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kojitakenの日記

2017-02-21 小池百合子の人気の秘密?

小池百合子の人気の秘密?

予想通り、「安倍晋三は嫌いだが小池百合子には期待する」方自身からのコメントはいただけていない。まあ応援する小池百合子悪口ばかり書いているブログにそんなこと教えてやれるか、と思うのは当たり前だし、それ以前に『きまぐれな日々』はもうすっかりアクセス数が減ってしまった。そんな中、お父上が「グローバルインテリ」層に属するという方から貴重なコメントをいただいた。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1464.html#comment20122

はじめまして、度々ブログを拝見していました。私の父がまさにブログ主さんの挙げるグローバルインテリの都市部中間層で自民嫌いで小池好き(確か小沢も好きだったような)なので、父のことを書きたいと思います(私はどちらかというと保守です)。

まず結論から申しますと、そんな父は左派ではありません。投票歴を辿れば左派のそれですが、政治信条そのものはかなりのタカ派ではないかと思われます。なぜ左派に投票していたかといえば、単に改革志向で古い自民党的体質が嫌いなだけで、福祉の拡充には特に興味はないようです。軍国主義的なものは嫌いですが国防には好意的です。とにかく無駄を削って不当に儲けてる連中から金を奪えば豊かになると、そういう思想だと理解しています。

ここからは私の意見なんですが、そもそも都市部の中間層が自民党を嫌うのは『農家や土建屋ばかり優遇して真に優秀な我々が不当な扱いを受けている』という、まあ事実かどうかはともかく、そういう階級意識的なものもかなりあったように思えます。受験のヒエラルキーから続くホワイトカラー至上主義といいますか、とにかく善意や正義感から出た思想ではそもそもないわけです。バカは貧乏でいいって多分本気で思ってます。小池のような人間による既得権益の打破というのは、そういった人達にとってはかなり魅力的に映るんですね。パッと見いい感じに知的で好戦的ですし。ケンカも上手いし。そもそも「田舎の既得権益者のための政党自民」が嫌いなだけなので、小池が新党作ったらもっと喜ぶんじゃないですかね。

福祉の拡大に興味がないのもそれで説明が付きます。そもそもそういう中間層は、真面目に働いて小金持ちまではなんとか来れてもその先の領域に手が届かないのです。ちょっと収入が高くなると税金やら何やらがググッと上がり、そこで人生の終わりまで足掻いている。もうちょっと先に行けたら一気に楽になって自由に動けるのに……。そんなことを考えている時に高負担高福祉と言われても、賛成できないですよ。死ぬまでやっていける貯金も住処もある、その先が問題なのに?富裕層なんて大した数いないし連中はその財力だのコネだのでいくらでも節税の仕様がある。高負担で本当に割を食うのは我々じゃないか!永遠に奴らの仲間入りができなくなってしまうぞ!

とまあ最後は妄想ですが、私は「今まで左派としてカウントされていた票の一部は別に左派の票ではなかった」というのを自身の体感として置いていきたいと思います。私の書いたような人の票が大きく上乗せされていただけで、元々日本のリベラル思考の人はかなり少ないのでは?

2017.02.20 23:10 キッチンヘーハー

階級意識的なものがあるとか、もともと日本にリベラル思考の人はかなり少ないというのは当たっているように思います。

今思いついたんですが、都市部の小池百合子支持者は、1978年に「納税者の反乱」を起こしたカリフォルニア保守層に近いんじゃないかとも思います。キッチンへーハーさんのお父上は「確か小沢も好きだったような」とのことですが、小沢一郎をめぐっては、一時小沢を「日本版ティーパーティーの指導者」として担ごうとしていた副島隆彦とか、副島の弟子である中田安彦(「アルルの男・ヒロシ」)などという新自由主義者たちがいて、彼らはある時期小沢の熱狂的な支持者たち(いわゆる「小沢信者」)の支持を受けていました。

この記事を書いている最中に、id:suterakusoさんから『きまぐれな日々』にコメントをいただいたことに気づいたので書きますが、かつて参院選山口選挙区とか衆院選山口4区などから民主党公認で立候補した戸倉多香子氏(ブロガーとしても著名だった。確か現在は民進党所属の山口県議)もよく「アルルの男・ヒロシ」のブログから引用していたものでした。しかも小沢一郎本人も「国民の生活が第一」の看板を掲げておきながら、一方で河村たかしの「減税日本」を支援したり、民主党から分かれてスローガンと同名の政党を立ち上げた頃には「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたような人ですから、「政権交代」の頃に小沢一郎に惹かれていた人たちの間にもリベラル思考の人間などほんの一握りしかいないと私は確信しています。

その「小沢組」から最近正式に脱退を表明したブログより。

【共謀罪】来月7日閣議決定へ+【豊洲市場】百条委員会設置の公算+【トランプ-】就任から4週間.これまでにトランプーが言った嘘.誇張.ごまかしの数々80件のリスト : 晴 天 と ら 日 和2017年2月19日)より

(前略)

小池の狙いはなんだ?


豊洲に移るの移らないの、

薬物が出て来たナンタラカンタラ、

五輪がドウタラコウタラ、

ウダウダ言いながら時間だけで過ぎて、

話題や疑惑を引っ張るだけ引っ張っていく手法だよね。


都議選まで

話題や疑惑などを引き伸ばす!

サッサとやればトット解決するハナシでも、

引き伸ばせるだけ引き伸ばす!

小池が主導する都議選を有利に運ぶために!


参考人なんてウダウダ言ってないで、

初めから「百条委員会」を設置して開催すれば、

今頃までウダウダ言うことはなかったわけで、…。


小池のやってることは、

正にこれだわw

これ以外にはありませんよ。


ヤリテ?

将来、総理を目指していることはハッキリとしたこと。

そのことのワンクッションを有利に闘うこと。

小池の思いって、これだと思うね。


そこには、

都民も、国民もいませんから。


ただあるのは、

自身の権勢欲だけですから、残念ー!


こんな女に、

ワクワクするようでは政治もオシマイだわな。

と、思いますけど。

ほんと、その通りだよね!

