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清田区

(地理)
きよたく

札幌市白石区は、北海道札幌市の行政区の一つ。
札幌市の南東部に位置している。
1997年11月4日 - 豊平区東部を分区する形で設置された、札幌市で最も新しい区である。
面積は59.87km²、人口は115,885人*1

地勢

北は東北通で白石区と厚別区、西は吉田川、羊ヶ丘、山部川を境界に豊平区、南西部は南区、南は丘陵地で恵庭市、東は大曲川で北広島市と接している。
札幌市の10区の中で南区、西区、北区に次いで4番目の広さで、東西に5.5km、南北に15.2kmの広がりを持っている。
清田区一帯は樽前山や恵庭岳などの火山の噴火によりできた月寒台地の一部で、土地の表面に火山灰の積もっている所があり、清田、北野、平岡地区などに小高い丘として残っている。
清田区は、区域のおよそ3分の2が緑豊かな丘陵地と山林に覆われ、南北に縦断する厚別(あしりべつ)川、山部川、清田川、吉田川、三里川などの河川にも恵まれた自然豊かな区である。
特に、南西部に位置する白旗山(標高321.5 m:都市環境林)には、市最大の市有林がある。豊かな自然を利用した国際スキー連盟(FIS)公認の距離競技場と国際試合規格に対応した2面の天然芝サッカーグラウンドを有する「白旗山競技場」、市民に自然を親しんでもらう森として「自然観察の森」「ふれあいの森」が整備され、自然体験学習や自然観察、行楽や散策の場として楽しむことができる。また、有明の滝は白旗山都市環境林と滝野すずらん丘陵公園に挟まれた位置にあり「自然探勝の森」として親しまれている。山頂からは藻岩山や手稲山、札幌岳などの山並みや遠くは恵庭岳まで望むことができ、雄大な自然の眺望と四季の移ろいを見せてくれる。
清田区の中央を流れる厚別川は、豊平川の最大支流で、空沼岳山頂付近を源流とし、アシリベツの滝、有明を経て清田に入り、下流で豊平川に合流している。かつて川の両側につながる河岸平地は札幌の第一の米産地帯だった。「暴れ川」とも呼ばれ、度重なる洪水をもたらした厚別川も今は、下流の河畔は護岸工事が終わり、緑地として花壇や樹木の植栽で緑豊かに整備され、散策やパークゴルフなどの憩いの場となっている。
市内初の梅林のある平岡公園には、約1,200本の梅の木が植栽され、梅の名所として親しまれている。また、最先端産業の誘致を図る「札幌ハイテクヒル真栄」も自然環境を生かした森の中にある。

現況

清田区は札幌市の東の玄関口であり、国道36号が区内を横断し、近年は東部地域開発や各種の大型民間宅地開発が進められ、緑地・公園などの自然環境やゆとりを大切にした計画的な美しいニュータウンが次々と生まれ、近代的な住宅地へと変貌している。
清田区は人口の急増地域として今後も人口増が予想されるが、現在の豊かな緑を大切にし、ふれあいと安らぎのあるまちづくりに行政と区民がパートナーシップで取り組んでいる。

シンボルマーク(右上)

大樹と厚別川を組み合わせ、全体で清田区の頭文字「K」を表している。 
■太い幹(オレンジ)
豊かな大地を育んできた人々を表し、地域の安定と調和を象徴している。
■若葉(グリーン)
地域の将来を担う若者、子供たちを表し、未来への可能性を象徴している。
■川(ブルー)
自然を大切にした区の限りない発展を表現している。
※1997年11月制定

*1:2016年8月1日現在

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