文化功労者

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文化功労者

ぶんかこうろうしゃ

文化功労者は、日本において、文化の向上発達に関し特に功績が顕著な者のこと。

文化功労者年金法第2条に基づき、文部科学大臣候補者の選考を文化審議会に諮問し、その選考した者のうちから文部科学大臣が決定する。

文化功労者の選考に国籍要件はないため、これまでマリウス・バーサス・ジャンセン(1999年)、ドナルド・キーン(2002年)*1王貞治(2010年)の3人の外国人が選ばれている。

文化功労者には、終身で政令で定める額の年金支給され、現在の年金支給額は1982年に規定された年間350万円である。

なお、文化勲章受章者は、原則として文化功労者の中から選ばれ、例外的に文化功労者以外から選考される場合でも、自動的に文化功労者となる。これは日本国憲法第14条に「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない」とあり、文化勲章受章者に年金や褒賞金を支給することができなかったため、文化功労者という制度を設け、実質的に文化勲章受章者にも年金支給できるようにしたことによる。

*1:2012年3月8日に日本国籍を取得