世界屠畜紀行
書き手:千葉県立図書館 W
- 作者: 内澤旬子
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 単行本
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所蔵図書館 | 資料番号 | 請求記号 |
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千葉県立東部図書館 | 2102010906 | 64822 / 2 |
ゆうき図書館 | 010966257 | / 648.2/ ウ/ |
犬山市立図書館 | 111854386 | / 648/ / |
加須市立騎西図書館 | 310559760 | / 648.2/ セ/ |
大阪市立図書館 | 0011346274 | 648// |
1.この本を選んだわけ
宮崎県で発生した口蹄疫もようやく終息宣言が出されました。
普段何気なく食べている肉ですが、育てている農家の人や食肉に加工する人など、いろいろな人の手間隙がかかっていることは忘れがちですよね。
そこで、あらためて食肉について考えてみる一冊。あまり知られていない屠畜の現場を、世界中を巡ってイラストとともにレポートしています。気軽に読めますが、食肉をめぐる問題について、幅広くいろいろなことを考えさせられる本になっています。
また同著者の実践篇として、2009年10月から岩波書店の月刊誌「世界」に、豚を飼って喰う「飼い喰い」レポート連載中です。図書館で雑誌のバックナンバーを一つ一つたどって読むのも通な楽しみ方です。興味のある方はこちらもぜひお試しください。
ちなみにこちらは千葉県が舞台になっています。
2.こんなひとにおすすめ
肉好きの人、普段食べてるものをもっと詳しく知りたい人におすすめです。
世界の食事情に興味のある人にもおもしろいかもしれません。
3.こちらもどうぞ
- 作者: 仮名垣魯文,小林智賀平
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1967/07/16
- メディア: 文庫
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所蔵図書館 | 資料番号 | 請求記号 |
---|---|---|
千葉県立中央図書館 | 9100685420 | 9136 /KA43 |
大阪市立図書館 | 0000643063 | Fカナカ/アク/ |
日本人が牛を食べるようになって100年ちょっと。牛肉食の黎明期を振り返りたい人に、こちらをどうぞ。
聞いたことはあるけど、実際に読んだことがある人は少ないのではないでしょうか。
牛を食べることは当時の流行の最先端。明治初年に牛肉屋に集う書生や田舎武士、芸者など、様々な面々の生な語りが楽しい一冊です。
発行当時の雰囲気を味わいたい人には、和装本の復刻版(日本近代文学館刊)もありますよ。挿絵は幕末から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎が描いてます。