お隣のフェンスからはみ出ているアブチロン。冬以外、春・夏・秋、ずっと咲き続けています。これは、100数十種ほどあるアオイ科イチビ属(=アブチロン属)の中のひとつで、ブラジル原産の原種だそうです。和名は、ウキツリボク(浮釣木)で、流通名は、チロリアンランプ。いずれも、この花の特徴をよくとらえた名前ですね。蕾も、開花しても、かわいい花です。半ツル性で、よく茂っています。 アブチロンと名札がついた植木の花を、遠い昔の会社勤務時代の先輩、K姉さんから供花にいただいたことがあります。 熱帯・亜熱帯にたくさんあるアブチロン属の中で、ショウジョウカ(猩猩花)系統を交配させた園芸品種でした。 茎は直立性で、ウ…