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最近はオーディオブログです

GUのストレッチイージーアンクルパンツはストレッチが効いて動きやすく、春夏秋のアクティビティ時のボトムとしてすばらしい


2017年頃に登場したユニクロのウルトラストレッチアンクルパンツを愛用していた。この製品はストレッチが効き、オール化繊で速乾性があり、機能性が高いのだが、すっきりしたラインで生地に張りがあり、ジャージやスウェットっぽくないのがよかった。THE NORTH FACEアルパインライトパンツにそっくりで、ジェネリックアルパインライトパンツという俗称があったぐらいだ。
ところが、このラインの製品が2022年頃から消えてしまい、仕方なく、ずっと古いのを使っていたが、さすがに傷んできてしまった。しょうがないので、同様なボトムのTHE NORTH FACEバーブパンツを履くのだが、アウトドア用の製品はなるべく使わずに温存したい。最近のアウトドアウェアは値上がりが激しいし。


そこで普段使いできる製品を再度ユニクロで探してみたが、ユニクロのストレッチが効いたパンツは、相変わらずスウェットっぽかったり、前ファスナーがないなど、自分の要望を満たさないものしかなかった。
GUで探してみたら、ストレッチイージーアンクルパンツが希望を満たしていた。しかもユニクロより安い(2,290円)のでセールを待たずに買える!
ストレッチが非常に効いていて動きやすく、ポリエステル66%・レーヨン29%・ポリウレタン5%というオール化繊の素材構成なので速乾性も高い。生地に張りがあるので、ジャージやスウェットっぽくない。サイズはストレッチが効くおかげでMでもよかったが、LでもすっきりしたラインであったのでLサイズを選んだ。
着た感触としては、登山でも問題なく使える動きやすさで、旅行などで使うにもいいだろう。街中で着ても違和感がないデザインであり、登山用のポケットが多いいかにもなデザインが苦手な人にも勧められるボトムだ。
ぜひとも売れて、このラインを継続して欲しいのでお勧め記事を書いた。

もっとカジュアルさが低い製品が欲しい人にはドライタックワイドイージーパンツを勧める。

OKPさんにワークマンのプレミアム超撥水ソフトシェルトレックパンツを勧められたので、これもいずれ入手したいところ。ワークマンは店舗に欲しい製品の在庫がないことが多いので、積極的に探してなかった。

※追記
去年の今頃、大幅値下げをしているので、お得に買いたい人は待ってもいいかも。

音質の評価は音の好みによって左右されるという当たり前の話

絶賛されているワイヤレスイヤホンEAH-AZ100の音が好みでなかった

今年1月にTechnicsがワイヤレスイヤホンの新製品EAH-AZ100を発表し、先代のEAH-AZ80は試聴で好印象だったので、新製品ならより高音質で高性能になっているだろうと思い、購入の予約をした。試聴してみると、EAH-AZ100はEAH-AZ80より、音の情報量などは上がっているが、どうも高音のクリアさに欠けていて、こもっている印象を感じた。Bluetooth CODECの接続の問題などもあったかも知れないと思い、またイコライザーで調整すればAZ80に近付くという情報があったので、改めて試聴したのだが、デフォルトの設定よりは好印象なものの、やはりEAH-AZ80と音の傾向が違っており、特に高音はやはりこもっていると感じてしまった。EAH-AZ80とAZ100が同じ傾向の音だといっているレビューは見かけたが、これが同じ傾向の音だという評をする人はオーディオの音質に関して、とても信用できない。EAH-AZ80は初めて聴いた時から、これは良い音だ!と感じたのだが、EAH-AZ100はどうにも音が良いという印象を持てず、結局予約をやめてしまった。
EAH-AZ100はEAH-AZ80で不満があったと言われている低音が強化されているのだが、そのせいか高音に関しては、AZ80のようなきらびやな高音はAZ100ではなくなってしまった。EAH-AZ100の高音に対して、同様の感想を持つ人は試聴した人で見かけるのだが、そもそも不満を感じた人は購入をしないので、その感想はそれほど可視化されない。

