衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術など、人々が日常生活の中で生み出し継承してきた無形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したものである。この指定制度は、1975年の文化財保護法の改正によって実現し、1976年5月4日に第1回として30件が指定されて以来、2013年3月12日現在で、合計281件が指定されている。
中学校の頃 英語の授業で BonDanceという単語が 出てきた なんてことはない。 Bon Dance=盆踊り のことだったのデスがね なーんて どうでも良いことを 思い出してしまうこの時期 小生が唯一 観に行く盆踊りがある その名も 西馬音内の盆踊り この 「西馬音内」 という地名 なかなか他県の方は 読めないようで。。。 小生も添乗で来ておったから 読めるだけであり やはり他県からの移住者なので 初見では 読めなかったでしょう さて 気になる解答は 「にしもない」 という秋田県南のエリアにある ちっさい町ですが 盆踊りは 素晴らしいですね (↑なんて素朴で素敵な提灯なのかしら) 独特の世…
「YAHOO!ニュース(北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ)」HPより news.yahoo.co.jp 輪島市に夏到来を告げる海女(あま)の素潜り漁が1日、解禁され、初日は約120人がイシモズク計約2・8トンを水揚げした。アワビとサザエの漁は2日から始まる予定で、コロナ禍の昨年は漁期を約1カ月半残して切り上げたため今季は資源量が多いと見込む。国の重要無形民俗文化財「輪島の海女漁の技術」を担う海女たちは「おいしく育った奥能登の夏の味覚を届けたい」と豊漁に期待を寄せた。 〈初日はモズク2・8トン〉 輪島の海女漁は、輪島沖の舳倉(へぐら)島や七ツ島を主な漁場とし、7~9月にアワビやサザエを採…
それでは古川祭*夜の部です。 中で太鼓を叩く、担ぎ棒が付けられているなどの特徴がある、山車から派生した「太鼓台」は関西や四国などの西日本エリアで多くみられるんですって。 前回では古川祭の夜祭を「起こし太鼓」と書きましたが、正しくは「起し太鼓」だそうです。これは国指定重要無形民俗文化財(ユネスコ無形文化遺産)に指定された後世に残すべき祭事ですね。 「起し太鼓」は日本三大裸祭なのだそうです。 「裸まつり」というと、厳寒の凍てつく空気の中、下帯姿、ふんどし一丁だけを身に着けた男たちが大勢で激しい揉み合いを繰り広げるというものをイメージしますよね。 奈良時代に始まったという岡山の「西大寺会陽」、100…
葉守りの神 話が終わると、清水先生は目の前の麦茶を一気に飲み干し、ふっと息をついた。 「どうだい、石川数正は自ら裏切り者となって、家康と秀吉という偉大なふたりの仲を取り持ったというわけだ。凄い人物だとは思わないかい?」 「はい、石川数正という人物は単なる裏切り者ではないということが、先生の話でよくわかりました」 田岡も長い時間、先生の話を夢中で聞いていたので、話が終わると身体を少しほぐしながら答えた。 「田岡君、だが、この石川数正が秀吉の元へ出奔した理由は、今も歴史家たちの間では謎とされていて本当のところは分からないんだ。数正の私利私欲で裏切ったと言うのは無さそうだけれどね。 いくつか説がある…
【訪問日】2024.4.14(日) 【今回の訪問先】『當麻寺(練り供養)』 【所在地】 奈良県葛城市當麻 【滞在時間】1時間 【概要】 中将姫さまは、宝亀6年3月14日、二十五菩薩のお迎えを受け、現身のまま、阿弥陀如来さまの極楽浄土へ迎えられました。その故事に因んで行われるのが「聖衆来迎練供養会式」です。境内に来迎橋がかけられ、観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、阿弥陀さまの待つ極楽へ導いていく様子を再現します。(公式サイトより引用) 【感想】 この日は當麻寺様へと、重要無形民俗文化財にご指定を頂きました『練り供養』の拝観に伺わせて頂きました。 『練り供養』といえ…