また、下記は小池百合子に「ワクワク」しているブログのコメント欄から生まれたブログ『51%の真実』より。「×××が○○を産む」(まあ○○も一昨年のツバメのかたきではあるけどw)とか「×より○し」などとは申しませんが。

懲りない民進党のブーメラン芸と南スーダンPKO撤退(+蛇足の小池評) - ニューストピックス2017年2月21日)より

●国民が望んでいるのは、当たり前のことを当たり前に判断して、常識的な行動をする政治家なのだと思う。

以下蛇足です。

●今の小池都知事はそのような国民の心理をよく理解して、自分はそんな政治家なんだと国民に思いこませる方法を、一生懸命知恵を絞って考え演じているのだ。本質的には自分の目的の為には手段を選ばず、国民は二の次のはずの小池都知事が人気を博しているのは、ひとえに小池氏が詐欺師的素養と自己プロデュース力において、天才的な才能を持ち合わせているからに他ならない。そしてそんな自分に陶酔し更に自己暗示によって、演技にますます磨きがかかって行っている。

●以上が今の状況で、小泉氏(よりは更に狡猾で上昇志向が強く)や橋下氏(よりはエスタブリッシュメントに対するコンプレックスが少なく)、そしてトランプ氏(よりは穏便そうに演じられるのでたちが悪い)と同じ分類にカテゴライズされる人物に思える。

いやあ実にうまいこと表現するなあと感心した。これぞ小池百合子の本性だ!


P.S.

実は一昨日の日曜日、たまらなく憂鬱な気分に駆られたのだが、それは2009年の政権交代総選挙の投票日直前に感じたのときわめてよく似た気分だった。

先日の千代田区長選虚*1で端的に示されたように、小池百合子の人気はおそらく本人の予想を超えて過熱しており、小池の当初の思惑にはおそらく反すると思うが、小池は国政選挙でも安倍自民と正面衝突せざるを得なくなるのではないか。「安倍自民」対「小池新党」の対立構図など見たくもない、それこそリベラル根絶やしの世界だよ、と予感してひどく憂鬱になったのだった。実は政権交代選挙の直前にも悪い予感しか私は持っていなかった(そのことは当時も少しだけ書いた)。

*1たまたまこのように誤変換されたが、あえて修正しないでおいた。昔、掲示板投稿者時代に時々使った「虚人」ないし「虚塵」(もちろんプロ野球読売球団を指す)を連想させる。

2017-02-19 「小池百合子応援」でネトウヨと共闘する民進党・TBS・都会保守

「日本の教科書では語られない 人種差別のおそろしい真実」(BuzzFeed News)

これはさすがに「楽をしてもクロウ、クロウ」などという冗談を飛ばせられるような話ではないな。

下記記事にはおぞましい画像が満載されている。記事の最初の方のテキストだけを下記に抽出する。

日本の教科書では語られない 人種差別のおそろしい真実

たった60年前のこと。アメリカ人は凄惨な歴史の再来を恐れている。

posted on 2017/02/18 11:01


アメリカは根本的に白人の国だということを体現すると極右は喜んだ」。

著名な権利擁護団体「南部貧困法律センター(SPLC)」が指摘するトランプ大統領当選後のアメリカ。白人ナショナリズムの台頭を指摘する。


1970年に4.7%だった外国生まれの住民は2015年に13.7%まで増えた。移民が押し寄せた1910年(14.7%)や1920年(13.2%)と同水準だ。白人の割合は減り続け「白人アイデンティティの崩壊を生んでいる」という。


そして人々は恐れている。ジム・クロウと呼ばれる人種差別の再来を。白人と黒人を分けるアメリカ南部の州法。1964年公民権法によって違法になったが、いまでも差別アメリカ社会に根深く残る。


「ジム・クロウ時代」に、どんなに憎しみが広がり、暴力が横行していたかは、日本はおろか、アメリカでも伝えられることは少ない。

BuzzFeed Newsより)

リンク先の写真は、「ラストベルトの白人労働者たちの気持ちがわかる」と感じるような人たちに是非よく見てもらいたい。「ラストベルトの白人労働者たち」は搾取される側であるのは確かだが、有色人種差別し、搾取しようとしている側でもあるのだ。

もちろんその際、日本人は中国人や韓国人やベトナム人、フィリピン人、インド人その他と同じようにトランプに投票したアメリカの白人に差別される側の人種に属することを忘れてはならない。昔の日本には、南アフリカに「名誉白人」扱いされて喜んでいた下司どもが多数いたらしいが。

ジム・クロウ法についてはWikipediaから引用する。

ジム・クロウ法


ジム・クロウ法(ジム・クロウほう、Jim Crow law)は、1876年から1964年にかけて存在したアメリカ合衆国南部の州法。


概要

主に黒人の、一般公共施設の利用を禁止制限した法律を総称していう。しかし、この対象となる人種は、「アフリカ系黒人」だけでなく、「黒人の血が混じっているものはすべて黒人とみなす」という人種差別法の「一滴規定(One-drop rule)」に基づいており、黒人との混血者に対してだけでなく、インディアン、ブラック・インディアンインディアンと黒人の混血)、黄色人種などの、白人以外の「有色人種」(Colored)も含んでいる。


経緯

南北戦争後の南北統合期(1865)に、北部州は(共和党)「奴隷制廃止」を掲げていた。しかし伝統的な南部11州(民主党)は反対に「奴隷制維持」を掲げていた。この対立の元に、南部11州は先手を打って黒人の準奴隷システムを正当化するような「黒人法(英語版)」(英語: Black Codes、黒人取締り法とも)を制定した。当時工業で発展し始めていた北部都市(デトロイトシカゴなど)と異なり、南部では黒人労働力による農業が依然として経済の基礎であった。そのため「黒人が白人と平等になっては困る」というのが南部経済を支える有力な白人農園主たちの本音であったと考えられる。この黒人取締り法がジム・クロウ法の礎になっていった。

黒人取締り法は1866年の公民権法によって廃止されたが、南部再建後の連邦政府干渉が少なくなった中、南部諸州では次々とジム・クロウ法が制定された。

1945年以降、公民権運動が高まるとジム・クロウ法に対して裁判闘争が行われ、1954年から1955年にかけて、連邦最高裁判所は、プレッシー対ファーガソン裁判で確立された 「分離すれども平等(separate but equal)」という判例法理を覆し、公立学校における人種別学制度は違憲とする判決を下した(ブラウン対教育委員会裁判、Brown v. Board of Education of Topeka (Brown I) 347 U.S. 483, 74 S. Ct. 686, 98 L. Ed. 873 (1954)、Brown v. Board of Education of Topeka (Brown II) 349 U.S. 294, 75 S. Ct. 753, 99 L. Ed. 1083 (1955))。1964年7月2日、リンドン・ジョンソン政権公民権法(Civil Rights Act)を制定し、南部各州のジム・クロウ法は即時廃止となった。


