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2016-08-01 羊と鋼の森

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羊と鋼の森

羊と鋼の森

ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。



まず不思議なタイトルと美しい装丁に興味を持ちましたが、素晴らしかったです!
大好きな物語になりました。


子どもの頃、ピアノを習っていました。
けっこう習っていた年数は長かったけれど、練習熱心じゃなかったし、本当に好きだったかは謎。
今はほとんど弾けないのが残念です。


しばらく弾かれないままでしたが、次女が2年前に習い始めたのをきっかけにまたお世話になっているピアノ。
楽しんで続けているので、ずっと調律してないのはまずいかもしれない・・・と今更ながら思い始めました。

小説で調律師さんの仕事が少しは理解できた気がするので、実際の作業を近くで見てみたい気もします。
自己流でもいいので、またピアノを再開して娘と一緒に練習するのも楽しいかも。

歌うこと、音楽を聴くこと、好きな歌手のライブに行くことなど、ずっと音に触れる日常があるのはピアノを習った経験があるからかもしれません。


また仕事に対する姿勢についても深く考えさせられました。
年齢や職業は違うけれど、私も働き始めて2年目。
外村くんに感情移入しながら読みました。


仕事に慣れてきてだんだん周りが見えるようになってくる時期。
まだまだ不安や葛藤があるし、力不足を痛感する日々です。
でもこの仕事にやりがいを感じるし、職場の皆さんにも恵まれているのは同じ。
好きな気持ちを大切にして成長していきたいと改めて勇気をもらえました。


また何年か経ったら柳さんや秋野さん、板鳥さんの気持ちに共感できるかも。

この物語に出会えてよかった!
再読を楽しみにしたいと思います。

2016-07-18 そして生活はつづく

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そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)


食器洗いからもトイレ掃除からも何人たりとも逃れることはできない!
苦手な〈生活〉をおもしろがろうと著者は試みた。
共感と哀愁を誘う爆笑エッセイ。


俳優、歌手、文筆業・・・多方面で活躍している星野源さんのエッセイです。

源ちゃん好きなのですが、特に好きなのは歌!
最近の曲もいいけれど、一瞬で心を掴まれた「くだらないの中に」はあまりに好きすぎて苦しくなってしまうほど。

そんなこともあり、なんとなくエッセイは敬遠していました。
今回思い切って読んでみたら・・・想像以上に面白い!
そして予想通り下ネタが多いぞ(笑)

時々プッと吹き出しながら読みましたが、笑うところだけでなく、しんみりするところもあっていいバランス。
源ちゃんほどではないけれど、おなかが弱い方なのですごく共感してしまいました。

肩の力がフッと抜ける感じでクセになりそうなエッセイ。
これからも追いかけていきたいと思いました。

2016-07-10 小さな本の大きな世界

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小さな本の大きな世界

小さな本の大きな世界

いまなお、出版を求める声が鳴り止まない長田弘さんが
昨年亡くなる直前まで、11年間書き続けた連載エッセイ145編。

絵本作家酒井駒子さんの絵とともに1冊にまとめられました。

絵本、童話、児童書、図鑑など、
様々な本を通して、「大きな世界」の広がりを感じさせてくれます。


様々なジャンルの本を読まれているのはさすが長田弘さん!
既に読んだことのある本から未読で気になっていたもの、そして興味がない分野の全く知らなかった本もたくさん。

私にはけっこう難しい部分もあったけれど、とても読み応えのあるエッセイでした。
酒井駒子さんが描かれたうさぎの絵のかわいらしい仕草に癒されながらゆっくり読みました。


特に好きな絵本『ルリユールおじさん』『としょかんライオン』『空の絵本』についてのエッセイは共感しながら読みました。

我が家でも購入した『マップス 新・世界図絵』についてのエッセイは考えさせられました。
「変」と言われている部分は、たしかにそうかも・・・


・読みたい本

『シカゴよりこわい町』『シカゴより好きな町』リチャード・ペック著
『あべ弘士 どうぶつ友情辞典』あべ弘士著
『本泥棒』マークース・ズーサック著
『ニルスのふしぎな旅』上・下 セルマ・ラーベルレーヴ作
『せんをたどって』ローラ・ユンクヴィスト作
『伝説の編集者ノードストロムの手紙 アメリカ児童書の舞台裏』レナード・S・マーカス編
『いまファンタジーにできること』アーシュラ・K・ル=グウィン
『はじまりのはじまりのはじまりのおわり 小さいカタツムリともっと小さいアリの冒険』アヴィ作
『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子作

2016-06-26 モノは好き、でも身軽に生きたい。

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モノは好き、でも身軽に生きたい。

モノは好き、でも身軽に生きたい。


多すぎる収納は人を不幸にする!
モノをたくさん持つことがハッピーなのでない。
少ない愛用品と楽しく暮らすモノ選びのコツ


タイトルにきっぱり「モノは好き」と書かれているのが正直でいい。
それでも身軽に生きるにはどうしたら?

やっぱり、本当に必要かどうかを熟考することが大事なんですね。
分かっているけれど・・・これはかなり難しい。

ワードローブ12着着回しは興味深く読みました。
私も洋服は少ない方ですが、だんだん増えてきているので注意しないと!
少ないかなと思ったけれど、工夫すれば色々着回せるし、けっこう組み合わせができてすごいと思いました。

無印良品好きなのも同じなので共感する部分もあり。

こういう本を読むと参考になるけれど、著者の持っているモノがこだわりがあって素敵なので逆に欲しいものが増えてしまうのが悩みです。

2016-06-18 「今の自分」に似合う服

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「今の自分」に似合う服 (天然生活ブックス)

「今の自分」に似合う服 (天然生活ブックス)

おしゃれに見せるのは、ほんの少しのコツだった

「おしゃれの悩み」はなぜ起こる?
コーディネートがしっくりこないなど、着こなしに関する、もやもやした疑問。
雑誌や広告だけでなく、個人向けコーディネートサービスでも活躍するスタイリスト・植村美智子さんが、そんな疑問をていねいに解きほぐします。
自分では気づかないおしゃれのコツや、ワードローブチェックの実例などを通じ、「『今の自分』に似合う服」を見つけるヒントを紹介する一冊です。
「自分でできるワードローブチェック」詳細解説付き



ここ数年で好みの洋服や色などが少しずつ変わってきた気がするのでファッション関連の本を手に取ることが増えてきました。
この本は表紙の服に似た青いカーディガンやボーダーを持っているので好みが合いそうだと思って読んでみました。


印象に残った文章。

・「誰にでも必ず似合うスタイル」と言うものは存在しないのです。

・「自分に似合っているか」のほうが、ずっと大切なこと。


自分を客観的に見て今の自分を知ることがファッションで迷走しない近道なのかも。



(参考にしたいところ)

サポートアイテムを充実させる
朱赤にチャレンジ
自分の「好みのスタイル」を貫く
トップスも試着をする
おしゃれノートを作る


自分でできるワードローブチェックはだいぶヨイショがいりそうだけど、やってみたらヒントがたくさんありそう。
今の自分に似合うファッションを大切に、日々楽しみたいと思います。