高価な製品だからといって、自分好みの音とは限らない

基本的にオーディオ製品は価格が高くなればなるほど音が良いとされる。しかし、このように 上位機種でも、好みの音でないことはある。所有している機器でも、ワイヤレスイヤホンのDENON PerL Proは発売時5万円近い高価な製品だが、これらよりずいぶん安価なSoundpeats Capsule 3 Pro+やSoundcore Liberty 4 Proと比べると、高音はこもって感じる。
スピーカーでも、Polk Audioで似たような経験があった。Palk Audioのラインナップは、上からRシリーズ、ESシリーズ、MXT シリーズで、最初に出たのはRシリーズで、初めて試聴した時はピンと来なかった。特にライバルのDALI Oberonシリーズと比べると高音のクリアさに欠けている印象があったのだ。その後 ESシリーズという新シリーズが出たのだが、このシリーズはDALIと似たクリアな高音を感じて印象が良かった。今でもたまに比較試聴をするのだが、やはりRシリーズよりもESシリーズの方が好みだ。

好きな高音

自分は「クリアな高音」「ヌケがいい高音」と言われるタイプの高音が好きで、「こもって感じる」というのが自分が良いとは思わない高音だ。こう書くと、誰だってクリアな高音は好きでこもった高音は嫌いだろうと思うだろうが、おそらくこの「こもって」と感じる閾値が人によって違うのだ。今使っているスピーカーのB&W 706S2は他社のスピーカーと比べて段違いに高音のクリアさを感じて、購入したのだが、B&Wの高音はキンキンしていて耳に痛いという評もある。これはこの閾値の違いだろう。
Technics EAH-AZ100や、DENON PerL Pro、Polk AudioのRシリーズ に共通しているのが、音の情報量や密度は高いとは感じるのだが、高音がどうしてもこもったように聴こえてしまう点だ。特にイヤホンの場合、中華メーカーのイヤホンは、クリアな高音と迫力のある低音が両立して、かつ音の情報量もある製品が多いため、それらと比較をしてしまう。中華系以外のメーカーのイヤホンだと、こうしたクリアな高音が出ない製品も多いので、各メーカーの音作りの問題なのだろう。

スピーカーの周波数特性から見る高音

しけもく氏は安価なスピーカーを多数レビューしており、非常に参考になるのだが、中でも3-6万円のスピーカーを比較した動画の中にあった周波数特性は興味深かった。高音が好みのDALI Oberon 1は、高音の帯域がかなり盛られている。Polk Audio ES15もDALIほどでないが、少々高音を持ち上げている。フラット気味なDebut B5.2を試聴したことはあるが、音の密度があり、良いと思ったものの、高音はそれほど好みでないと思った記憶がある。
ということは、高音の帯域が盛られたものが好みかと思いきや、所有しているMONITOR AUDIO Bronze 50-6Gも高音は好みなのだが、Oberon 1やES15ほど高音は持ち上げられていない。持ち上げていなくてもクリアさを感じて良く思う時もあるようだ。


「モニター」とは?

また、悩むのが「モニタースピーカー」などの「モニター的」という表現だ。モニタースピーカーやモニターヘッドホンは音楽制作で正確な音を聴くための機材として使われており、そのような音を「モニター的」と表現して、リスニング向きではない、硬い音だと言われることが多い。
B&Wアビー・ロード・スタジオに使われていることもあり、モニタースピーカーと言われることもあり、音の解像度は非常に高くて、音の情報量は多い。しかし、先に述べたように、高音にクセを感じる人も多いようで、自分も、どちらかというと正確な音というより、あえて耳に心地よく感じる高音作りをしているのではと感じる。上で話題に出したMONITOR AUDIO Bronze 50-6Gもモニター的と評されるのを見かける。
EAH-AZ80 とEAH-AZ100の比較でも、どちらもモニター的な音という人がいて、どっちがモニター的なんだよ!と悩んでしまう。自分の印象では、EAH-AZ80は音を作っているので、AZ100の方がモニター的なのではと思う。

良い音質とは?