名の由来

ジム・クロウという名は、ミンストレル・ショー(Minstrel Show、白人が黒人に扮して歌うコメディ)の1828年のヒット曲、『ジャンプ・ジム・クロウ(Jump Jim Crow)(英語版)』に由来する。コメディアンの“ダディ”トーマス・ダートマス・ライス(英語版)(Thomas Dartmouth "Daddy" Rice)が演じて人気を博し、顔を黒塗りして黒人に扮するブラックフェイス・パフォーマンスを全米に広めた。ジム・クロウは田舎のみすぼらしい黒人を戯画化したキャラクターであり、着飾った都会の黒人であるジップ・クーン(Zip Coon)とともにミンストレル・ショーの定番キャラクターとなった。1837年までに、ジム・クロウは黒人隔離を指す言葉としても使われるようになっている。

プロ野球読売球団にいたウォーレン・クロマティの愛称は「クロウ」で、アメリカ(というよりカナダか。彼はモントリオール・エクスポズに所属していた。但しクロマティ自身は米フロリダ州出身)ではカラスクロマティトレードマークだったが、彼も黒人だった。クロマティの肌の色と真っ黒なカラスのイメージをダブらせたものなんだろうなと昔から思っていた。

1983年までMLBで活躍したクロマティに対して、ファン人種差別意識を持っていたかどうかは知らないが、19世紀1828年の黒人「ジム・クロウ」はCromartieではなくCrowだから、差別意識を持った命名であることは明白だろう。アメリカの漫画で日本人が出っ歯で眼鏡をかけた人間として描かれるようなものだ。

こんな人種差別時代をトリモロス方向性を持つトランプを日本人が支持することが、いかに倒錯した愚行であるかがよくわかるだろう。

塚本幼稚園、英タイムズ紙に「1945年にさかのぼる残忍な戦争介入や、悲劇的な敗北を齎した愛国主義へと子供達を洗脳する施設」と書かれたことを自ら宣伝(驚)

「文庫X」及び『桶川ストーカー殺人事件―遺言』の著者・清水潔氏がリツイートしていた下記Twitterにて知る。

https://twitter.com/SeroriHitomi/status/832104198988664832

Hiroshi Takahashi

@SeroriHitomi

「塚本幼稚園は、残忍な戦争介入や、悲劇的な敗北を齎した愛国主義へと子供達を洗脳する施設である」

この記事、どこから参照したと思います? 何と塚本幼稚園のHP!「タイムズから取材を受けました」と誇らしげにHPに掲載されている!

Loyalty and obedience in Japan nationalist nursery | World | The Times & The Sunday Times

21:47 - 2017年2月15日

本当だ。改竄なり削除なりをされないうちに記録しておこう。

イギリスのタイムズより取材を受けました。|新着情報|塚本幼稚園幼児教育学園

2017/02/08 ニュース イギリスのタイムズより取材を受けました。

平成29年1月24日に取材を受け、1月30日の午前中に配信されました。

内容は下記のURLからリンクできます。

http://www.thetimes.co.uk/edition/world/loyalty-and-obedience-in-japan-nationalist-nursery-z360hdwdj

訳は以下の通りです。

掲載記事訳文

日本愛国主義幼稚園の忠誠と服従


(平成29年)2017年1月24日、午前12時01分、タイムズ リチャード ロイドパリ

訪問者は、塚本幼稚園の風変わりで驚くべき点にすぐには気付かない。

笑顔で丁寧な先生、2~5歳の制服を来た子供達は、他の幼稚園と同様愛らしい。しばらくした後、園児たちの“おじぎ”をする光景に気付く。それはお互いにするのではなく、壁の写真に対してである。

それらは、天皇の画像である。:天皇陛下明仁」、その父「裕仁」、さらに19世紀の明治天皇。「天皇陛下は、我が国の基盤です」と、カゴイケ・チナミ(先生の1人)は言う。「私は、天皇陛下に対しそのような尊敬の念を感じます。」

この学校は、ある時代をほうふつさせる。幼い園児は、日本の計算盤である“そろばん”を教わっている。毎朝、彼らは寒い中でも整列し、明治天皇が1890年に明示した教育勅語を詠唱する。それは忠誠への賛歌と狂信的な国家主義への刺激として、教育分野では禁止されたもの。彼らは、個性的で美しく、かつ高貴な日本と文化の見方を教え込まれている。

「私たちの目標は、我が国と国民の役に立つ子供達を育てることであり、かつ利己的な目的を追求しません」、カゴイケ・チナミの父、園長カゴイケ・ヤスノリ氏は語った。「国家への誇りをなくして繁栄はない」。

自由主義の日本において、塚本幼稚園は、1945年にさかのぼる残忍な戦争介入や、悲劇的な敗北を齎した愛国主義へと子供達を洗脳する施設である。それでも、ここにおける教育は更に必要とされている。

毎年、70名の募集に対し120人の希望者。教育費は毎月215ユーロ(26,000円)。4月には新しく小学校が開校され、12歳まで愛国的教育が行われる。その名誉校長は、内閣総理大臣安倍晋三夫人安倍昭恵氏のようだ。

籠池氏は語る、「第二次世界大戦後、“日本の歴史と文化は悪物だ”という解釈がどういうわけか発生した。伝統的なふるまいや慣習はほとんど喪失してしまった。当に今、人々は歴史・文化の理解や公徳心の必要性を認識している。

すべての科目は政治的なものではなく、将棋剣道、伝統音楽やラグビーも含まれている。しかし籠池氏は例えば“女性の役割“という偏った考え方も持っている。”男の子はおとこらしく、女の子は女らしく“、と籠池氏は語る。

籠池氏は、4年間の安倍政権の間、その成長に影響を与えた愛国的な組織「日本会議」の委員である。それは、戦後の平和憲法改正、教科書の改訂、戦争の残虐行為に対する自虐意識を排除する日本の愛国歴史観を引き起こすものである。

世論の投票が示している。ふんぞり返っている右翼と違い、塚本幼稚園の世界観の普及が平凡な日本人を深く当惑させていることを。籠池氏は語る、「当学園を卒業した園児は、弁護士政治家自衛隊、芸能人になるべく巣立っている。その先輩クラスはまだ40代である。今後10年のうちに彼らは、先任の地位まで出世するだろう。」

こんなこと書かれて喜んでるんだ。すごいな。突き抜けてるよ。

清水潔『桶川ストーカー殺人事件―遺言』(新潮文庫)読了

田中刑事という男子フィギュアスケート選手がいる。親はひでぇ名前をつけたもんだなあと思ってネット検索をかけると、田中選手は倉敷の出身で、親は「正義感の強い子に育ってほしい」という思いを込めて命名したのだそうだ。この言葉から思い出したのが、昨年のプロ野球ドラフト会議でもっとも注目され、多数の球団の競合の末、工藤公康が当たりくじを引き当てた福岡ソフトバンクホークスの田中正義(せいぎ)投手を連想したことはいうまでもない。

私は、「まさよし」ならともかく「せいぎ」と読ませる名前をつけた田中正義投手の親にも正直言って感心しないが、田中刑事選手の親には、一体何考えてるんだよ!と言いたい。というのは、「刑」という字を検索語にしてGoogle検索をかけると、筆頭に下記が表示されるからだ。

けい

〗 ケイ ギョウ(ギヤウ)

1.

