織と連携させていただき、資料保全の一助を担えるようになっていきたいと考えております。

当日は、地域の資料を利用して研究をされている大門正克氏と
市民として資料に向き合い地域の歴史を叙述した経験をお持ちの横松佐智子氏、
そして被災した、地域のアイデンティティを示す自然史資料を保全する作業を行った山本真土氏に報告をしていただき、
また、参加いただいた方の地域資料との向き合い方を伺い、地域と人びとをささえる資料について考えました。

当日の記録と、シンポジウムに参加してくださった方々にご寄稿いただき、
このたび「地域と人びとをささえる資料――古文書からプランクトンまで」を勉誠出版から刊行することになりました。

以下、刊行情報です。
詳細は、勉誠出版ウェブサイト
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=1&products_id=100611
をごらんください。表紙写真等もご覧いただけます。

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タイトル : 『地域と人びとをささえる資料――古文書からプランクトンまで』

編  者 : 神奈川地域資料保全ネットワーク

出 版 社 : 勉誠出版

価  格 : 3,780円 (本体3,500円)

刊行年月 : 2016年5月

目  次 : 

序 言(田中史生)

第一部 地域と人びとをささえる資料―文字資料から自然史資料まで
 資料ネットの方向を問い直す(多和田雅保)
 人びとの「生存」を支える資料と歴史―3・11後の東北でのフォーラムの経験から(大門正克)
 『かまくらの女性史』と地域資料―編さん作業十年の過程から(横松佐智子)
 博物館自然史資料の重要性―文化財レスキューの経験から(山本真土)
 【討論】地域資料を考える

第二部 地域資料と対話する
 海洋生物資料と地域社会(菊池知彦)
 地域における学校史料(多和田真理子)
 鈴木重雄への旅(松岡弘之)
 気仙沼大島漁協資料の保全と漁協文庫の建設(窪田涼子)
 千葉資料救済ネットの現状と課題(小田真裕)
 新聞社と地域資料(平松晃一)
 神奈川県立図書館の地域資料(水品左千子)
 アーカイブズと地域社会―寒川文書館におけるレファレンスの事例から(高木秀彰)
 地域でいきる「ネットワーク」をめざして―神奈川資料ネットの活動から(宇野淳子)
 今を未来に伝えるために―地域資料を守るとは?(林貴史)

あとがき(浅野充)
執筆者一覧
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寄稿してくださった皆様や
編集を担当してくださった吉田祐輔さまをはじめとする、勉誠出版のみなさま、
そして設立以来、神奈川資料ネットをささえてくださった皆様に心より御礼申し上げます。

2016-05-13

常総市水損文書復元作業について(参加報告)


2015年9月10日に発生した関東・東北豪雨により、
茨城県常総市では鬼怒川堤防が越水・決壊したことで、住宅等に浸水被害が出ました。
改めて、被害に遭われましたみなさまにお見舞い申し上げます。

常総市役所に隣接する永年保存文書庫には約90センチの浸水がありました。
水損した公文書の乾燥・クリーニング作業は、2015年9月以降、国文学研究資料館国立公文書館
国立文化財機構茨城史料ネット、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会などの助言・指導、
また多くのボランティアの協力により、現在も行われています。

神奈川資料ネットは関東・東北豪雨以降、広報協力と共に、
常総市内の民間所在史料の調査(茨城史料ネットへの協力)、常総市役所の水損公文書の復元作業への参加などの後方協力を行ってきました。

2016年5月2日、運営委員作業に参加してきました。
水損した公文書は、水損の状況により分別され、洗浄・乾燥作業が行われました。
今回参加した際に行われていたのは、その次の作業で、乾燥した簿冊のページを開く作業でした。

非常勤職員の方やシルバー人材センターから派遣されている方に指導していただき、
簿冊を1ページずつ、丁寧に開く作業を行いました
(固着している部分は無理に開かず、開くことのできる部分を開いていきます)。
1ページずつ開く作業は、簿冊が通常の形で使われるように戻っていくことを実感する工程でした。

現在はその作業は終わり、ドライクリーニング作業に入っているようです。

公文書市役所の業務に用いたり、その時々の市の様子を伝える記録として将来の市史編さん事業等に利用できる意義もありますが、
なによりも市民お一人おひとりの生活に関わる記録の集積です。
水損文書の復元作業はまだまだ続いていきます。

常総市では、ボランティアとして復元作業に携わってくださる方を募集しています。
未経験の方や1日単位で参加される方も大歓迎とのことです!
ぜひご参加ください。

*これまでの作業の経過は、下記国立公文書館ウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.archives.go.jp/naj_news/05/pickup.html


以下、作業日等のご案内です。
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作 業 日 平日および毎月第1土曜日 9時から16時まで

