プロ野球選手(内野手→外野手)
1990年6月9日生まれ、広島県三次市出身。右投右打
原辰徳に憧れて東海大相模高校に入学。1年春からベンチ入り。秋から4番に定着。
3年夏の神奈川大会で大会新記録となる5本塁打を記録。高校通算では65本の本塁打を打つ。
2008年10月30日のドラフト会議で読売ジャイアンツに1位指名をされる。
11月14日には、背番号が松井秀喜が着けて以来誰も着けていなかった「55」に決定。2008年11月19日に契約金1億円、年俸1200万円で仮契約。高校時代に三塁手と遊撃手を務めたことから、原以来の生え抜き四番三塁手という大きな期待を寄せられた。
6月21日の千葉ロッテマリーンズ戦に代打でプロ初出場するも、結果は三球三振。
一方、二軍では101試合に出場し、403打数96安打17本塁打56打点16盗塁、打率.238の成績を残す。本塁打と盗塁でチーム二軍トップを記録した他、二軍で8月月間MVPを獲得。
6月12日の福岡ソフトバンクホークス戦で8番一塁手として初スタメン出場。しかし翌13日以降一軍での出番はなかった。
二軍では101試合に出場し、407打数108安打21本塁打70打点10盗塁、打率.265と去年以上の成績を残す。10月には第17回IBAFインターコンチネンタルカップの日本代表メンバーに選ばれる。
5月18日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦にて、9回表に阿部慎之助の代走として出場。10回表に回ってきた打席での決勝タイムリーが一軍初安打となるが、シーズンの大半は二軍で過ごす。6月から外野での二軍戦出場が増え、未経験の位置での守備に引きずられてか、6本塁打109三振と打棒が落ち込む一方で、盗塁数はイースタン・リーグ2位の28回と健闘した。
そして、秋季キャンプで正式に外野手へ転向することになる。
初の開幕一軍をつかむが、オープン戦から調子が上がらず早々と二軍落ち。9月に再昇格を果たすと、9月23日の東京ヤクルトスワローズ戦で一軍での初本塁打を記録するなど計21試合に出場。チームは3年ぶりのリーグ優勝および日本一を手にするも、優勝を争う場には加われなかった。
開幕一軍入りを果たすも、出場機会がなく5月に二軍降格。一軍では本塁打を打てずにシーズン閉幕となるが、二軍では13本を記録。
この年のオフに、背番号が入団以来着けていた55から44へ変更され、55番は再度空席となる。
二軍で開幕を迎え、5月に一時的に昇格するが、その後は8月まで一軍登録機会なし。しかし、チームが3年連続リーグ優勝を決めた翌日の9月27日に、巨人では初めての、平成生まれの四番打者になる。
一軍出場数こそ60にとどまったがほぼ1年を通して一軍に帯同。138打席36安打1本塁打3打点3盗塁、打率.277を記録。
自己最多の62試合に出場。オフに吉川光夫らとのトレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍。背番号は33になった。
怪我で開幕一軍はならなかったが、4月末に一軍昇格すると、中田翔は第4回ワールドベースボールクラシック出場の影響で低調、大谷翔平は前年の日本シリーズで走塁中に負傷した足首の治療が長引き、主砲が機能不全となった中で、主に5〜7番でレギュラー級の活躍を見せ、初めての規定打席にも乗せた。
年度 | 所属チーム | 背番号 | 備考 |
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2006-2008 | 東海大相模高 | - | 甲子園出場なし。角晃多と同期。 |
2009-2016 | 読売ジャイアンツ | 55→44 | 2008年ドラフト1位 |
2017- | 北海道日本ハムファイターズ | 33 | 大田・公文克彦⇔吉川光夫・石川慎吾のトレード |
年度 | 背番号 | 試合数 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 四球 | 死球 | 打率 |
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2009 | 55 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
2010 | 55 | 2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
2011 | 55 | 12 | 28 | 4 | 1 | 0 | 0 | 3 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .154 |
2012 | 55 | 21 | 70 | 16 | 4 | 1 | 2 | 7 | 9 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | .254 |
2013 | 55 | 21 | 38 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 1 | 1 | 4 | 0 | .161 |
2014 | 44 | 44 | 74 | 16 | 6 | 0 | 2 | 12 | 14 | 0 | 0 | 4 | 8 | 1 | .246 |
2015 | 44 | 60 | 138 | 36 | 7 | 0 | 1 | 3 | 13 | 0 | 0 | 3 | 7 | 1 | .277 |
2016 | 44 | 62 | 119 | 23 | 6 | 1 | 4 | 13 | 12 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | .202 |
2017 | 33 | 118 | 457 | 110 | 21 | 1 | 15 | 46 | 41 | 0 | 2 | 5 | 28 | 0 | .258 |
通算 | - | 343 | 931 | 210 | 45 | 3 | 24 | 86 | 96 | 3 | 5 | 16 | 58 | 2 | .243 |
記録 | 日付 | 対戦相手 | 球場 | 状況 |
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初出場 | 2009/6/21 | ロッテ | 東京ドーム | 代打出場 |
初打席 | 2009/6/21 | ロッテ | 東京ドーム | 代打で三振 |
初スタメン | 2010/6/12 | ソフトバンク | 福岡Yahoo! JAPANドーム | 8番一塁 |
初安打 | 2011/5/18 | 楽天 | クリネックススタジアム宮城 | 10回表1死満塁で決勝2点タイムリー |
初打点 | 2011/5/18 | 楽天 | クリネックススタジアム宮城 | 同上 |
初本塁打 | 2012/9/23 | ヤクルト | 東京ドーム | 8回裏にソロ本塁打 |
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