ポリエステル素材の表面に磁性体(じせいたい:磁気情報を記録できる酸化鉄などの物質)を塗布した・あるいは蒸着させた、薄い帯状の記録媒体。そのまま扱うには長いため、リールに巻き取ったり、あるいはリール巻き取り機構を収めたカートリッジ形式で扱われる。
DVDなどの記録形光学ディスクやメモリーカードが台頭しているが、音声や映像・コンピュータ情報などを安価・大容量で繰り返し記録できる媒体としても、現代社会ではまだまだ無くてはならない存在。
記録する情報の種別によって、カセットテープ(音声)・ビデオテープ(映像+音声)・磁気ストレージ(コンピュータデータ)などがあり、また記録する情報の形式によってもカートリッジの形やテープ部分の幅がさまざまなものが存在する。