秋田県のねぶた祭りは、日本の夏の風物詩として、その壮大なスケールと美しさで知られています。 毎年8月に行われるこの祭りは、地域の伝統と文化を象徴するイベントとして、国内外から多くの観光客を魅了しています。 この祭りの歴史は古く、約400年以上の歴史を持ちます。 元々は、夏の暑さを祓うための神事として始まりましたが、その後、地域の町おこしや観光振興の一環として発展しました。 現在では、秋田の夏の風物詩として、地域住民や観光客に愛される大規模なイベントとなっています。 ねぶたは、竹の枠に和紙を張り付けて作られ、その上に様々な色とりどりの絵が描かれています。 これらの絵には、伝統的な神話や歴史的な場…
(2024/4/9) 『日本の「来訪神」図鑑』 フランそあ根子(著)、中牧弘允(監修) 青春出版社 2024/2/21 ・来訪神は、年の変わり目や季節の変わり目に異界からやってきて、ご利益を授けてくれる夢のある存在です。 <はじめに> ・日本には、ナマハゲのようによく知られるものから地域の人しか知らないようなマイナーな神さままで、多くの来訪神が存在する。通常、神さまは神社などに祀られていてこちらからお詣りに行くが、来訪神は神さまの方からやって来てくれる。 ・多くは、仮面をつけるなど仮装している。 <北海道・東北地方の来訪神> <猿田彦 北海道 積丹町 美国町・古平町> <天狗が燃え盛る炎の中を…
皆さんは梼原町(ゆすはらちょう)に行かれたことありますか? 幕末の歴史が色濃く残る町で、自然豊かな土地も合わさって素敵な旅を叶えてくれる場所なんですよ。 今回は【各々の楽しみ方が見つかる町!梼原町のおすすめスポット】についてご紹介していきます。 趣向に合わせた時間を満喫することができますので、ぜひ一度観光めぐりをしてみてはいかがでしょうか。 梼原町の魅力について! 幕末がお好きな方にはたまらない!【韮ヶ峠】 アクセス方法 自らの信念を貫いた梼原町の偉人たち!【六志士の墓所】 アクセス方法 趣のある橋の上からは自然の魅力がいっぱい!【神幸橋】 アクセス方法 歴史ある伝統芸能を守っているスポット!…
明石海峡大橋と鳴門大橋が開通して以来、淡路島を素通りする観光客も増えたようだが、今回は淡路島に立ち寄り、伝統文化を鑑賞することとした。最近は、淡路島と言われると、たまねぎを思い浮かべる。栽培が始まったのは130年前で、昭和39年には栽培面積が3000haを超え、日本一の大産地となったとのことである。温暖な気候で、日照時間も長く、寒さが苦手なたまねぎ栽培に適した地だったようである。水稲の裏作として栽培されてきたが、米とたまねぎの交互栽培や、飼育されている牛の堆肥を用いることで、たまねぎが育ちやすい土作りに成功したとのことである。うずの丘大鳴門橋記念館には大きな「おっ玉葱」が飾られていた。 淡路島…
ゴールデンウィーク(GW)が近づいてきました。2024年は3日間お休みを取れば、最大10連休になります。コロナ禍で中止されていたイベントやお祭りなどが各地で復活しているので、参加するのもいいでしょう。今回は、ゴールデンウィーク(GW)期間中に開催される、全国の伝統的なお祭り10選を紹介します。 【岩手】春の藤原まつり(5/1~5/5) 【東京】くらやみ祭(4/30~5/6) 【富山】城端曳山祭(5/4~5/5) 【静岡】浜松まつり(5/3~5/5) 【岐阜】揖斐祭り(5/4~5/5) 【京都】葵祭(賀茂祭)(前儀:5/1~5、本祭:5/15) 【滋賀】日野祭(5/2~5/3) 【兵庫】春季例大…
こんにちは sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。 先日さわやかウォーキングの地中で訪ねた遠江の神社は、磐田市見付にある見付天神『矢奈比賣(やなひめ)神社』です。
