アカデミー脚本賞(Academy Award for Writing Original Screenplay) その年アメリカで上映された映画のうち最も優れていると考えられた脚本にあたえられる。1940年から始まっており、アカデミー原案賞から派生して設置された。これはオリジナルの脚本に与えられる賞であり、小説などの原作から起こされた脚本にはアカデミー脚色賞が与えられる。
gaga.ne.jp 見えているものと見えていないものの両方(あるいは両側)を描く試み。 見えていないもの、は幽霊でもそれこそ怪物でもない。自分の後頭部というものは他人には容易く見えるのに、自分では永遠に直接肉眼で捉えられない。 本作は当事者には見えていないものが他人には見えていることをその双方から丹念に描いていく。 ここではフェイクニュースはネットではなく町の噂で伝搬する。小学校教師ホリ先生(永山瑛太)はガールズバーに通っているという伝聞だけでそのバーの入っているビルを放火したんじゃ、と担任生徒の母親・サオリ(安藤サクラ)に罵られる。サオリはホリ先生に我が子を虐待されていると疑っている。 学…
映画の出来の8割は脚本で決まるという。それが本当なら脚本が面白い作品には名作が多いはず。というわけで、アカデミー賞の歴代受賞作とノミネート作品をすべてまとめた。 それではいってみよう! 2023年 脚本賞(第95回 アカデミー賞) 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート 【Amazon.co.jp限定】エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(76mm缶バッジ(”通称「エブ丸」”ver.)付) [DVD]ミシェル・ヨーAmazon 『イニシェリン島の精霊』マーティン・マクドナー 『フェイブルマンズ』スティーブン・スピルバーグ、ト…
youtu.be これはいい映画ですよね とても、とても、いい映画です 勝ち組、負け組なんて無意味、みんな違うだけ 登場人物、家族メンバーが、みな個性的です 我が家も、すごいメンバーばかりですが、この家族も負けじとすごい^_^ 世の中から弾かれてしまいがちな、ひとりひとりですが、 最終的に、家族の奇妙なつながりが強化されていきます とてもおかしな絆なんだけれど、絆は絆 メガネのぽっちゃりした少女と爺ちゃんとの関係が核心となります 愛だよ、愛♪ しかもロードムービー 1000キロを越えるボロ車での旅 家族全員で、ぎゅうぎゅう詰めです こういうのも大好き! 我が家のボロ車も、 一列目は私たち夫婦、…
JUNO/ジュノ (Juno) - YouTube 16歳の高校生の女の子が、いきなり妊娠して子供を産むまでの話です 青春映画でもあるし、 家族ものでもあるし、 社会もの( 堕胎と養子縁組)でもあります でも、 なんて爽やかなんだろう こんなに気持ちがいいのは、 たぶん、 主人公の女の子ジュノも ボーイフレンドのポーリーも お父さんも お義母さんも 親友も 養父候補も 養母候補も みんな、いいところも、悪いところも、そのままに、 そのままな人として一生懸命いきてるからなんでしょうね ジュノの本当のお母さんとは離婚してしまった、失敗を経験しているお父さんが、 「愛しあう2人が、ずっと上手くいくっ…
いまだにネタバレできない名作『クライング・ゲーム』 わたくしとても大好きな映画で、何回も何回もみてます。 1992年制作、監督はニール・ジョーダン、主演はスチーヴン・レイ では、いつものようにあらすじなどなどはスキップします。 1990年代は、アカデミー賞で注目されるほんとの裏アカデミー作品賞は、脚本賞や脚色賞か?というくらい作品賞をこえる名作がこぞって賞をとっています。 例えば、‘91『ゴースト/ニューヨークの幻』 ‘93『クライング・ゲーム』 ‘95『パルプ・フィクション』 ‘96『ユージュアル・サスペクツ』 すごいでしょ。 受賞について、監督のニール・ジョーダンがインタビューで作品賞はや…
カリフォルニア州では13日から映画館が再開し、15日には米国アカデミー賞のノミネート作品が発表されます。 the 2021 Oscar Nominations! www.etonline.com 明日のアカデミー賞候補に入るべき作品は・・・ ↓ 『アンモナイトの目覚め』(4月9日から全国順次ロードショー)。 鑑賞してすぐに、主演女優賞部門(2人)と脚本賞部門にそれぞれノミネートされるのではないか、いや、ノミネートされないわけがない、と思った作品です。 1.主演女優:ケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナン 2.脚本:フランシス・リー(この作品の監督でもあります) *『アンモナイトの目覚め』…