《名・造》しおきする。罪を責めて罰を与える。首をきる。殺す。

「刑が重い」

2.

法(のり)。のっとる。

「天刑・典刑」

いくらなんでも、こんな字を子どもの名前につけるのはあんまりだろう。もちろん田中刑事選手本人には何の罪もないが。

「刑事」なら良いじゃないか(田中選手のあだ名は子ども時代から「デカ」らしい。子どもの頃には「がきデカ」と呼ばれていたに違いないと思うのは私だけだろうか。いや田中選手の世代なら知らないかそんなの)、と思われる向きもおられるかもしれないが、下記の清水潔の本を読めば、「刑事=悪」としか思えないこと請け合いだ。


桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)


「文庫X」こと『殺人犯はそこにいる』があまりにも凄い本だったのでこの本も読んだが、しまった、今までこの本を知らなかったとはと舌打ちするとともに、この本を読まずに死ななくて良かったと思った。もちろんこの感想は「文庫X」についても同じだ(少し前に書いた通り)。

この本に告発された上尾署(及び埼玉県警)の悪行の数々を読むと、誰しも「刑事=悪」としか思えないだろう。刑事たちは犯人たちとグルになって被害者の猪野詩織さんを殺したも同然だ。この事件をきっかけにストーカー規制法が制定、施行されたが、警察の体質が全く改まっていないことは、昨年起きた冨田真由さんの刺傷事件からも明らかだ。冨田さんが一命を取り留めて回復したのは不幸中の幸いだったが、万一のことが起きていたら、またも武蔵野署(小金井署も?)は共犯者になるところだった。蛇足だが冨田さんの状態について「植物状態だ」云々(でんでんではない)の嘘の情報を拡散したネットワーカーどもには先日も書いたが腹が立った。

なお、桶川事件に関して、3人の警察官が懲戒免職の処分を受けた。その実名はネットで暴かれているが、これまたトカゲの尻尾切りを助長する悪行だとしか言いようがない。実名を晒すなら、懲戒免職を免れ、かつ告訴状改竄に関与した上尾署及び埼玉県警の人間全員の実名を暴かなければならないと私は思う。

清水潔の本は、あと『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)も買ってある。このあと松本清張1冊と他の本1冊を並行して読んだあと、読む予定。下記のブログ記事がみつかり、私も読み終えたらそのタイトルと同じ感想を持ちそうだなと思った。ブログ記事の中身はまだ読んでいない(本を読み終えたらブログ記事も読もうと思う)。

「小池百合子応援」でネトウヨと共闘する民進党・TBS・都会保守(=「リベラル」)

小池百合子批判したり罵倒したり、小池応援する人士やメディア小池にすり寄る政治家政党批判したりする記事は、さすがに小池支持率がバカ高いだけあってか、書いても他の記事よりアクセス数賛同者も少ない。それでも書く。

今朝、下記ネトウヨTwitterをみつけた。

「潰せテレ朝TBS・負けるなMX!」と名乗るこのネトウヨのプロフィールはなかなか興味深い。

大阪市南部在住。安倍自民党は支持するが大阪府連や東京都連ら左寄り且つ既得権益派の古い痔眠倒は不支持。朝日新聞テレ朝毎日新聞TBS反日偏向や関西の左派の強さを嘆く。『フジ叩いてテレ朝TBS叩かず』な台場デモ肯定派の酷使様はお断り(但し準キー局関西テレビは左寄りで反フジなので嫌い)。遠く大阪から小池都知事応援

これを箇条書きにして、このネトウヨ民進党TBS・「リベラル」(=都会保守)の嗜好と一致するものを○、不一致を×、中間または不明を△と書くと下記のようなところか。

つまり、ネトウヨ「潰せテレ朝TBS・負けるなMX!」と民進党TBS・都会保守は、こと東京都政に関してはみごとにスタンスが一致する。「『右』も『左』もない。オレは『小池百合子支持』だ。打倒・都議会自民のドン!」ってわけだ。ドンさんは別に打倒しなくても勝手に引退しちゃうみたいだけどね。

例によって『広島瀬戸内新聞ニュース』より。

2018年2月現在の思想状況・・安倍に腰が引けつつトランプは批判、「クリントン小池」絶賛のマスコミ  : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)2017年2月18日)

2018年2月18日現在の状況は以下です。

  1. ブルジョワマスコミ(大手マスコミ)の立ち位置は、「ポストモダニズム」(ネトウヨが呼ぶところの「新自由主義パヨク」)である。国内では小泉純一郎小池百合子民進党右派や、メルケルブレアクリントンに近い。
  2. マスコミは、同じポストモダニズム小池百合子東京都知事を熱狂的に絶賛する一方で、トランプ大統領には批判的である。
  3. 他方、日本の大手マスコミは、トランプとほぼ同じ立ち位置の安倍晋三さんには、腰が引けている。やはり、「遠くのものは批判できても近くのものには及び腰」ということだろう。
  4. 連合傘下の労働貴族は急速に安倍晋三にすり寄っている。これは、アメリカのラストベルトの労働組合幹部も含めた白人労働者がトランプにすり寄ったのと似ている。→
    民進党は「労働貴族党」から脱却のチャンスだ・・化学総連、自民支持へ
  5. 民進党小池にすり寄るも、疎んぜられている。同じ「ポストモダニズム」仲間でも、「悪印象」がある民進党とは組みたくないという思いがある。→「トランプ安倍」への対抗策は「クリントン小池」に抱きつくしかないのですか?東京民進党・・新会派名は「東京改革議員団」
    ※本当は、小池さん日本新党ご出身と言うことで、根は民主党ポストモダン派と一緒なのだが、自民党を経由したために、イメージがロンダリングされていると言うことだろう。
  6. マスコミは、安倍にへりくだりつつ、小池応援する構図。これに対して、左上の「多様性尊重」&再分配重視の領域を、市民・労働者が強めていかなければならない。ただ、「左上」領域の活動家議員内部にも動揺が有り、トランプにすがったり、小池にすがったりと、混乱が見られる。
  7. なお、世界的には、右上の「ポストモダニズム」が、下側(国家主義)と左上(新しい左派)の挟撃でフルボッコにされつつある。

f:id:kojitaken:20170219130425p:image

赤字ボールド部分には爆笑してしまった。確かに、それだけの違いしかない。小池百合子と民進右派との間には。

青字ボールド部分には、本当にそうだよなあと思う。

桃色字ボールドの部分には、困ったものだとしかいいようがない。

2017-02-18 自民都議2人離党、小池新党に合流へ 都議選公認の方針(朝日)