音の情報量の多さや密度が多い機器は「音質が良い」と表現することに誰にも意義はないだろう。
問題は高音や低音に対する好みだ。高音をクリアに出そうとすると、高音は強調気味になることがあり、高音が苦手な人はキンキンした耳に痛い高音というし、自分のような好みの人にとっては評価が高くなる。低音も、とにかく迫力重視の人は低音の情報量よりも量重視になって、ボンボンした低音が好みになるし(よく車のサブウーファーから、すごい低音が出てることがあるが、あれが「ボンボンした低音だ)、遅延がなく、キレがいい低音が好みの場合は低音の量よりも質を重視するだろう。こうした好みによって、音質の評価が変わってくる。
丁寧なレビュアーなら、自分の好みを開示してくれているが、そうでない人も多い。他人の音質評価について、このように好みを把握しておくと、理解がしやすくなるだろう。
先に挙げた「モニター的」も、どの機種をモニター的と表現するかで、その人の音の評価基準がわかりやすくなるので、レビューを調べる時の重要な指標になる。
オーディオに限らないが、自分が良いと思った対象を高く評価しているレビュアーは、自分の好みに近い可能性が高いので、参考になりやすい。いろいろなイヤホンやスピーカーを試聴してみて、自分が良いと感じる音の傾向を把握しておこう。

AmazonセールでPCオーディオを強化するセット(予算1.5~2.5万円)

1.5万円


安価なパッシブスピーカーのお勧めとして、Edifier P12があるのだが、セールで1.1万円ぐらいになる。それと定番の中華アンプNobsound NS-01G Proという組み合わせだ。Edifier P12にスピーカーケーブルがついているので購入しなくていい。PCとの接続にはmicroUSBケーブルも必要だが100円ショップでも売っているのでいれていない(最近はmicroUSBのケーブルを売ってないかも)。
この組み合わせは1万円以下のPC用アクティブスピーカーよりはるかに音質が良いことは保証する。難点としては、Edifier P12が結構大きいことで、高さ23.9cm✕幅12.7cm✕奥行き16.8cmである。もっと小さい製品が欲しい人はEdifier M60が良い。また、アンプにヘッドホン出力がないことと、ハイレゾに対応してない点も注意して欲しい。
今回紹介した製品の中で、Nobsound NS-01G Proだけは所有しているので、明確に言えるが、価格から考えると、音質は良いが、もっと高いアンプと比較すると、やはり音質差は歴然とあるので、耳が肥えているという自信のある人はもっと高いアンプを買って欲しい。
※Edifier P12のレビュー
Nobsoundの"Tone"とEdifierの"P12"で高コスパデスクトップオーディオを組んだのでレビューする - DOING THINGS RIGHT
JBL PebblesをEdifier P12にアップグレードした - 東京に住むプログラマの思うところ
kanose.hateblo.jp
この記事を書いてから、もう4年以上経ってしまったが、いまだにこの組み合わせが低価格帯のベストというのも驚く。
ただ、もう少し予算を出せるのなら、最近のPCスピーカーの定番となりつつあるEdifier M60を買った方がいいだろう。普段は23,980円だが、セールになると18,980円とかなり安くなる。ハイレゾに対応し、配線もごちゃごちゃしなくて済むのが魅力だ。ただし、ヘッドホン出力はないので注意。それとレビューを読んでいてちょっと気になったのが、音量調整が16段階しかないという点。ちょっと少なめだ。

3万円


両方ともセールになっていてセールの恩恵が受けやすいという一押しのセット。しかもハイレゾ対応で、ヘッドホンのバランス出力ありと隙がない。どちらにもRCAケーブルが付属していないので入れてある。MR3は付属品が多いのだが。このセットの難点はスピーカーが幅12.7cmと少々大きいことだ。
スピーカーのEdifier MR3は人気モニタースピーカーMR4の後継機で、小型化され、Bluetooth入力がついた。モニタースピーカー らしく、音の分解能が高いと評判だ。
Fosi Audio SK02はUSB DAC内臓のヘッドホンアンプで、コンパクトでキーボードの横に置きやすいデザインだ。低価格ながら、バランス出力がついており、中華イヤホンをバランス接続の4.4mmケーブルに変更すれば、更なる音質向上ができたり、いろいろとステップアップが楽しめる。
※しゃかもちガジェットさんの動画によれば、MR3よりMR4の方が音が良いとのことなので、予算&サイズが許せるのなら、MR4の方がよさそうだ。

Edifier M60とMR3どちらがいいの?