かつてはアカデミー脚本賞を獲ったこともある作家のキース。過去の栄光は遠く、仕事がなく、電気も止められる始末。大学のシナリオライティングの講師の仕事を貰う 初日から、空港の警備員は引かせるわ…ファストフードにいた学生と寝てしまうわ…学生の課題の脚本を大量に学科長から渡されるわ…同僚の教員セクハラ紛いのジョークで引かせるわ…踏んだり蹴ったり 糊口を凌ぐための教師業の中で、学生や教師たちとのいがみ合い、触れ合い 英語に堪能だったり、旧い映画作品に詳しかったら、もっと楽しめるんだろうな…と思いながら、こういうのを、ユーモアとかペーソスとかウィットというのだろなとクスクスと笑った
温かい週末でした。どこも人が沢山出ていましたね。 青山近くの国立競技場の前を通ったら、工事中だった塀が取り外され、リニューアルされた明治公園の姿が現れていました。 PFIで民間資金が投じられてリニューアルしたそうです。脇には都営住宅を潰して建てた超高級マンションとスターバックス、ホテルが出来ています。手前はこれからオープンする大手デベロッパーのスパ。 かっての明治公園はボクが犬を飼っている時 毎朝の散歩コースでした。誰もいない朝の広場を犬が嬉しそうに駆け回っていたものです。 日曜日にはフリーマーケットが行われたり、もっと昔は学生運動のデモが行われていました。子供の時 機動隊が撃った催涙弾の匂い…
引用元:https://rd.listing.yahoo.co.jp ストーリー 登場人物・キャスト 感想 予告 ストーリー ヨーロッパ各地を表敬訪問中のアン王女。訪れたローマでストレスがピークに達した彼女は、取り巻きの目を盗みひとりローマの街へと繰り出す。だが事前に打たれていた鎮静剤のせいで突如眠りに落ちてしまい、偶然通りかかった新聞記者・ジョーに助けられる。 引用元:https://filmarks.com/movies/36828 アメリカ映画初出演となるオードリー・ヘプバーンと名優グレゴリー・ペック共演によるロマンティックコメディの永遠の名作。 ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、…
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「落下の解剖学」は第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女性監督として史上3人目となるパルムドールを受賞、ゴールデングローブ賞最優秀脚本賞にも輝き、第96回アカデミー賞でも脚本賞を受賞した。 「落下の解剖学」 パルムドール賞はカンヌ国際映画祭における最高賞で、クオリティーの高さや、やや難解なストーリーや芸術的表現も評価の対象になると聞いていたので、前から気になっていました。 また、この謎めいたタイトル「落下の解剖学」にも引き寄せられ、先日劇場に観に行って来ました。 原題「Anatomy of Fall」 監督 ジュスティーヌ・トリエ / 脚本 ジュスティーヌ・トリエ / アンチュール・…
こんにちは アメリカのアカデミー賞受賞作品の発表がありました 「オッペンハイマー」が作品賞をはじめとする7部門で受賞 日本の映画では、「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、「君たちはどう生きるか」が長編アニメ賞を受賞 私は映画を観るのは好きです このところ映画館からは足が遠のいていますが なんか、周りに人がいるなかで観るのが以前より苦痛になってきちゃって でも、今年のアカデミー賞はかなり豊作と聞きました そうなると、ノミネートされた作品を観たいなと思ったり なんだかんだ、迫力ある音楽は映画館で味わいたいものなので (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).pu…
NHKの「ラジオ深夜便」については、このブログで番組で聞いた事柄などをよく掲載させてもらっている。2022年6月19日には「ラジオ深夜便」のタイトルで投稿もした。今も「ラジオ深夜便」を聞きながら眠りにつく習慣は代わっていない。 3月7日の深夜、一旦眠った後に目覚めた時にラジオからは対談が流れていた。半分眠りながら聞いていたので、内容はよく覚えていないが、面白そうだったので、数日後「らじる★らじる」で聞くことにする。 「らじる★らじる」はNHKが聞き逃した放送を一週間ネットで配信するサービスだ。 聞き直した放送は、渡辺あゆみアンカーが、放送作家で脚本家の小山薫堂さんをゲストに迎えて対談する「ミッ…
ちなみに今年のじゃなく昨年の、2023年年の授賞式です。2022年のビンタ事件以来、ちよっと録画を見るのが滞っていたのですが、 さすがに3年分溜めたら 5 × 3 = 15時間、 もう追えないわ…と思って、 昨年分をエイヤー!と見ました。 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が作品賞、監督賞、脚本賞など7冠に輝いた年です。 もともと監督のダニエルズは「スイス・アーミー・マン」以来応援していた個性派監督、「EEAaO」 は2023年マイベスト主演のミシェル・ヨーさんは好きだし、 助演のキー・ホイ・クァンはグーニーズ世代、ということもあってとっても嬉しい年でした。 ミシェル・ヨー…