小池百合子と安倍晋三/小池百合子は「グローバル・インテリ」か

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20170216/1487202869#c1487251127

id:suterakuso 2017/02/16 22:18

私だけではないでしょうが、グローバルもインテリも小池百合子にしっくりくる言葉には全然感じられないのですが。

そういえば最近姿をお店にならないaxfxzoさん(あの方もかつて山口県在住で、下関球場や広島市民球場大洋戦を見に行かれていたはずですが)も何度か同じようなことを書いてましたね。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20170216/1487202869#c1487285808

id:redkitty 2017/02/17 07:56

上記のコメントに私も同感。支持層には「グローバル」な人も「インテリ」な人も「都会」的な人もいるのかもしれませんが、小池百合子本人には安倍に似た体質を感じます。二人のまわりの熱狂にも土俗の臭いを感じています。感じ、ですが。

そう、支持層というか地盤が違うのです。安倍晋三山口4区と、小池百合子の昔の旧兵庫2区中選挙区時代。小選挙区になってからは土井たか子のいた西宮芦屋兵庫7区を避けて伊丹宝塚川西兵庫6区から出ていましたが)の違いです。特に西宮とか芦屋あたりは阪神間モダニズムの本拠地にして朝日新聞金城湯池。関東でいえば武蔵野市菅直人の地元)とか田園都市線沿線あたりですかね。土井たか子菅直人の名前から想像がつく通り、私の書く括弧付き「リベラル」ないし都会保守の牙城です。

しかも安倍晋三小池百合子では所属政党にも大きな違いがあります。安倍はいうまでもなくずっと自民党ですが、小池は最初日本新党から出て、新進党自由党保守党保守クラブを経て2002年に自民党森派)入りしました。さとうしゅういち氏に言わせれば、その時々でもっとも新自由主義色の強い政党に所属し続けたわけです。だから2人には、いくら個人の資質が、特に同じ極右政治家であるという共通点で似通っていても、かたや土着保守チャンピオンこなた新自由主義チャンピオンという明確な違いがあると私は考えています。このあたりは山口県との縁の深い方と、人格形成においてもっとも重要な少年期に阪神間にいた人間との感覚の差になるのではないかとも思います。さとうさんは私と同じく都会(東京)のご出身ですから、感覚が似ているのかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20170216/1487202869#c1487320293

id:mtcedar 2017/02/17 17:31

坂野潤治のお説 http://amzn.to/2lq8CT6受け売りになっちゃうけどw“政友会”的自民党と“民政党”的非自民の違い、かの橋下が政界から下りた直後の大阪W選での表現を借りるなら「地域社会を守り」「ふわっとした空気に流されない」住民と「既成政党にうんざりし、不況や格差をおかしいと思いながらも」“改革”に「うっすらとした可能性を見いだしている」住民の“土俗”の違いって気がするんですよね。

政治家個人個人言動は兎も角として、例えば次エントリで取り上げられている大阪の“教育勅語”学校の件なんて野党共闘の支持層は兎も角として維新の支持層ですら少なからず違和感や嫌悪感を感じるとこがあるんじゃないかと思います。id:kojitaken様に言わせれば“都会保守”の一人に分類され得る可能性が高いグダポン氏がtogetter批判的なまとめを作っている https://togetter.com/li/1081218 くらいですし。かの大阪W選でグダポン氏は反維新自民党候補に首ったけで「大阪から民主主義が巻き起こりそうだ」とまでブログ(今は閉鎖)で述べてたそうですけど、仮にあの選挙自民党候補が勝っていたら下手すれば“教育勅語”学校に顧問として名を連ねている可能性は決して低くないでしょう。“教育勅語”学校からはその様な「地域社会を守り」「ふわっとした空気に流されない」土俗的な雰囲気を感じますし、大阪だからあれだけの大騒ぎになったのであって仮にも農村部で多くを占める様なとこだと寧ろ普通に受け入れられていたのではと思うんですよね。

かなり話が脱線しましたけど、小池へのリスペクトを見ていると「既成政党にうんざりし、不況や格差をおかしいと思いながらも」“改革”に「うっすらとした可能性を見いだしている」住民の価値観がそのまんま反映されてる感がありますし、それは戦前の民政党が少なからず持っていた親軍的ながら社会問題に関心を持つ“進歩”的側面の反映とも形容できるのですよね。実際小池の政策って矢張り“都民ファースト”だけあって、“都民”に対しては給付型奨学金の拡充や豊洲市場移転の追及などをやる一方で韓国人学校への都有地貸与を白紙に戻すということもやっている訳で、その二面性のうちの一面を見て眩惑されているのでは?って気もします。うまく表現できませんが・・・・・・

概ね同感です。ただ、グダポン氏という人が

かの大阪W選でグダポン氏は反維新自民党候補に首ったけで「大阪から民主主義が巻き起こりそうだ」とまでブログ(今は閉鎖)で述べてた

というなら、それは私の言う括弧付き「リベラル」ないし都会保守とはちょっと違います。私の言う「リベラル」(都会保守)とは、もっとストレートに橋下徹シンパシーを感じたり(「立憲主義を理解している橋下くんを自民党のアブナイ改憲案に対抗する勢力として活用したい」などと書いていた)とか、小池百合子公明党民進党との連携に「ちょっとワクワクする」と書いたりする一方、黒柳徹子平和憲法は何があっても守らなければならないと言っていたというリテラの記事を自ブログに転載するような、ベタに新自由主義との親和性を剥き出しにしていながら平和志向だけは一貫している、坂野潤治式に言えば斎藤隆夫斎藤貴男でもさいとう・たかをでもない)に相当する人です。前記の具体例はすべて『日本がアブナイ!』のブログ主のことですが、東京中央線沿線や田園都市線沿線のいわゆる「神奈川都民」や阪神間(因果なことに、私には前記3つの地域全てに居住経験があります。現在は違いますが)にはそういう人の比率が他の地域より明らかに高いです。かのブログ主が東京のどこに住んでいるのかは全く知りませんが。

