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2016-06-26 モノは好き、でも身軽に生きたい。

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モノは好き、でも身軽に生きたい。

モノは好き、でも身軽に生きたい。


多すぎる収納は人を不幸にする!
モノをたくさん持つことがハッピーなのでない。
少ない愛用品と楽しく暮らすモノ選びのコツ


タイトルにきっぱり「モノは好き」と書かれているのが正直でいい。
それでも身軽に生きるにはどうしたら?

やっぱり、本当に必要かどうかを熟考することが大事なんですね。
分かっているけれど・・・これはかなり難しい。

ワードローブ12着着回しは興味深く読みました。
私も洋服は少ない方ですが、だんだん増えてきているので注意しないと!
少ないかなと思ったけれど、工夫すれば色々着回せるし、けっこう組み合わせができてすごいと思いました。

無印良品好きなのも同じなので共感する部分もあり。

こういう本を読むと参考になるけれど、著者の持っているモノがこだわりがあって素敵なので逆に欲しいものが増えてしまうのが悩みです。

2016-06-18 「今の自分」に似合う服

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「今の自分」に似合う服 (天然生活ブックス)

「今の自分」に似合う服 (天然生活ブックス)

おしゃれに見せるのは、ほんの少しのコツだった

「おしゃれの悩み」はなぜ起こる?
コーディネートがしっくりこないなど、着こなしに関する、もやもやした疑問。
雑誌や広告だけでなく、個人向けコーディネートサービスでも活躍するスタイリスト・植村美智子さんが、そんな疑問をていねいに解きほぐします。
自分では気づかないおしゃれのコツや、ワードローブチェックの実例などを通じ、「『今の自分』に似合う服」を見つけるヒントを紹介する一冊です。
「自分でできるワードローブチェック」詳細解説付き



ここ数年で好みの洋服や色などが少しずつ変わってきた気がするのでファッション関連の本を手に取ることが増えてきました。
この本は表紙の服に似た青いカーディガンやボーダーを持っているので好みが合いそうだと思って読んでみました。


印象に残った文章。

・「誰にでも必ず似合うスタイル」と言うものは存在しないのです。

・「自分に似合っているか」のほうが、ずっと大切なこと。


自分を客観的に見て今の自分を知ることがファッションで迷走しない近道なのかも。



(参考にしたいところ)

サポートアイテムを充実させる
朱赤にチャレンジ
自分の「好みのスタイル」を貫く
トップスも試着をする
おしゃれノートを作る


自分でできるワードローブチェックはだいぶヨイショがいりそうだけど、やってみたらヒントがたくさんありそう。
今の自分に似合うファッションを大切に、日々楽しみたいと思います。

2016-06-07 やがて海へと届く

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やがて海へと届く

やがて海へと届く

地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。
そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)

すみれが消息を絶ったあの日から三年。
真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。
彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。
親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。
【死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語】



彩瀬さんのルポ『暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出』を今年3月に読んで衝撃を受けましたが、この小説もとても心に響きました。
震災について書かれたと聞くと、重苦しい気持ちが先に立ってしまってしんどくなりますが、最後まで読んでよかった!
「喪失と再生の物語」本当にそうだと思いました。

地震の日から消息を絶った(亡くなっているであろう)すみれの章と真奈の章が交互に綴られていきます。
現実を生きている真奈と違ってすみれの章はふわふわした不思議な感じや少し怖い部分もあり、緊張しつつ読み進めていきました。


これは小説ですが、東日本大震災で真奈とすみれのような別れをすることになった多くの人達がいたはず。
家族、友人、恋人など大切な人を突然の別れで失い深く傷ついた心は何年経ってもそう簡単には癒されないのかもしれません。


真奈と女子高生二人が交わした会話が特に印象に残っています。
教訓は大事だけど、忘れない!と力んで言うこととは違うというのにはハッとさせられました。


真奈と国木田さんの関係も素敵だなと思いました。
忘れることは悪いことじゃない・・・なんだか涙が出そうでした。
ラストは読者まで浄化され生きていることを祝福されているような気がして温かい気持ちになりました。


生きるって楽しいことばかりじゃないけれど、自分の寿命を最後まで生き切りたいと強く思いました。
私が死んだ時、残された家族や友人がいつまでも悲しみに沈んでいるよりも(たまには思い出してくれるとうれしい)自分の人生を精一杯生きて幸せでいてほしいと願っています。

2016-05-31 世界でいちばん貧しい大統領からきみへ

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ウルグアイでの現地取材によるムヒカ氏の肉声が聞こえるメッセージブック。
生い立ち、大統領になるまでのさまざまな体験など、絵本では語られなかったその「言葉」を通して、その人柄・哲学がよく分かります。
イラストたっぷりで子どもから大人まで読める本に仕上げました。


以前絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』を読んでよかったので、こちらも手に取りました。
メッセージブックとあるようにムヒカ前大統領が優しく語りかけているような感じがしました。
田口実千代さんの絵もとてもいいなと思いました。

テレビ番組でも見ましたが、ムヒカさんは若い頃にゲリラ活動をしていたそう。
4度の投獄経験があり、獄中の過酷な日々も語られています。
牢獄で救われたのは読書!
本を読んでゆっくり深く考え、感じることの大切さは世界共通だと思いました。

ムヒカさんが生まれ育った地区に日本人が住んでいて花の栽培を教わったという話は知りませんでした。
ずっと昔から日本と縁があったのだと思うと不思議な感じがしました。


>いちばん大切なものは命なんだ。


>ほんとうに貧しい人とは、社会とつながらずに生きている人なんだ。


生きていることは奇跡、挫折から何度もはい上がることが大事、人生という時間を大切になど心に留めておきたい言葉がたくさんありました。
色々な経験を乗り越えてきたムヒカさんだからこそより胸に響くのだと感じました。

2016-05-29 うたかた/サンクチュアリ

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うたかた/サンクチュアリ (角川文庫)

うたかた/サンクチュアリ (角川文庫)


人を好きになることは本当にかなしい。
かなしさのあまりその他のいろんなかなしいことまで知ってしまう。
果てがない――瞬間、私もまた彼に恋をする。
失望も欲望も、あらゆる角度から彼をくり返し発見して、くり返し恋をする。
そして、こういう恋はもう後戻りできないことを、くり返し知る――  
透明な空間のなかに、運命的な恋の瞬間と海の底のような静謐な愛の風景を描き出した二中篇を収録。
芸術選奨新人賞受賞。


吉本ばななさんの小説を初期の頃から少しずつ読んでいます。

『キッチン』は過去に読んだ記憶がはっきりあったけれど、今回は怪しい(笑)
角川文庫版を読みました。


「うたかた」

>人を好きになることは本当にかなしい。

読み始めて主人公のインパクト大の名前とこの言葉が印象に残っていたのを思い出しました。
若い頃「うたかた」だけ読んだのかも?
恋はもちろん、家族の絆について考えてしまう作品でした。


「サンクチュアリ」

男性が主人公なのが新鮮で珍しい感じがしました。
サンクチュアリとは聖域、自然保護区のことだそう。
智明と馨は偶然出会ってその後再会するのですが・・・人の出会いって不思議。
不倫自殺などけっこう重い内容なのにさらさら読めてしまうのがすごいと思いました。


どちらの話も辛い経験をしている主人公が登場しますが、最後はほんのり明るい光が射してくるような感じがするところが好きでした。