2月下旬の日記(2024年2月16日から2月29日分) 3月1日日付が変わってから2月下旬分の日記をアップする。誕生月になったので今月でひとつ年を重ねることになる。昔自分がイメージしていた大人とは程遠いが、そこまで悪くはない人生というか楽しくやってはいる。でも、年齢だけでなく、時代や社会の変化が急激に変わる部分とゆるやかに変わる部分がある。それらに翻弄もされるし、確固たる自分というほどのものはなくても、陰謀論や宗教にハマったり、ネトウヨ化したり極左になったり、インフルエンサーに踊らされることもなく、なんとかほどほどにやっている。現時点では自分がそうであっても周りの人たちがいつかそういう状況に陥…
第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞した『アメリカン・フィクション』と脚本賞を受賞した『落下の解剖学』を観た。 まず、『アメリカン・フィクション』の感想から。 皮肉大好き人間にはぴったりの作品だった。J.T.リロイのことを思い出した。文学賞の選考シーンはどれも笑ったし、モンクがヤケクソになって本の新しいタイトルを提案するところは爆笑してしまった。そんで最後が見事!見事すぎる。全部ひっくるめて皮肉で返してくる展開。凄かった。あと思ったより家族の話だった。現実もしっかり描いているから、ちゃんと笑いの部分が効いてくる。宇多丸さんの映画評を聴いて思い出したけど、妹リサの遺書も素晴らしかった。あんなクレバ…
www.shochiku-tokyu.co.jp後に『X-メン』(2000)シリーズ、『スーパーマン リターンズ』(2006)などを監督するブライアン・シンガーによる作品。 ニューヨーク警察で“常連容疑者”同士として出会ったキントら5人の犯罪者が、悪徳警官の一味を狙った強盗計画を実行に移し騒動を巻き起こす様が描かれます。 「普通のクライム映画と思いきや……」の斬新な切り口が見どころ。暗黒街の大物、警察を巻き込んだ5人の犯罪者たちが巻き起こす騒動は壮大ながらも予想不可能です。劇場公開時にはネタバレ防止のために途中入場を禁ずるなど、作品への期待度の高さも表していました。 第68回アカデミー賞では、…
皆さんこんばんは! iBUKi です! 当ブログにお立ち寄り頂き、 ありがとうございます😊 先日、米ロサンゼルスで行われた 第96回アカデミー賞授賞式。 今年の式は、日本メディアも大注目の かなり激アツな内容となっていました! 今回は、受賞作品・ノミネート作品の中から、 おすすめ映画をご紹介していきます。
はじめに 感想 ジュスティーヌ・トリエ監督って? 微妙なところ まとめ はじめに フランスの女性監督ジュスティーヌ・トリエによる作品です。カンヌのパルム・ドールを受賞しており、批評家からの評価は良さそうです。 あるフランスの山荘から夫サミュエルが落下死し、サミュエルの妻ザンドラには、疑いの目がかかります。ザンドラは裁判所で追及されてしまいます。果たして真相は・・・。 感想 P.I.M.P ・・・序盤では、50セントの「P.I.M.P」(歌詞なし)が流れます。ザンドラの夫がなぜこの曲を聞いていたかが、キーのひとつになっています。歌詞を調べてみたところ、結構下品な歌詞でした。ちなみに、P.I.M.…
ハリウッドの祭典アカデミー賞が今年も開催された。ちなみに一昨年2022年のメモがこちら。 上記「リバティーの国の事件」を記している。去年は完全に見逃したのだけど、クリスロックVSウィルスミスから2年経つんだね(以下敬称略)。毎年のように祭典を観ていると濃淡、出来不出来がはっきりとあるものだ。それで上記のブログで2年前の私はどうやら「今年(2022)はもっともつまらない」と評していることに読んで改めて驚く。見ていない去年の様子はどうだったのだろう。エブエブ旋風にあり作品賞ほか監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演男優&女優賞、編集賞の7冠という快挙を成し遂げるがその肝心な映画本篇を自分は、途中退出して…
こういうのは好きだ、シニカルなものは好きだ、今回のアカデミー賞のオリジナル脚本賞でオスカーを獲得した作品、脚本賞受賞作品にほぼハズレなし、、、 不適切な発言を繰り返す皮肉屋の主人公、ハラスメント、コンプライアンスなんか糞くらえだ!世の中ダメなことや禁句が多すぎる、人それぞれ考え方も価値観も違うのに全ての人に合わせてなんかいられない!「言葉警察」www あらすじ、、、作品に「黒人らしさが足りない」と評された黒人の小説家モンクが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的…