ネットを見ていても、安倍晋三を激しく嫌っているのに、小池百合子には期待しているという人が少なくないでしょう(前記『日本がアブナイ!』はその好例)。テレビのワイドショーを作る側にもそういう傾向の人が多いので、ワイドショーが小池を持ち上げまくるんだろうと私は思っています。

小池百合子自身がグローバル・インテリかどうかという点については、カイロ大学を卒業してアラビア語通訳をやり、帰国後テレビのニュースキャスターになったという小池にはグローバル・インテリの側面もある一方、亡父譲りの極右思想を持ち、2009年の衆院選幸福実現党とコラボしたことがあるなどの反インテリ的なトンデモの側面もあるといったところでしょうか。安倍晋三については、親族が東大卒ばかりなのに自身は勉強が大の苦手だった安倍には「インテリ」のイメージは全くそぐわないと思います。

自民都議2人離党、小池新党に合流へ 都議選公認の方針(朝日)

私は小池百合子2021年、つまり安倍晋三が来年(2018年)の自民党総裁選で3選だか4選だか知らないが選ばれてその任期をまっとうしたあとの総理大臣を狙って、安倍晋三とは戦わない戦略をとるのだろうと思っていた。ところが、度を超えたテレビのワイドショーの応援小池人気を過熱させ、天下り野郎にして築地市場豊洲移転を推進した老害の多選首長までもが小池応援しただけで区長選の投票率が跳ね上がって与謝野馨の甥っ子らにトリプルスコア以上の大差で圧勝するほど勢いがついてしまった。

ここまでのバンドワゴン現象小池自身も予想してなかったに違いない。だから昨年末には公明と「かがやけ」(Shine! 音喜多駿らの旧みんなの党系)と民進と共産の「4島ならぬ4党」をあてにするような発言をしていた。

先日、東京民進党の旧民主系と旧維新系が合体して、「東京カイカクなんとか」とかいう議員団を作ったのは、昨年末の情勢認識のまま惰性で小池にすり寄ったものだろうが、人気がここまで過熱してしまうと、民進党太助*1、もとい助けなど小池にとっては必要ないばかりか、ここ数年の選挙で明らかなように有権者ネガティブなイメージを持たれている民進党なんかに抱きつかれたら足を引っ張られるだけであると判断した小池民進党を切り捨てにかかっている。

これはマキャベリズム的にいえば当然の判断であって、自分たちが有権者からどう見られているのかを考えることさえできない東京民進党の無能さには開いた口がふさがらない。案の定、朝日だったか日経だったか忘れたが、社会面のベタ記事で、生活者ネットが「東京カイカクなんとか」には加わらないことを決めたと報じていた。もっとも、生活者ネットも独自に小池に協力する方針とも書かれていたので大いに鼻白んだが。まあ東京では板橋区選出の都議にして2000年代に3度も衆院選東京11区共産党公認で立候補した徳留道信までもが小池にすり寄る新年の挨拶を『いたばし区民タイムス』に寄せたていたらくだから生活者ネットも推して知るべしかもしれない。

前置きが長くなったが、結局小池が手を突っ込んだというか小池にすり寄ったのは自民党都議だった。

自民都議2人離党、小池新党に合流へ 都議選公認の方針:朝日新聞デジタル

自民都議2人離党、小池新党に合流へ 都議選公認の方針

2017年2月18日03時26分

 自民党東京都議2人が離党し、小池百合子東京都知事を中心とする地域政党都民ファーストの会」から7月の都議選に立候補する見通しになった。民進の前都議が離党して同会に移った例はあるが、自民都議の離党は初めて。

 2人は山内晃都議(品川区)と木村基成都議(小金井市)。17日、朝日新聞取材に「離党する意思を固めた」(山内氏)、「改革を進めるために離党する」(木村氏)と認めた。一方、都民ファーストの会の幹部は2人を公認して擁立する方針を明らかにした。

 2人は今年1月、「都議会自民党」を離れて、ほかの1人と新会派を結成したが離党はせず、自民は公認する方針を示していた。

朝日新聞デジタルより)

結局こうなるんだよ。

誰だよ、最近は小池へのテレビの応援がやや下火だとか、小池公明党民進党の連携にちょっとワクワクするとか言ってたのは。あれだけテレビのワイドショーが煽りに煽ったらこうなるに決まってるじゃないか。なんでそんなこともわからなかったんだ。

これだけ小池人気が過熱したら、安倍晋三としては当面の都議選小池一派が民進や共産にダメージを与えてくれるまでは安倍の利益になるけれども、都議選のあとに小池に急戦を仕掛けられてはたまったものではないから、小池一派の衆院選進出体制が整う前の今年秋に解散総選挙を仕掛ける可能性がきわめて高くなったと思う。もちろん今年秋なら過去3度の国政選挙と同じように自民党が圧勝するだろう。

もちろん、その前の都議選では、小池にすり寄りながら肘鉄を食らわされた「東京カイカクナントカ」は壊滅的な大敗を喫し、せっかく元衆院選候補の徳留道信が新年の挨拶で恭順の意を表した共産党も党勢を後退させることは間違いない。

*1この誤変換で、昨年、民主維新の合流新党名に「一新」を入れたいなどと書いていた某「リベラル」(都会保守ブログを思い出してしまった(笑)。

2017-02-17 「安倍晋三記念小学校」だって? 金正恩とどこが違うんだ?

