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日立造船

一般

日立造船

ひたちぞうせん

環境装置・プラント・精密機械・産業機械・鉄構・建機等製造を営む会社。

英文表記:Hitachi Zosen Corp.

愛称:Hitz

東証(1部)・大証(1部)上場
証券コード:7004

大阪市住之江区に本社をおく。

略歴

1881年(明治14年)にイギリス人実業家・E.H.ハンターの起こした「範多商会」を起源とし、「大阪鐵工所」として大阪市に創業。昭和初期に、日産コンツェルンの傘下に入り、同グループ内の日立製作所の傘下入りし、造船業主力に転換したことから「日立造船」に社名を変更する。

戦後は、各種鉄構・建機・産業機械への多角化を図るが、造船不況の波に巻き込まれて恒常的な赤字体質に悩まされ、また会社成立の経緯から、日立色が薄かったこともあり、日立製作所グループより離脱。*1

1980〜1990年代は、造船を筆頭に各事業の赤字体質が悪化したこともあって、情報システム事業を筆頭に、「杜仲茶」ならびに「オンライン旅行業(旅の窓口)」など(一見、本業と無縁と思われる)さまざまな業種への進出を果たし、一定の成功を収めたものの、これらの事業はすべて売却している。

また、社名に冠されている「造船」事業そのものは、2002年10月に日本鋼管(現・JFEスチール)と事業統合され、ユニバーサル造船に移管された。

子会社だった内海造船も2006年に株式売却している。*2

櫻島造船所→USJ

創業の地、大阪桜島造船所の跡地は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJ)となっている。

*1:こうした経緯もあって、日立製作所グループ社員からは「裏切り者」呼ばわりされることもあった。

*2内海造船の四半期報告書によれば、平成21年9月30日現在 29.61%の株式議決権を持つ大株主ではある。