市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

nanoプロジェクト


  • 昨日の校正を仕上げる。

    • 朝 alex の部屋に寄って、彼のあげた修正を一通り聞く。 で、それをまとめてボスにメールして、終わり。

    • 手元の latex 原稿も改訂しておく。 slip.tex: 2.5 2008/07/29 19:31:54 ichiki Exp

  • 7/29/2008:
    ちょうどいいタイミングなので、ちょっと休暇をとることにする。

  • 論文の経過:

ryuon


  • 高速な implicit algorithm の実装、 phase 2 - top level への組み込み:

    • 現状を整理。 Brownian dynamics 関連の parameters は、 "BD-scheme" で integrator を、 "BD-nl-solver" で implicit scheme の solver を指定している。

    • なので、 BD-scheme に "SI-connector" を、 BD-nl-solver に "fastSI" を追加することにしよう。

    • コードにどう手を入れていくか、見ていく。

      • 今回書いた新しいコードは struct BD_imp を受けて動くようになっているので、 問題無し(というか、ここしばらくは、この一般化に時間を費やしていた、と)。

      • evolver として bd-imp.c の BD_imp_ode_evolve から fastSI 系のコードを呼べばよい。

      • そのルーチン(wrapper, 名前は BD_evolve_fastSI かな) を書けばよい、と。

    • 今日はここまで。

    • 8/11/2008: 実装、完了。もうちょっと。

セミナー。


  • 系を環境とターゲットに分けるとき、という話。

  • そういえば、私の恩師もある意味似たような話をしていたような気がする。 私はそっち方面に進まなかったので、分かっていないけれど。

  • 今回の話は、量子効果(いわゆる化学的な影響)を古典論のスケールに使うような話。 いわゆる QM/MM の、 multiscale simulation の話。 かなり堅実な路線で攻めていらっしゃる、という印象 (まったくの素人の目からみた、だけど)。

不意の、日本からの訪問者。


  • 社会人の方。一念発起されて修士から留学される予定、とのこと (うちのグループに、ではない)。 お若いのに、いろいろと自覚的に、主体的に動いていらっしゃるのを見て、 無自覚に、受動的に流されている年より(である私)は、ただただ、すごいな、と感じた。 こういう人のお嫁さんになれば、苦労しないだろうね。(すみません。)

突然だけど、急遽、明日から休暇をとることにする。


  • ちょうどゲラもあげたことだし、時間をとるなら今しかないかな、と。

  • と言っても、モンがいるし、別に遠出をするつもりはない。純粋な休暇の予定。

  • そうそう、例の論文でも仕上げるか(って、それじゃあ休暇じゃないか)。

    • 7/31/2008: 休暇中に本当にやる気になった。

  • 7/31/2008: モンちゃん病院に。

  • 8/6/2008: 休暇、終了。