都議会民進党のパクリ改名に小池百合子が激高(夕刊フジ)

そりゃまあ小池百合子も怒るだろうよ。なぜって、民進党なんかに抱きつかれたら票が逃げていくからね。

都議会民進党のパクリに小池氏激高 知事が進める「東京大改革」と混同する名称に改名 - 政治・社会 - ZAKZAK

都議会民進党のパクリに小池氏激高 知事が進める「東京大改革」と混同する名称に改名

2017.02.16

 崖っぷちにある民進党の都議が、小池百合子都知事に抱きついてきた。夏の都議選(6月23日告示、7月2日投開票)を見据えて、「都議会民進党」と「民進党都議団」が14日合流し、新会派「東京改革議員団」を設立したのだ。「民進党」の名称を隠し、小池氏の大看板「東京大改革」に似た名称にする姿勢に、小池氏周辺だけでなく、都議会関係者もあきれ、激怒している。

 「あまりにもひどい。知事が命がけで進めている『東京大改革』と混同するような名称の新会派結成は、どういうつもりなのか。知事や都民をバカにしている。都議選に向けた民進党との交渉は完全に打ち切った。にもかかわらず、こういう行為に及ぶのは無神経過ぎる!」

 小池氏側近は14日、民進系都議の新会派設立について、こう激高した。

 参加するのは旧民主党14人と、旧維新の党4人。幹事長に就任した尾崎大介議員は14日記者会見し、合流理由を「小異を捨てて大同につき、自民党と戦う姿勢を示す」と説明小池氏の都政運営に「大変共鳴しており、連動して改革をしていく覚悟だ」といい、支持する考えを強調した。

 会派名から「民進」を外したのは「他会派にも幅広く声を掛け、改革の志を持った人を結集するためだ」と話した。

 民進党政党支持率が1ケタと低迷し、蓮舫代表のおひざ元ながら、都議選での惨敗がささやかれている。小池氏を支持する地域政党都民ファーストの会」に公認候補が流れるなど、組織の緩みが目立っていた。

 こうしたなかでの、新会派立ち上げ報道

 民進系都議は、自らの政党名を投げ捨て、小池氏が昨年夏の都知事選以来、掲げ続けている「東京大改革」を勝手に拝借し、議員バッジを死守しようとしているのか。政治家としての信用や矜持(きょうじ)にも関わる大問題だ。

 政治ジャーナリスト角谷浩一氏は「今はおもしろいことをやる時期ではない。誰から“笑い”を取ろうとしているのか、さっぱり分からない。民進党は国民から『かけ声ばかりだ』と思われているから、政党支持率も全然上がらない。このままでは都議選での惨敗は必至だ」と語っている。

ZAKZAKより)

小池百合子極右仲間である夕刊フジの記者からしても、しっしっ、民進犬はこっちにすり寄ってくるな、あっちに行け、と言いたいに違いない。

私は、昨年秋だったかに蓮舫が最初に小池百合子にすり寄った時に、民進党は完全に終わったな、よりにもよって最低最悪の党首を選んだものだな、と思ったが、民進党はいまや崩壊一直線の様相を呈している。

それにしてもこの件、小池百合子公明党民進党との連携に「ちょっとワクワク」していた某都会保守氏に感想をうかがいたいもんだ。

「安倍晋三記念小学校」だって? 金正恩とどこが違うんだ?

金正恩だのトランプだの安倍晋三だのの考えることは全く理解できない。リテラの記事より。

国有地を激安不正取得、日本会議幹部の経営する「安倍晋三記念小学校」は安倍首相も了承ずみだった! 文春、新潮も追及|LITERA/リテラ2017年2月17日)より

 園児に「教育勅語」を暗唱させることで知られる「愛国幼稚園」こと塚本幼稚園幼児教育学園を運営する学校法人森友学園をめぐる国有地“激安”売却問題。先日、本サイトでは問題の「瑞穂の國記念小學院」の校名が当初「安倍晋三記念小学校」として計画され、実際にその校名で寄附金を募っていたことをお伝えしたが、きょう、新たな事実と疑惑が浮上した。

 それは、森友学園の理事長である籠池泰典氏が本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の取材に応じ、「安倍晋三記念小学校」という校名にすることを安倍首相本人に内諾を得ていた、と答えたのだ。

「(校名を決めたのは)安倍総理野党議員の時の話です。内諾はいただいていましたが、総理になってそれは出来ないと辞退されました。安倍総理政治家というより偉人ですよ」(「週刊文春」より籠池理事長のコメント)

 既報の通り、籠池理事長は憲法改正などで安倍政権と二人三脚の関係にある極右団体・日本会議大阪支部役員だ。くわえて瑞穂の國記念小學院の名誉校長には昭恵夫人が就くことになっている。こうした事実から、国有地が隣接地の約10分の1という破格の値段で森友学園に売却されていた問題も、安倍首相と何らかの関係があるのではないかと見られてきた。そして今回、安倍首相が小学校設立に自分の名前を冠することを許可していたことを理事長自ら認めたことで、その疑惑はさらに濃厚になった。

 しかも、この籠池理事長の話にはひとつの疑問が残る。籠池理事長は、校名に安倍氏の名前を冠することを「総理になってそれは出来ないと辞退されました」と言うが、本サイト前回記事で取材に応じてくれた、塚本幼稚園に子どもを通わせていた保護者Aさんは「安倍晋三記念小学校」という名が記された寄附の振込用紙について“2014年に学園側から保護者に配られていたもの”と証言。「2014年に何度も保護者に配られていたという話を別の保護者から聞いています」とも話している。

 一方、安倍氏総理に返り咲いたのは、2012年12月。「総理になったから辞退した」という籠池理事長の説明は辻褄が合わないのだ。

 もしかしたら、この小学校は安倍が総理就任後も「安倍晋三記念小学校」として計画は進められていたが、2015年に何か別の事情ができて、安倍晋三との関係を隠そうとしたのではないか。そして、この「別の事情」こそ、いま、問題となっている国有地取得ではないのか。

 実際、この土地取得には、それを物語るような疑惑の経緯が次々明らかになっている。そもそも、この国有地の売却は、校名から「安倍晋三記念小学校」の名前が消えた2015年、国有財産近畿地方審議会の審議で決まったものだが、審議会委員は「当時は森友学園に土地を10年間貸した後、その時の時価で売却するとなった。土地の金額についてはいっさい情報がないなかで審議した」と証言している(しんぶん赤旗2月15日付)。

 この時点でもかなり不自然な条件だが、審議会の決定から一転、森友学園より「地下に埋設物が見つかった」という報告を受けて、定期借地契約ではなく売買契約に変更。2016年に森友学園へ国有地を売却した。相場で約14億円あまりだと考えられる土地だが、同局が評価した価格は9億5600万円。そこから埋設物・土壌汚染除去費用8億1900万円を控除した結果、売却額は1億3400億円という破格値となった。

 しかも、じつは売買契約の約2カ月前である同年4月6日に、大阪航空局は森友学園に除去費用として1億3176万円を支払っている。土地の評価額9億5600万円に対し、森友学園に支払われた撤去費用と売却の際に控除された撤去費用の合計は9億5076万円。つまり、この国有地売買で国庫に入る額は、たったの500万円ほどなのだ。相場14億円の土地がたったの500万円−−−−。

