『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ。
ティターンズの試作型MS。型式番号はPMX-001。パプテマス・シロッコがジュピトリス艦内で独自に設計・完成させたハンドメイドMS、PMXシリーズの1機。機体カラーリングは黄緑を基調とし、脚部のラインや動力パイプなどに黄色を配している。
全身に多彩な火器を搭載した対艦用MSとして設計されており、グレネード・ランチャーを併設する二連装ビーム・ガンや背部バインダーに装備された対艦ミサイル、小型ミサイルを搭載したシールド、両肩の拡散ビーム砲など様々な武装を装備する。しかし、その一方で80tを超える総重量を持つため、機動性は良くない。
一説には PMX-003ジ・O、PMX-002ボリノーク・サマーンとの3機による運用を予定しており、機動力の不足は他の機体との連携で補い、本機は遠距離攻撃用の支援機としての運用を想定していたとされるが、3機による運用の場面は一度しかなかった。
エゥーゴから転身しシロッコの下へ降ったレコア・ロンドが搭乗。最終決戦では、エマ・シーンの乗るガンダムMk-IIとの戦闘で機体は大破、パイロットも命を落としている。
HGUC 1/144 PMX-001 パラス・アテネ (機動戦士Zガンダム)