作業場所 常総市役所 第一分庁舎
     (茨城県常総市水海道諏訪町3222-3)
      *添付の写真にある看板が目印です。

f:id:kanagawa-shiryounet:20160502085024j:image:w360

最 寄 駅 関東鉄道常総線 水海道(みつかいどう)駅 徒歩10分
 *参考:「市役所までの案内」(常総市ウェブサイト
   http://www.city.joso.lg.jp/soshiki/kikaku/kikaku/kik01/gyomu/kokyo/1419240126705.html

 *参考までに、横浜駅から電車で行く場合を示すと…
   1.JR京浜東北線秋葉原まで乗車し、つくばエキスプレスに乗り換え、守谷駅まで乗車する。
   2.守谷駅関東鉄道常総線に乗り換え、水海道駅まで乗車する。
   3.水海道駅から徒歩10分で常総市役所へ到着。第一分庁舎の2階へお越しください。

必要な物 ・特にありませんが、汚れてもよい格好でお越しください(マスク等は準備されていますが、ホコリ等がつく可能性があるため)。
     ・ボランティア保険には、各自で加入してください。
     ・これからの季節、脱水を防ぐため、水分補給ができる飲み物をお忘れなく(現地購入も可能です)。

作業内容 水損文書の復元作業
     具体的な作業は進行により日々変わります。現地での指示に従ってください。

お問い合わせ先 常総市役所 総務部 総務課 (ご担当:倉持(くらもち)様)
        hosei☆city.joso.lg.jp (スパム防止のため、@の代わりに☆を入れています)
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どうかよろしくお願いいたします。

2016-05-12

熊本史料ネットへの支援募金について(広報協力)

平成28年熊本地震の被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

歴史資料ネットワーク川内淳史さんからいただきました情報を引用する形でお知らせいたします。

熊本県では、2016年4月23日に「熊本被災史料レスキューネットワーク」(略称熊本史料ネット、事務局熊本大学)が設立されました。
http://siryo-net.jp/disaster/kumamoto_siryonet/

熊本被災史料レスキューネットワーク歴史資料ネットワークとの協議により、
熊本史料ネットの活動資金の支援募金については、
当面の間支援募金の募集と事務処理について、史料ネットが熊本史料ネットを代行して行うことになったそうで、現在、支援募金の呼びかけが行われています。

http://siryo-net.jp/disaster/2016-kumamoto-eq-fund-raising/

ご協力いただける方は、下記の要領で募金をしていただければと存じます。
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2016年熊本地震による被災歴史資料保全活動支援募金
・(郵便振替)口座番号:00930−1−53945
・加入者名:歴史資料ネットワーク
* 払込用紙の通信欄に「熊本支援」と明記してください。

WEB上からのお振り込みは、下記をご参照ください。
銀行名:ゆうちょ銀行(コード9900)、店番:099
預金種目:当座、店名:〇九九店(ゼロキュウキュウテン)
口座番号:0053945
振り込み元名義のあとに「クマ」と入力してください。
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川内さんより、配布用のチラシデータもお送りいただきましたが、
ブログのシステム上、添付することができません。
同じデータが、歴史資料ネットワークウェブサイトに掲載されていますので、
ご覧いただければと思います。
http://siryo-net.jp/disaster/2016-kumamoto-eq-fund-raising/
のリンク先からご覧ください。

どうかよろしくお願いいたします。

2016-03-11

第2回全国史料ネット研究交流集会(3/19-20 郡山市にて)

平成23年東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波の発生から5年が経過しました。
改めまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

3月19日・20日に「第2回 全国史料ネット研究交流集会」が福島県郡山市で開催されます。
神奈川資料ネットからは運営委員の多和田が報告します。
神奈川からは少し距離がありますが、ご都合の付く方はぜひご参集ください!


以下、実行委員会阿部浩一さん(福島大学)のゼミブログに掲載された情報を引用させていただき、開催情報をまとめます
(出典URL:http://fukudaihistoryabe.blog.fc2.com/)。

*なお、懇親会の参加のみ、14日までの申し込みが必要です。
下記からお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/375088/

*第2回全国史料ネット研究交流集会Facebookページもあります。ぜひごらんください!
https://www.facebook.com/NationalConventionShiryoNet2/

開催情報は以下の通りです。
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【日 時】2016年3月19日(土)13:00〜17:30、3月20日(日)10:00〜13:00
【会 場】郡山市市民プラザ 大会議室(郡山駅西口から徒歩1分、ビッグアイ7階)
【参加費】無料(事前申し込み不要) *ただし懇親会参加の場合は別途申し込みが必要です。

