英文表記:Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.
【業種分類】医薬品
【市場名】東証1部
【決算】12月 末日
【設立年月日】1943年3月8日
【上場年月日】1956年3月
証券コード:4519
東京都中央区日本橋室町 日本橋三井タワーに本社をおく、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(F. Hoffmann-La Roche, Ltd.)傘下の製薬会社。
2002年10月1日、中外製薬は世界有数のヘルスケアカンパニーであるF.ホフマン・ラ・ロシュ社(F. Hoffmann-La Roche Ltd)との戦略的アライアンスにより生まれ変わった。
革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献するとともに、ロシュ・グループの最重要メンバーとして、国内外において革新的な新薬を継続的に提供する、日本のトップ製薬企業となる。従来の研究開発基盤に加えロシュのグローバル研究体制の中で、がん領域や創薬化学で実績のあった鎌倉研究所の機能が加わり、中外製薬は、国内屈指の創薬基盤を有する製薬企業として、日本発の画期的な新薬を生み出す環境を整えた。
現在、開発パイプラインは23品目と国内有数の強力なラインナップが整った。
今後さらに、ロシュ・グループが各国で開発中の製品が加わるなど、中長期的にも豊富なパイプラインが期待されている。病院で処方される薬品としては、タミフルカプセル・タミフルドライシロップ(抗インフルエンザウイルス剤)、レキソタン(精神安定剤)、ロヒプノール(睡眠薬)などがある。
かつては病院処方の医薬品のほかにも、薬局・薬店で販売する一般用医薬品や「グロンサン」「バルサン」なども取り扱っていたが、病院処方の医薬品以外のブランド・事業は、2004年の年末をもって大半をライオンに譲渡した。