【炎の輪】長い縄につけた松明を振り回す 阿蘇神社の火振り神事 重要無形民俗文化財 熊本 2024.03.22 19:03 去年、熊本地震からの復活を遂げた阿蘇神社の楼門。21日夜、伝統の「火振り神事」が行われ、今年も阿蘇の夜に炎の輪が浮かびあがりました。 22日朝の最低気温が平年より5.6℃低い-3.6℃を観測した阿蘇市。白い息を吐きながら寒そうに登校する子どもたちの姿も。 春の訪れを告げるツクシの回りには霜も降りていました。 そんな中、前夜は厳しい寒さを吹き飛ばす恒例の伝統行事が。長い縄の先に火をつけたカヤを振り回して五穀豊穣を祈る、阿蘇神社の「火振り神事」。 神の婚礼を祝うため松明を振って…
愛知県犬山市で毎年4月の第1週の土日に開催される「犬山祭」。提灯を灯した豪華絢爛な山車が城下町の桜並木の下を通る景観はまさに幻想的。そんな犬山祭の見どころを紹介します。 犬山祭とは? 犬山祭の歴史 犬山祭は犬山城の麓に鎮座する針綱神社の祭礼です。1635年に下本町の馬の塔・魚屋町の茶摘みの練り物が出されたのが起源とされています。1641年には下本町が馬の塔を車山に変えて人形からくりを奉納するようになりました。江戸中期までには今の犬山祭の原型がほぼできあがっていたものとされています。 祭りに参加するのは犬山城下の針綱神社の氏子域からで、現在は13町内から出される車山のほか、3町内から練り物が出さ…
飛騨高山:櫻町散策・ はちまん市・高山祭屋台会館・桜山八幡宮 ^^! ・・何度も味見させていただきました たまらなく・・美味しいんです ホォ・・本日やっているようだね http://hidahachimangu.jp/hachiman/images/h1.png ☝リンクです! 御祭神: 主祭神 応神天皇相殿 熱田大神(あつたのおおかみ) 香椎大神(かしいのおおかみ) 例祭日: 10月9日・10日 秋の高山祭 国指定重要無形民俗文化財 高山祭屋台会館は、 高山祭の実物屋台を常設展示している施設 www.youtube.com ek0901.hatenablog.com 春は日枝神社、秋は桜山八…
真鶴半島は、箱根ジオパークに含まれています。 ジオサイト-真鶴エリア | 箱根ジオパーク貴船神社の石段。 バリアフリーとは何ぞや。 毎年7月下旬に海上の安全を祈念して行われる貴船祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。元は貴宮大明神と称し、浜に漂着した船中の古仏像を安置したのが創始と伝わっています。 貴船神社石段を登り切った境内からは、真鶴の街が早咲きの桜の花の向こうに見えます。(車でも辿り着けますのでご安心を)↓なかなか格好良い。 平和とはこんな景色よね。海岸に沿って歩いていると、密漁か?違います。道沿いに現れる鳥居と祠。マップには、「山の神」と書いてある。 ※箱根駅伝とは無関係です…
国の重要無形民俗文化財に指定された豊年祈願祭「ウンガミ(海神祭)」が催される内湾。海にはさまれ細くなった陸地に内湾が深く貫入し、出口には宮城島が通せんぼするように鎮座する。波は穏やかで、祭りでは集落ごとに神様を乗せた舟でスピードを競う「ハーリー」が行われる。 祭りの賑わいとはうってかわって、ヤンバルの山に囲まれた静かな景観は紀州の海跡湖を彷彿させる豊穣さがある。 道の駅が隣接。 道の駅 bunbun.hatenablog.com マークした場所は道の駅。
大釜から塩の結晶を取り出す「珠洲製塩」の山岸順一さん。伝統の揚浜式製塩法で、被災後いち早く生産を再開し「(自分は)社長だから率先して働いて、社員にその姿を見せないとね」と話した=石川県珠洲市で2024年2月22日、山崎一輝撮影 写真一覧 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲(すず)市で、500年以上続く「揚げ浜式製塩法」と呼ばれる伝統的な塩作りが再開した。各地から支援しようと注文が多数寄せられ、製塩所を営むベテラン職人が1人で生産を始めた。本格稼働に向けては道半ばだが、風味豊かな天然塩を感謝も込めて届けたいと、完全復活を誓っている。 揚げ浜式製塩法は、海からくみ上げた海水を砂浜に均等にま…