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人体の不思議展

サイエンス

人体の不思議展

じんたいのふしぎてん

プラスティネーション標本の展示会。

樹脂加工を施したもの、さらにプレート状にスライスしたものや、様々なポーズを取らせた人体標本が展示されている。

初期(1996年から98年頃まで)に開催された「人体の不思議展」は「プラスティネーション協会」との提携のもと行なわれたものであり、展示標本も同協会から借り受けたものであった。1998年にハーゲンスと日本側の主催者が契約関係で揉めたため、標本も協会側に返却され一旦人体の不思議展は終了している。

「プラスティネーション」を「プラストミック」と称し、中国で標本を新たに作製し、団体構成を一部変えて2002年頃から「新・人体の不思議展」と称し(現在では「新」の文字がとれている)開催されているのが現在の「人体の不思議展」である。

主に中国で提供された死体を検体としているのが特徴であり、中国政府外貨獲得手段として利用されている側面がある。

こちらの検体は、中国で大量に執行されている死刑の産物である疑惑が持ち上がっており、中国政府の行為は事実上人体の売買にあたるため、死体を見せ物にして死者の尊厳を損なっているという批判も併せて倫理的な問題となっている。