何だこれ。

ムツゴロウに原告資格なし…諫早湾干拓差し止め却下

 国営諫早湾干拓事業で、長崎県諫早湾に住むムツゴロウなどの生物や周辺住民を原告に、国に事業差し止めを求めた訴訟の判決が15日、長崎地裁で言い渡された。
 伊東譲二裁判長は生物などについては「原告としての適格を欠く」として却下し、住民については原告適格を認めたが、「不特定多数の生命や身体に危険が及ぶ可能性があることを抽象的に主張しているだけで、十分な立証をしていない」とし、訴えは棄却した。
 原告はムツゴロウのほか、ズグロカモメ、ハマシギ、シオマネキ、ハイガイ、「諫早湾」の自然物6種と同県愛野町議原田敬一郎さん(52)ら湾周辺住民5人。1996年7月に提訴し、「事業によって自然が破壊され、生物たちの生活や「人格」を侵害している」と訴えてきた。
 野生動物を原告にした訴訟はほかに、95年2月提訴の鹿児島県・奄美大島アマミノクロウサギ訴訟」、同年12月提訴の茨城県霞ヶ浦オオヒシクイ訴訟」があるが、いずれも「原告不適格」とされて敗訴した。
 国営諫早湾干拓事業は、有明海沿岸の漁業者が工事差し止めを求めた訴訟で、佐賀地裁が昨年8月、工事禁止を命じる仮処分を出し、工事は中断している。
(読売新聞) - 3月15日12時24分更新

妙な裁判でございます。


最初にこのニュースを目にしたときには、
例の、「ムツゴロウ」畑正憲さんが訴訟を起こしたのかと思ったのですが、
実際は違ったようです。
どうやら本物のムツゴロウによる裁判ということのようです。


まぁ、生物に影響がある、と主張したい気持ちは分からないでもないのですが、
ここまでやりますかねぇ。
勝手に原告にされた「ムツゴロウ」もいい迷惑ではないかと思います。
人間界の「泥臭い」争いに巻き込まれた、といったところでしょうか。


10年ぐらいしたら「トリビアの泉」で取り上げられるかもしれません。
テレビに「ムツゴロウ」の映像が大写しになって、
「ムツゴロウが起こした裁判がある」というナレーションが…
あまり「へぇ」数稼げそうにありませんが。


反対派のみなさん、根本的に作戦を練り直した方がよさそうです。


おいしそうです♪

千円の高級バーガー登場 モス、こだわり素材10種で

 ハンバーガーチェーン、モスバーガーを展開するモスフードサービスは15日、1個1000円の「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)十段」を、16日から一部店舗で発売すると発表した。1店舗あたり1日10個の限定販売で「価格に見合う品質があれば売れる」と、自信をのぞかせている。
 「十段」は、親鳥に安全なえさが与えられた履歴の分かる山形、山口両県の農場の卵や、北海道道南産豚肉のベーコンなど10種類のこだわりの食材を集めた。特選しょうゆとみそを組み合わせて作った和風デミグラスソースをつけて食べる。
 モスは、これまでに600−800円台の商品を販売しているが、今回はこれらを上回る高価格。設備や接客レベルを引き上げ、業態転換を図った287店で販売する。
共同通信) - 3月15日18時33分更新

http://d.hatena.ne.jp/kaolinite/20040805#p1でも高級ハンバーガーを取り上げましたが、
またまた新製品の登場です。
おいしそうですねぇ〜♪


しかし、気軽に食べる、という感じのものではないようです。
どちらかというとちょっとした贅沢、といったところかもしれません。
ハンバーガーというよりも洋食というイメージの方が正確なようです。


とりあえず一番の問題は、
この「287店」がわたしの家の近所にあるかどうか、ということでしょうか。