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サルバドール・ダリ

アート

サルバドール・ダリ

さるばどーるだり

サルバドール・ダリ(Salvador Dali

画家、芸術家。1904年、スペイン北東部のフィゲラス(Figueres)に生まれる。シュールレアリズム(シュルレアリスム、超現実主義)を代表する人物。ぴんと伸びた口ひげがトレードマーク。妻は、ガラ。

画学生時代に印象派キュビスムの影響を受けていたダリは、シュルレアリスムに自分の進む道を見出し、1929年に正式にシュルレアリスト・グループに参加した。ダリは1938年にグループから除名されているが、その理由は彼の「ファシスト的思想」が、アンドレ・ブルトンの逆鱗に触れたからとされる。ダリは自分の制作方法を「偏執狂的批判的方法 (Paranoiac Critic)」と称し、写実的描法を用いながら、多重イメージなどを駆使して夢のような超現実的世界を描いた。

「天才」と自称して憚らず、数々の奇行や逸話が知られている。自伝『秘められた生涯』には、若い頃、鉛筆と紙を買いに出たのに魚屋に行ってしまったとか、地下鉄の乗り方・降り方を知らず、友人が先に降りていってしまったとき泣き出してしまったとか、作品を持って移動する際、作品を紐で体にくくりつけていたといったエピソードが書かれている。1989年1月23日、84歳で没。生地フィゲラスに建てられた美術館の床下につくられた墓の中で訪問者を待ち受けている。