 この問題を15日の衆院財務金融委員会で追及した共産党宮本岳志議員は、さらに森友学園は破格の土地代金1億3400万円のうち頭金しか支払っておらず、あとは10年間にわたる「分割払い」で延納利息1%という大甘な契約であることを指摘。近畿財務局が学校法人に対してこのような延納を認めた事例は直近3年間でも一件もないというが、売却額の根拠としている「控除したゴミの撤去費用」が8億円という見積もりといい、近畿地方審議会が森友学園からの小学校新設申請をたったの1カ月で認可していたこといといい(日刊ゲンダイ2月14日付)、何かしらの大きな力が働いていた──そうとしか思えない。

 そして、この怪しすぎる経緯を見れば、安倍首相が自身の名を小学校に冠することをやめて、その関係を隠そうとした理由もここにあるのではないか、と考えるのは自然の流れだろう。(後略)

リテラより)

引用したリテラの記事の終わりの方には、龍池泰博という塚本幼稚園理事長の恐るべき人物像(もちろん極右安倍晋三の崇拝者である)が紹介されていて、それも戦慄を禁じ得ないものだが(龍池の三男は21歳で自殺に追い込まれたそうだが、そんな家に生まれなくて良かったと心から思った。私の亡父も晩年極右化したけれど)、安倍晋三から話題が離れていくので割愛した。

安倍晋三やその周囲の悪行は本当にひどいし、昨今報じられる北朝鮮アメリカのニュースなどに接していると、金正恩、トランプ、安倍晋三の三人とは本当に似た者同士なんだなあと思う。

ただ、アメリカ北朝鮮や日本と違うのは、国民がトランプに激しく反発しているところだ。北朝鮮ではそもそも金正恩批判すると命が危ないからどうしようもないが、日本ではそんな政治体制ではないにもかかわらず、国民の3分の2近くが安倍晋三を支持ないし容認している。政治体制では北朝鮮よりアメリカにずっと近いのに、国民の意識や行動はアメリカより北朝鮮に近い。本当にどうしようもない国民だと思う。

中でもひどいのは本来権力批判が求められるはずのジャーナリズムだ。NHKはもう滅多に見なくなった。少なくとも、よほど見たいと思うNHKスペシャルでもない限り、自分の意思でNHKにチャンネルを合わせることはない。たまに私の意思ではなくNHKの映像が流れていたある日、かの岩田明子*1安倍晋三の心中を忖度して語る「解説」の場面に遭遇したことがあり、ああ、これが巷で話題のアレか。これじゃ平壌放送と変わらないなと呆れた。違うのは語る女の口調と容貌だけであって、その中身は寸分違わない。実にひどいものだ。

もちろんひどいのは何もNHK(や読売テレビ)だけではない。内閣総理大臣補佐官・河井克之のオフィシャル・ブログに先日(11日)公開された記事から以下に引用する。

大成功を収めたトランプ大統領との初の日米首脳会談|河井克行オフィシャルブログ「あらいぐまのつぶやき」Powered by Ameba2017年2月11日)より

安倍晋三内閣総理大臣ドナルド・トランプ米国大統領の初の日米首脳会談は大きな成功を収めました。最長八年つづくトランプ政権との日米同盟が、選挙からわずか三ヶ月で決定づけられたと言っても良いほどの好調な滑り出しでした。ある日本人記者は「共同会見でのトランプ大統領の眼差しが印象に残った。本当に安倍総理を好きなんだと実感した」と教えてくれました。また別の記者は「あれ以上の共同会見はない」と興奮気味に話しました。(後略)

何やってんだ、こいつら。

産経新聞記者・田北真樹子が書いた下記の恥ずべき記事は、これら有象無象の記者たちのたどりついた極北というべきだろう。

【日米首脳会談】安倍晋三首相「私は朝日新聞に勝った」 トランプ大統領「俺も勝った!」 ゴルフ会談で日米同盟はより強固になるか?(3/6ページ) - 産経ニュース

(前略)

 大統領選で日本に対しても厳しい発言を繰り返してきたトランプが、これほど安倍を厚遇するのはなぜか。実は伏線があった。

 昨年11月の米ニューヨークのトランプタワーでの初会談で、軽くゴルフ談議をした後、安倍はこう切り出した。

 「実はあなたと私には共通点がある」

 怪訝な顔をするトランプを横目に安倍は続けた。

 「あなたはニューヨーク・タイムズ(NYT)に徹底的にたたかれた。私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。だが、私は勝った…」

 これを聞いたトランプは右手の親指を突き立ててこう言った。

 「俺も勝った!」

 トランプの警戒心はここで吹っ飛んだと思われる。トランプタワーでの初会談は90分間に及んだ。安倍は、中国の軍事的な脅威と経済的な危うさ、そして日米同盟の重要性をとうとうと説き、トランプは真剣な表情で聞き続けた。(後略)

産経ニュース 2017.2.11 02:00=田北真樹子記者署名記事より)

ここで引用するまで、てっきり阿比留瑠比が書いた記事に違いないと思い込んでいたが違った。田北真樹子という記者だった。容貌が岩田明子に似ているかどうかは知らない。

アメリカ保守系新聞ワシントン・ポストはかつてウォーターゲート事件を暴いたし、現在もトランプと対立しているが(それがエスタブリッシュメントの立場を代弁するものだとの批評があることは承知しているが、それならウォーターゲート事件スクープはどうして生まれたのかと言いたい)、産経からはそんなものは出てきようがない。出てくるのはせいぜい安倍晋三と一体化して政敵を誹謗するデマ記事くらいのものだ。

権力のチェック機能というジャーナリズムの基本と真っ向から対立する、権力と一体化した新聞のあり方を目指すとかつて公言したのは読売渡邉恒雄ナベツネ)であり、渡邉の実像は前世紀末に魚住昭が放った渾身のノンフィクション渡邉恒雄 メディアと権力』(講談社,2000)にあますところなく描き出されている。


渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)

渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)


岩田明子や阿比留瑠比や田北真樹子の頭の中には、権力のチェック機能などという概念はかけらもあるまい。

彼らの、そして安倍晋三の思うがままに、従順な日本国民たちは今日も安倍晋三を支持し、「安倍晋三記念小学校」のことなど知ったことではないのだろう。

*1奇しくもかつての「長嶋番記者」故岩田暁美と同姓でよく似た名前だが、2人の人間性は全く違い、岩田明子はひたすら忌むべき人間でしかない。