文藝春秋の新刊 2010・1 「寺田屋」  ©大高郁子

ここに描かれている建物は、龍馬が襲われた当時の建物ではなく刀疵の跡なども、まあ、そういうものだそう。詳しくはウィキペディアでどうぞ。わたしも知らなかったことです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%94%B0%E5%B1%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6

とはいえ、100年昔の建造物ならそれだけで有難いよね。2階のすだれにあたる風がふわっと暖かく感じ、玄関のネコには野良感が不足していて、古都ならではのおっとりが見えたりする。

09年12月文藝春秋新刊案内リーフレット《こちらのページ》にあります。

集英社文庫 09年12月刊 清水義範 龍馬の船

龍馬の船 (集英社文庫)

龍馬の船 (集英社文庫)

書き下ろしだそうだが、この書籍に気迫も魂魄も感じないぞ、これのどこが小説なんだよ。ちょっと驚きましたよバーレスク清水義範。ジャック&ベティはどこへいった。蕎麦ときしめんはどうした。
船オタクの龍馬を描くとはいうけれど航海や当時の操船、貿易などに視点を当てるのならもう少々きつくきびしく危険な部分にスポットを当てなくてはいけないと思うが、そちらに筆が向かう気配はない。

文藝春秋の新刊リーフレット 2009年の12枚

なくなってしまった11月の黒猫、いまのところどこからも出てきはしない。どうなってるのかな。仕方なく新刊をもう一冊購入する破目になってしまった。


1月 五色反物

3月 


4月 アーモンド

6月 季節のもの


8月 夏の棚田

9月 友を待つ


11月 チリの黒猫

12月 冬の苺

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