Edifier M60とMR3でどちらがいいのか悩む人も多いと思うが、どちらもレビューが多く、比較記事も多いので検索して探して欲しい。記事を読んでの印象としては、音質最重視ならMR3、サイズ重視ならM60ではないかという感じ。
kajetblog.com

オーディオ記事はなぜ謎のマウントをするブクマコメントがつくのか不思議

大型Bluetoothスピーカーは音が良いけど高い!


Ear Fun製品のワイヤレスイヤホンは好きで、UBOOM Lの評判もいいのは知っているんだけど、ペアで1万円以上超えるのはさすがにちょっと高いかなと思って手を出しておりません。あれぐらい大きいと更に音が良さそう。大きいBluetoothスピーカーというと渋谷のAnkerストアでSoundcore Motion 100 / 300を聴いたのだが、これらも音が良かった。Motion 300は定価14,990円が現在9,990円と3割以上安くなっている。ただ、800g近くあって、持ち運ぶのは大変そうなぐらい重い。

xiaomoのサンドポケット



xiaomiのサンドポケットは発売時にチェックしたんだけど、カラーバリエーションがなくて、ステレオ接続時にどちらが左右確認するかわからないのが不満だったので購入しなかったんだけど、あの安さから考えるとやはり入れるべきではあった。OUTDOORもチェック済なのだが、5000円前後だとFUNLOGY Portableがセール時に3000円台と安くなることもあり、そこまでお勧めとは思わなかった。

謎のマウントコメント

上で挙げたような、情報の追加や記事の抜けを指摘してくれるようなコメントはいいのだが、問題は謎のマウントをしてくるコメント。


Bluetoothスピーカーは「電源コードがないので設置が自由(コードがある製品もある)」「防水(でない製品もたまにある)」が利点なので、それと同じ条件にして欲しい。
それにALR JORDAN Entry Sは所有しているけど、これは20年前のスピーカーだ。正直今どきの1万円の中華パッシブスピーカーに音質は負けている。そんな過去のスピーカーを引き合いに、音質に満足できないとか言われても困る。
自分は普段、音質を求めて聴く時は、B&W 706S2というちゃんとしたスピーカーを持っているのでそちらで聴いている。アンプはSMSL AO300という中華アンプで大したものでないが。

音質が最高とか言っている訳でもなく、お風呂で使うと便利だよと言っている。上で書いたように、しっかり聴く環境はある上で、お風呂などで気軽に使う製品として、今回紹介している。


さすがに何を言ってるんだ?と思ったコメント。Echo Dotは2台所有しているが、電源ケーブルがいるし、もちろん防水ではない。まったく別物の製品をなぜ引き合いに出してくるのか意味不明である。
オーディオ記事に限らず、マウントをしてくるコメントははてブではいつもの光景といえるが、それにしてもオーディオ記事を書くと毎回こういう勘違い(記事の趣旨をまったく読み取らない)なマウントコメントがついてくるのは不思議なものである。オーディオ記事を書くたび、ブクマコメントで勘違いコメントに関しては反応しようと思っていたが、今回勘違いぶりがひどかったのでつい記事を書いてしまった。
※「マウント」と書いたが、正しいマウントは「音の悪いそんな安いBluetoothスピーカーはいらない。JBLやマーシャルのBluetoothスピーカーしか認めない」だろう。パッシブスピーカーやEcho Dotを持ち出してくるのは、マウントですらない

追記


こういう人は高い製品を紹介すれば、「こんなのを買うのはマニアだけだ」と腐すのだろう。

ご心配なく。すでに持ってます。


Bluetoothスピーカーの話題なのに、普通のパッシブスピーカーや、電源ケーブルが必要なスマートスピーカーを出してくるのは指摘として的外れだろうという話が理解できないようだ。
たかだか2000円台のBluetoothスピーカーのことで「人格を否定されたような気持ちになるんだろうな」とか言われても、??としかならない。これが言われているようにカメラやレンズのような、高い製品のことならまだ理解はできるが。

お勧めのBluetoothスピーカーを教えて欲しいと言われた時に、Echo Dotを買えばいいという答えをおかしいと思わないのだろうか。
そもそもBluetoothスピーカーのほとんどはバッテリー内蔵であり、コードレスだし、DAISOなどの激安製品以外は防水機能を持っているのは普通である。Bluetoothスピーカーの標準的な仕様を知らずに、Bluetoothスピーカーの話に首を突っ込まないで欲しい。