【主 催】第2回全国史料ネット研究交流集会実行委員会独立行政法人国立文化財機構
【共 催】科学研究費補助金基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」(研究代表者:奥村弘)研究グループ
【後 援】岩手歴史民俗ネットワークNPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク山形文化遺産防災ネットワーク、ふくしま歴史資料保存ネットワーク茨城文化財歴史資料救済・保全ネットワーク千葉歴史・自然資料救済ネットワークNPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん、神奈川地域資料保全ネットワーク新潟歴史資料救済ネットワーク福井史料ネット、長野被災建物・史料救援ネットワーク、地域史料保全有志の会、静岡県文化財等救済ネットワーク歴史資料ネットワーク歴史資料保全ネット・わかやま、岡山史料ネット、山陰歴史資料ネットワーク愛媛資料ネット、歴史資料保全ネットワーク徳島、宮崎歴史資料ネットワーク鹿児島歴史資料防災ネットワーク準備会)、福島県教育委員会郡山市教育委員会公益財団法人福島県文化振興財団、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター、福島民報社福島民友新聞社河北新報社 ※随時追加予定


プログラム
<1日目 3月19日>
13:00〜13:10 開会の挨拶 栗原祐司(独立行政法人国立文化財機構本部事務局長)

13:10〜13:40 講演
 「文化財防災とは何か―各地域史料ネットワークの活動への期待―」
   岡田健(東京文化財研究所保存修復科学センター長)

13:40〜14:55 各地史料ネットからの報告その1(各報告時間15分)
 13:40〜13:55 西村慎太郎(NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん代表理事)「NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴんのミッションと東日本大震災
 13:55〜14:10 福嶋紀子(長野被災建物・史料救援ネット)「神城断層地震と救援ネットの取り組み」
 14:10〜14:25 菊池吉修(静岡県文化財等救済ネットワーク事務局)「静岡県文化財等救済ネットワークについて」
 14:25〜14:40 瀧川和也(三重県総合博物館)「三重県歴史的・文化的資産保存活用連携ネットワーク(みえ歴史ネット)の取り組み」
 14:40〜14:55 藤隆宏(歴史資料保全ネット・わかやま世話人)「ここ1年の和歌山県内の歴史資料保存を巡る状況と歴史資料保全ネット・わかやま」

14:55〜15:25 休憩

15:25〜16:25 各地史料ネットからの報告その2(各報告時間15分)
 15:25〜15:40 多和田雅保(神奈川地域資料保全ネットワーク運営委員)「神奈川地域資料保全ネットワーク方向性について」
 15:40〜15:55 新田裕二郎(千葉資料救済ネット運営委員)「千葉歴史・自然資料ネットワークの活動を通して」
 15:55〜16:10 胡光(愛媛資料ネット事務局長)「愛媛資料ネットの活動と防災への活用」
 16:10〜16:25 佐藤宏之鹿児島歴史資料防災ネットワーク準備会))「島嶼地域の資料保全

16:25〜17:10 東日本大震災被災地からの報告その1(各報告時間15分)
 16:25〜16:40 添田仁(茨城史料ネット事務局長)「関東・東北豪雨水害 水損した文化遺産の救出と保全
 16:40〜16:55 白井哲哉(茨城史料ネット副代表)「関東・東北豪雨水害 水損した常総市役所行政文書の救出、保全、復旧活動」
 16:55〜17:10 白水智(地域史料保全有志の会代表)「救出文化財の活用段階に入った栄村保全活動」

17:10〜17:40 意見交流

18:00〜 懇親会  *3/14までに申し込みが必要


<2日目 3月20日>
10:00〜10:30 講演
 「南東北における歴史資料調査のあゆみと東日本大震災
  斎藤善之(東北学院大学経営学部教授/NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク副理事長)

10:30〜11:00 各地史料ネットからの報告その3(各報告時間15分)
 10:30〜10:45 川内淳史(歴史資料ネットワーク事務局長)「歴史資料ネットワークの活動の成果と課題―30周年へ向けて―」
 10:45〜11:00 中村元新潟歴史資料救済ネットワーク事務局)「新潟歴史資料救済ネットワーク2015年度の活動について」

11:00〜12:00 東日本大震災被災地からの報告その2(各報告時間15分)
 11:00〜11:15 安田容子(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク事務局)「宮城歴史資料保全ネットワークにおいて美術資料を保全すること」
 11:15〜11:30 佐藤正三郎(山形文化遺産防災ネットワーク世話人)「山形県内における地域史料をめぐる最近の新たな動向」
 11:30〜11:45 阿部浩一(ふくしま歴史資料保存ネットワーク代表)「東日本大震災から丸5年経った福島史料ネット」
 11:45〜12:00 門馬健(富岡町歴史・文化等保存プロジェクトチーム)「原子力災害被災地と地域資料保全富岡町の試み」

12:00〜12:50 意見交流

12:50 閉会の挨拶 奥村弘(歴史資料ネットワーク代表委員神戸大学

13:00 閉会
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